漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

助っ人、踊るッス

2012-12-02 23:02:00 | アニメ
 例の企画 「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?18」、今度は「SKET DANCE」。今回からアプローチを変えて、まずはそれぞれの点数をつけてから、作品の総括として書くこととします。それから文中敬称略。あと、1クールアニメにつきましては、OP/ED部門は書かないことにします。書けるほど楽曲ないもの。けどこの作品は、今期の中でも特に長続きしたアニメです。

ストーリー…3点。3,1点。
キャラクター性…4点。3,7点。
画…4点。4,3点。
演出…4点。3,5点。
音楽…4点。3,7点。
総合的な評価…4点。3,9点。
総合点数…23点。24,2点。

 長く頑張っただけあって、それだけの高い評価は出来ます。作品としても「学園のSKET(助っ人)達が、人々のために走り回る」という内容がしっかりとなされており、学園ものとしてのジュブナイル要素も貫徹されているのは、高い評価がアテられます。
 キャラの魅力はとても出されており、特にスイッチ=笛吹 和義役の杉田 智和には驚かされた。惜しかったのは生徒会長=安形 総司郎役の関 智一と、椿 佐助役の下野 紘。女性陣においては、コマちゃん役の能登 真美子も良かったが、結城 零呼役の折笠 富美子は雰囲気バッチリでしたよ…。それはデザインにおいても同様で、そのへんはやはり安形 紗綾のネタキャラぶりがバッチリでしたね…。男でのネタキャラはやはりダンテやな…。この両者は声優もガッチリしておりました。あとは演出面で特に活躍してくれた早乙女 浪漫と、中馬 鉄二先生。他にも挙げればキリの無い布陣で、楽しませていただきました。適度に下ネタめいた部分もあり、バランスも良かった。唐突に話を引っ張ったり、SKET団の意外と深刻な過去設定には重くて追いて行きづらかったりした所もあったけど、それもキャラへのちゃんとした裏づけと考えればよいでしょう。人に勧められる作品ではありますが、ややだるんだるん体操気味な部分もあって、それについては見る人の好みもあることでしょうけど、あちこちに散りばめられたネタの応酬は、肥えた目を持った人には見応えがあるかと。残念ながら「劣化銀魂」という立ち位置?は払拭できなかったのが残念。私は「ポスト銀魂」になってほしかったし、コッチの方が好きだったりする。
 音楽の鳴瀬 シュウヘイも、平成仮面ライダーで鍛え上げられた作曲センスで、作品を大いに盛り上げてくれました。

ベストキャラクター賞…安形 紗綾
ベストOP賞…4代目OP(タイトル忘れた)
ベストED賞…6代目ED(同上)
ベスト声優賞・男性…杉田 智和
ベスト声優賞・女性…折笠 富美子


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。