◆SORAの腎臓がん日記◆

2008年12月まさかの「腎臓癌」
12センチの腫瘍が右腎臓に!
発病~入院手術とその後15年間の記録

母が退院しました。

2014-03-28 20:19:07 | 日常


19日に卵巣嚢腫の捻転による緊急手術をした母ですが、今日、無事に退院しました。

術後、自分が何処にいるのか?
幻覚をみているのか夢と現実の区別がわからなくなってしまったのか?
様々な痴ほう症とおもわれる言動などがあり
このまま痴ほう症になってしまうんじゃないかと心配しましたが、日が経つごとに少しづつ自分を取り戻しているようです。

退院の日は、お世話になっているホームの方がお迎えに来てくださったとのこと
そのまま元のホームへと戻りました。

ホームでは、母の退院を職員の皆さんが温かく迎えてくださり なんと、





こんな嬉しいサプライズそして、




退院祝いのケーキまで用意してくださったそうです。(姉がメールにて知らせてくれました)


こんなに温かく退院のお祝いをしてくださって、本当に有難い限りです。


母もホームの皆さんに大きなこえで

「ありがとうございます。」と言ったとか。

家族以上に温かく迎えていただき母もさぞ嬉しかったことでしょう。

また、元気に過ごしてくれることを祈るばかりです。





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えぇ!!83歳で卵巣嚢腫

2014-03-23 00:46:34 | 日常


実家の母が緊急手術をしました。

19日の夜、突然弟から母が緊急手術をしていると電話が入りました。

入所するホームで腹痛を訴え病院へと運ばれた母。
はじめの病院で、大きな病院へ行かないとダメだということで別の病院へ 
結局、次の病院でもダメだということで次の病院へ
病院を3つ移動。

腸を調べるために撮ったCTで
卵巣が腫れ上がり捻転を起こしているのが発覚。

母の腹痛は何と”卵巣嚢腫が捻転”を起こした為におこった腹痛でした。

卵巣嚢腫の大きさはなんと!!!

15センチ w(゜ロ゜)w 

     約650gm 




83歳のおばあさんが、卵巣嚢腫なんて思いもしていませんでした。
以前からよく足の付け根あたりが痛いと言うことがあったらしいのですが、
まさか卵巣が腫れてるなんて思いもしていなかったので
足が痛いと勘違いしていたのだと今となっては考えられるのですが。

私も卵巣嚢腫で何度も検査を受けていますが、
若い頃から母は、卵巣嚢腫になったことも注意をうけたことも
卵巣が痛くなったこともありませんでした。
それが、83歳にして見つかるとは驚きました。
しかも、その大きさにビックリ!
異常のない卵巣は2~3センチ。
それが15センチまで腫れ上がって捻転をおこしたのだから
さぞかし激痛だったことでしょう。
3つの病院をまわされる間の痛さを思うと・・・。

手術は夜の8時頃からはじまり2時間半ほどで無事終了。

たまたま連絡をもらった翌日が仕事が休みだった私。
急遽、奈良へ

今月の10日に次男と母に会いに行き
元気そうな母を見て安心して帰ってきたばかりだったので本当に驚きました。

83歳でこんな手術をしないといけないなんて・・・
さぞかし痛い思いをしているだろうと。
それが、手術翌日の母は案外元気そうであまり痛みもない様子。
今まで何度か手術をしたことがある母ですが、
不思議と術後の痛みをあまり感じないらしく「痛い」と言わないんです。
我慢して痛いと言わないのかと心配するのですが
ほんとうに我慢しているわけでもなさそうなんです。

若い頃に手術をした時も痛くないと言って看護師さんに
「嘘でしょ?痛いの我慢してるんでしょ?術後の痛みで泣く人もいるのよ。」と
言われたことがありました。
どうやら、母は痛さに鈍感というか痛みを感じない体質?のようです。
羨ましいような~(笑)

とにかく無事手術も終了し安心しました。

ただ、術後2日目にお見舞いに行くと
何だか母の様子が変。
今度は痴呆が母を襲ってきたのです。
ケアホームから病院を3件まわり、
手術後 救急救命の病室
翌日 婦人科病棟の病室へ移動・・・
自分がどこに居るのか?わからなくなっている様子。
そして、来てもいない弟の子供がさっきまで居たとか
夢を現実と思い込んでいるのか?
幻想を見ているのか?
そして、自分が手術をしたことも忘れてしまっているような・・。
看護師さんも環境が急激に変わると 
こういう痴呆の症状が出ることがあります。と

母自身も何となく自分がおかしいのがわかるのでしょう。
「おかあちゃん、おかしいねん。」
と口にするのです。


以前にも入院中に痴呆の症状が出て
その後に老人性鬱になってしまった母です。

今はまだ、ベッドに仰向けで寝ているだけの状態だったので
もう少し身体を起こせるようになったり、車椅子で移動できるようになると
多自分の居る場所も把握でき少しずつ頭の中もクリアになっていくと信じたいところです。


病院の先生も卵巣嚢腫で手術した最高年齢だとおっしゃっていたそうです

摘出した腫瘍は水ふうせんのようだったと姉から聞きました。
多分、良性だとは思いますが もし悪性であっても母の年齢から考え
抗癌剤治療などはしない方向で・・と姉と話をしてきました。


緊急手術ということに驚き
83歳で卵巣嚢腫になるということに驚き
そして、手術前には「お腹が痛い」とは言わないくせに
看護師さんに”弾圧ソックス”履かせてもらう時に「痛いなー!!!」と
母の痛いツボずれてない?(笑)
とにかく本当に驚きました。



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癌封じ寺 大安寺さんへ@奈良

2014-03-16 00:25:38 | たわごと

母に会いに奈良に帰ったので、
今年初の大安寺さんへも行ってきました。

2014年も無事に転移・再発のないようお参り!





