漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

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探し物あれこれ

2012-11-28 22:57:00 | 特撮ヒーロー
 「スーパーヒーロータイム」ですが、例によって「聖闘士星矢Ω」から。光牙と龍峰は巨蟹宮にて、蟹座の黄金聖闘士・シラーと戦うこととなるが、冥界に届いた彼らはアリアの身を案じるが、それをシラーに否定され、光牙の闇の小宇宙(コスモ)が目覚めてしまう!!しかし光牙を案じたユナが、第七感(セブンセンシズ=いわゆる限界突破??)に目覚めたことにより、シラーを粉砕!!次回、獅子座のミケーネとエデンが戦う!?
 「ゴーバスターズ」レディ・ゴー!!陣 マサトが弱気になって、樹液クンにボヤいていた頃、メサイヤカードを見つけるため、エスケイプは探すメタロイド・パラボラロイド2を生み出す。消極的なパラボラロイド2だったが、すぐさま転送されたメガゾード・γ(ガンマ)は具体性に欠けるライフル攻撃も空しく、しかもゴーバスターエースにシャットダウンされてしまいます。いくらゴーバスターライオーもいるからって、展開巻き過ぎ…。で、パラボラロイド2が見つけたメサイヤカードの一枚は、すでにエンターが自ら取りこんでいた!!にらみ合うエンターとエスケイプだったが、その間にカードを発見したパラボラロイド2。消極的なやつのわりに、仕事はしっかりしていますぅぅ…。そして自ら出てきたNo.7のカードは、パラボラロイド2と融合し、あらゆる物質を取り込もうとする!!両腕にジェット機のような武装をしていたが、まさに取ってつけた感じ…。すぐに発見したゴーバスターズによって削除されるかと思いきや、そこに樹液さん(中村はこう読んでました)がカブる!?なんと、メタロイドを守りやがりました!?相変わらず突拍子も無い…。
 さて、パラボラロイド2をやっと探し当てたエンターとエスケイプだったが、エンターはメタロイドと融合したメサイヤの出来の悪さに呆れ気味。けどメサイヤ、樹液クンが前に現れて「カブルナ」と言うのは意外とわかってやがる…。結局見つけられた樹液クン達、陣 マサトも呼び出して問いただしたところ、No.7のカードには陣 マサトのデータが組み込まれていると言う!!彼の転送は十分に完了していないらしく、このカードの中にその肉体データが納まっており、これが無いと元に戻れなくなると言うのだ!!そして樹液クンは、この世界の楽しさをマサトに語る!!彼は亜空間で生まれたため、こちらの世界の自然を堪能したいらしい。そして、マサトにもこの世界に戻ってきて欲しいのだ。彼が弱気になっていたから、つい心配した樹液クンでした。しかしそんな心配をする必要はない、といつもどおりの手厳しい陣 マサトでした。
 そして事態を知ったゴーバスターズはカードを取り返そうとするが、エンターがメサイヤと融合したことで変身したエンター・ユナイトの邪魔が入り、さらにパラボラロイド2からNo.7のカードを抜き取られてしまう!!カードは奪われてしまったが、メタロイドは退治しました、エエあっさりと。ヨーコはもしかしたらと、研究所の人々のデータも復元できるのでは、と考えたが、どうやらそれは叶わないらしい…。次回、謎の怪盗・ピンクバスターが登場!?
 では「ウィザード」ショータイムだ。公安0課の木崎から譲り受けた魔法石から、輪島のおっちゃんが作り出した2つのウィザードリング。ファントムを探索に向かった操真 晴人の手伝いをしようと、自称弟子の奈良 瞬平はムダに張り切るが、やっぱり空回り。そんな折、彼の高校時代の先輩に出会う。その先輩は今、和菓子職人のところで修行しているのだ。瞬平は先輩の計らいで、そのお店・松木庵にお邪魔する。