平日とあって、大安寺さんは凛とした静寂に包まれていました。







では、皆さんもご一緒に大安寺さんにご参拝ください。







2014年も転移・再発なく過ごせますように・・・
ブログのお友達も転移・再発のありませんように・・・
治療中のお友達の副作用が少しでもありませんように・・・
そして、憎くき癌が消滅しますように・・・。


この写真、画像が小さいのでわからないと思いますが、
写真右下の方に緑の光が映り込んでいます。



少し大きくして、光のところにチェックを入れたみた写真はコチラです。
ちょうど参拝するあたりに光が降り注いでいるようにも見えます。








やはり、わかり辛いですねぇ

右下の方に緑の光、
左右斜めに白い光がいくつか差し込んで見えます。
光の屈折が映り込んだといえばそれまでですが、
よくパワースポットと呼ばれる場所では、
不思議な光が映り込んでいる写真が撮れれことがあります。
これは、大安寺さんのパワーだと信じたいところです!

以前、大安寺さんで写真を撮った時はなんとなく全体が
モワァ~とした光に包まれていたように思います。
カメラ技術に詳しい方なら、何らかの光の屈折だとか
レンズのくもりが原因だとか言われてしまいそうですが(汗)


信じるも信じないも貴方しだいです。
どうぞ、信じる方は大安寺さんのパワーを受け取ってくださいね。


大安寺さんの僧侶のパワーも頂いてください。







命の小経の竹林パワーも皆さんに届きますように





だるまみくじを引いてみました。







「小吉」

まぁー何事も用心しながら進みなさい。ということでしょう。






絵馬の横にだるまさんを奉納してきました。
だるまさんが多い時は、この絵馬のところいっぱいに並んでいるのですが、
この日は、私のだるまさんが一番のり!
多分、いっぱいになったのでお寺の方がだるまさんを回収したのでしょう。(回収という言い方はおかしい?かもですが・・・)





千羽鶴も奉納されていました、
私も友達から頂いた千羽鶴が家にあるのですが、
術後10年まで手元に置いておこうと思っています。
そして、無事に10年経過出来たら、是非、大安寺さんに奉納したいと思っています。


皆さんと共に大安寺さんのパワーをいただき2014年も
春、夏、秋、冬と穏やかな時間が過ごせますように





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母に会いに@奈良

2014-03-13 15:42:25 | 日常

今年は、お正月に実家に帰れなかったのですが
先日、帰ってきました。


今まで病院の中にあるケアホームに入所していた母が、
姉の家のすぐそばに新しく出来た介護施設ホームに引越しました。
やっと先日母の顔と新しく引っ越しした施設を訪問してきました。

今までの施設では、

24時間オムツ。

ずっと、車椅子。

食事の量は少なく、食器はプラスチック。

おやつなどの持ち込みは禁止。

着替えは最低限

お風呂はシャワーのみ

部屋は4人部屋


今回、お引越ししたホームでは、

24時間、オムツなし。普通の下着着用でトイレに行きたくなったら介護の方が付き添ってトイレへ連れて行ってくれます。
便意をもようしても出ない時は、お腹をマッサージしてくれたりします。

移動の時のみ車椅子。食事やその他の時間は、出来るだけ普通の椅子に座るようです。
ずっと、車椅子ばかりの母は、身体を支える筋肉も衰えていましたが、何度も練習していくうちに普通の椅子にも座れるようになりました。

また、車椅子で移動する時も自分の足を床に付け足を動かしながら移動する練習をしてくれ
動きが悪くなった足も少しづつ動かせるように!

食事のおかずの種類も豊富。食器は家庭で使う食器のように陶器の食器。
ご飯やおかずも出来立てで美味しいようです。ご飯のおかわりもするようになったようです。

おやつの持ち込みOK

着替えは、朝夕必ずあり。昼間には、ちゃんとした(ジャージやパジャマではない)服装に着替えさせてくれます。

お風呂は、檜風呂。入りたいと言えば入れてもらえます。

部屋は1人部屋。

何より、スタッフの皆さんがとても明るくて母に一生懸命話かけてくれます。
ご飯もスタッフの方と一緒に同じテーブルで輪になって楽しくお話ししながらいただきます。

買い物などにも連れて行ってくれ、外食もスタッフの方とも出来ます。
家族のように接してくださるので、本当に有難いです。

母の顔つきが、以前より格段に明るく穏やかになっていて嬉しかったです。

はじめにお世話になっていたホームと今回入所したホームでは入所にかかる費用も
倍以上違いますが、本当にお引越し出来て良かったなぁ・・って思いました。








大人っぽくなった次男を久しぶりに見て驚いてました。

話をしていると、しまいには母の口から

「もう早く死にたい。」なんて言葉もチラホラ・・・

これは毎度のこと。親のこういう言葉を聞くのは辛いもんですね。

明るいスタッフさんに囲まれた生活でも、
やはりホームでの生活や車椅子で自由のきかない生活は老いた母には辛いのでしょう・・。
自分がいつか母のようになったら・・・
やはり同じような言葉を口にしてしまうかもしれません。

毎度のことながら母の姿、言葉のひとつひとつに”老い”について考えさせられます。




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