 瞬平が先輩のもとに行ったので、晴人がその松木庵の話を聞いていた頃、ファントム・ヴァルキリーがメデューサと邂逅。上司をアレしてきたという話をして、新たなゲートを絶望させようとする。そのために配達中の先輩を襲うヴァルキリー!!晴人がやってきたおかげで彼は無事だったが、配達する和菓子は台無しになってしまう…。取引先の料亭には大将が他所を手配したおかげで事なきを得たが、料亭の女将はおかんむりで、取引を打ち切られてしまった!!…女将がファントムかと想像したが、「上司」と言っていたことを思い出し、これは違うなと気付いた。
 さて、事態を受けて瞬平は、松木庵の和菓子を押し売り…もとい路上販売!?そこにある百貨店の和菓子担当者が惚れ込み、急遽創作和菓子の受注を取り付ける!?話がうま過ぎるが、速攻で芋餡の饅頭「きぼう」を作り出すのだが、たった一日でやるのは巻きすぎだっつの。「フォーゼ」劇場版の閉鎖環境訓練のような省略はヤメレ。しかも芋餡の饅頭なんて、いくらでもあるでしょうに。
 何はともあれ完成させたわけですから、瞬平は大将の護衛で付き添い、ゲートと思われる先輩は晴人が護衛に。しかしその百貨店に届けに上がったところ、担当者は不在!?その担当者こそファントム・ヴァルキリーだった!!やつの狙いは大将!!彼こそがゲートであった!!晴人はすでにそれを予測済みでしたので、すぐにヘンシーン!!そして新たな指輪・ハリケーンドラゴンにチェンジ!!ヴァルキリーを圧倒するが、瞬平が人質に取られてさあ大変!!瞬平、お約束の展開。役立とうにも足を引っ張る状態。瞬平の来週…もとい明日はどっちだ!?
 では最後に「スマプリ!」です。今回はあかねのお話。学校の課題で、「たからもの」と呼べるものを探すあかね。みゆき達にも相談してみるが、何故か彼女の手は絆創膏だらけ。さて、宝物を探すあかねだが、部活のバレーボールもお好み焼きの篭手もしっくり来ない。みゆき達が店を訪ねて来て、彼女に渡したのは彼女の姿を模したワッペン??開催が近づいているバレーの試合に向けて作った、手作りのお守りです。やよいがデザインを起こし、れいかが生地を選んで、なおが裁縫を施し、みゆきも教えてもらって完成させたのでした。みんなの友情がこもったお守りが、彼女の宝物となりました。まんまの展開ですが、こういうのは良いものです。
 さて試合当日、あかねはウルフルンの襲撃を受ける!!彼もジョーカーに圧力をかけられ、後がなくなってきているのだ。しかしジョーカーの言った、「昔に戻りたいのですか?」というのはどういうことか。やはり「3匹の子豚」で無残な最期を迎えた狼さんなのだろうか(今の絵本では、そんな無残な目に遭わないが)。そして狼だけに、月がよく似合う。その対比で太陽さんさんキュアサニーというわけか。そして再び、バレーボールのハイパーアカンベェで襲ってきた!!そして彼女のお守りを「くだらない」と罵り握りつぶす!!その姿に思わず絶望しかけたキュアサニーだったが、ゲートの開放やバッドエナジーの放出とはいかず、4人に助けられます。あとはそのまま浄化し、ウルフルンは撤退。そして彼女は、自分の宝物が「みゆき達の友情」だと気付いたのでした。しかし展開をこっちも巻きすぎ…。BAD END空間の出現も省略されたし、キュアピースのじゃんけんも無くなってます。終盤ですから…。次回はキュアピースのお話。彼女は漫画家を目指すのか??相手はもちろん赤鬼さんです。次回はじゃんけんあるでしょう。それが最後になりそうだけどな…。

未来の先の想い

2012-11-25 20:11:00 | アニメ
 ようやく映画ラッシュが落ち着いた私ですが、「エヴァンゲリヲン:Q」は観ておりません。私はあまり興味が沸かないのであしからず。確かに「金曜ロードSHOW!」で冒頭を見たときは興奮しましたが、そういうのにノセられるほどでもなくなりましたので。
 で、今回観てきたのは
ねらわれ
た学園

です。タイトルのカタチそのままに書いてみました。イヤ、なんで「ねらわれ・た学園」というタイトルになっているのか、いまだに気になってます。以下、文中は敬称略でお送りいたします。今回この映画を観に行ったのは、昔の実写映画のほうを観たことが無かったので。これも元々角川映画で、確か大林 宣彦がメガホンをとった「尾道三部作」と呼ばれるシリーズのものだったはず。「時をかける少女」は有名なやつだったはず(原田 知世のやつね)。細田 守のアニメ版は結構観たが、声を担当していた仲 里依紗が主役を演じた実写リメイクは見ていませんでした。
 で、これの原作映画は薬師丸 ひろ子がやってたはずですが、よく憶えていない。その影響なのか、つい「セーラー服と機関銃」もこれに仲間入りさせがちですが、実際はどうやったかな。ちなみに長澤 まさみがやっていたTVドラマは観ていません。話を戻すと、薬師丸 ひろ子と原田 知世のやつは抑えましたが、これは観ていませんでした。だから観に行きたかくなった。では何故見ていなかったのか、前述の二作品の出来栄えがひどかったから…。両方ともTVで観たのですが(WOWOWとか、深夜の映画放送とか)、これが名作と呼ばれていたのが嘆かわしくなるくらいに。ものすごいガッカリ感でした…。大林 宣彦の采配とかはさておいて。あの人はわりと人格者みたいなので、ワガママで身勝手な監督の多い映画業界においては貴重な良識人のようですから、あまり悪くは言わないことにしておきます。でも映画の出来栄えはあまりよくなかったな…。以前観た「戦国自衛隊」もそうだ。というか、角川 春樹のプロデュースした映画は、やっぱり独り善がりな作品作りが多いと思うのは個人の見解だが、いま一つ面白くない。というか、原田 知世もそんな作品で大女優扱いされてお気楽に仕事できてるのが、何だか腹立たしい。同様の列に並べられるのが、和久井 映見。正直演技がひどいし、喋りも何喋っているのかわからん。これが演技派とか上手に扱われるようじゃ、そりゃ日本映画も廃るわ。
 前置きが長くなったが、話の流れを少々追いましょう…というか、これもそんなに書くことが無い。それどころか、アニメになってもその独り善がりが強く、正直よくわからんかった。そもそもアニメ映画にする必要があるの!?前述の「時をかける少女」も、あれだけで細田 守を大監督に扱うのは、それこそ浅はかですぜ。ともかく、それほどまでに書くことがありません!!SF小説ですから、ある程度理屈っぽくなって、その分小難しくなるのはやむなしです。それでも内容がわかりづらいし、劇中ではキャラに無駄な動きが多すぎ。曲芸めいたアクションや、ツッコミという名の暴力描写といったヤツです。アニメであることを極端なまでにアピールしたいのでしょうけど、やらんでいいことです。声優に関してはあえて言うまでも無く、プロですから当然熱演です。他の面子でもまゆゆの演技は、そう悪くなかった。これでAKBファンは納得するでしょう(そこまで浅はかな人ばかりでもないだろうに…)。ヤロウには興味ねぇけど、上手だったのは確かだ。あとは女子の絵柄や描写は実に良くできておりました。不貞寝してるナツキの尻と、カホのオパーイは実にお色気と肉感たっぷりで、オイシソウでした(コラ)。それくらいですね。
 結局この映画、キャラが「スタードライバー」のデザインに近いので、多分その制作スタッフが今度同作品の映画に関わったりするモンだろうから、その練習とか実験とかで今回の映画の企画が立ち上がったようなものじゃねぇ!?じゃあ何でこの映画??それは「時をかける少女」で興行的に成功したものだから、その勝ち馬に乗ろうという角川の浅はかな考えでしょう。あとはこれまたAKBのまゆゆを売り込むためのことだろうね。あんまり盛り上がらんわけだわ。正直、観た後は結構ガッカリでしたよ。絵は綺麗、あとはほとんど全てが余計。率直な感想はこうです。しかし作品のテーマらしい部分、「人間の集団化による一種の暴徒化」などの、人間の精神の弱さを描いた部分、そしてそれに対する「人間同士の相互理解」=そのためのコミュニケーションの必然性、とも取れるような言葉でのやり取り。これらを作品のメッセージとして取り込んだとされる?内容に関しては、現代社会の問題に鋭くは無いにしても、一石を投じようとした姿勢は結構である。この部分では良作だと言っても良い。ああいう形式になったのは、やはりこれがSF小説であったためなので、それはやむ無しか。

夢と約束

2012-11-20 20:21:00 | 特撮ヒーロー
 「スーパーヒーロータイム」を、今週もお送りいたします。「聖闘士星矢Ω」では、双児宮で龍峰と合流した光牙が、双子座の黄金聖闘士・パラドクスを粉砕する!!…かいつまんで書くとこんな感じ。小難しい理屈が多いので(感情とか憎悪とか)、その辺は解説して下さるブログに投げます(ヲイ)。
 「ゴーバスターズ」レディ・ゴー!!特命部に舞い込んだ通報を受け、メサイヤカードの通報者のもとにやってきたリュウジだったが、その空手道場の門下生が全てやられていました…。その中にいた一人の少年、ケンタはゴーバスターズから逃げ出す。彼の鞄から身元を確認したリュウジは、彼が何かを隠していることに気付いたものの、それを邪魔するエンター!!そしてケンタをマジェスティと呼んだ!?
 逃げたケンタを追ったリュウジだったが、彼の圧倒的な戦闘力にやられてしまう!!道場の門下生を蹴散らしたのはケンタで、彼の持ち物には機械工学の本が詰まっていた。彼は本当はエンジニアになりたいのだが、有名な空手家の父親がそれを「逃げ」だと称して、認めてくれない。それを認めさせたいと、その力を振るおうとしていたのだ。ちなみに白帯の彼が、赤いグローブをしていたことを気にしたヨーコがそれを門下生に訊ねたところ、白いグローブしか揃えていなかったので、それに気付いたヒロムがヨーコの鋭さを指摘した時、ヨーコはドヤ顔してました…。さて、やめさせようと説得するリュウジだったが、彼のグローブに寄生したメサイヤが目覚める!!
 メサイヤは人間の闘争本能のデータを集めるため、周りの人間に同様のグローブを付けさせ、ケンタと闘わせた!!リュウジも必死に止めようとするが、まだメタロイドが現出していないため攻撃できない!!そこにエスケイプも!!相変わらずカブる樹液クンでした…。メサイヤグローブの戦闘力に圧倒されるリュウジだったが、あらかじめダメージフェイス作りすぎやでリュウさん…。そして止まらないケンタに、「夢を諦めるな!!夢はそんなやつ(メサイヤの野望)なんかに負けない!!」と訴える!!その意志がメサイヤの動きを一瞬止め、近くのトラックのエネトロンを吸収し、メサイヤロイド(公式になりました)のNo.3・カラテロイドが現出!!リュウジの狙い通りとなり、ケンタの夢の強さを語るのでした。
 あとはパワードモーフィン!!エスケイプを倒しかけたヒロムや陣たちだったが、彼女はエンターに助けられた!?ヒロムと昆虫コンビは転送されたカラテゾード(βタイプで、顔が使いまわし。若干顔が変化してます)に対抗。そしてカラテロイドは、熱暴走したブルーバスターに致命傷を負わされ、イエローバスターがライオブラスターで削除!!そしてバスターヘラクレスに取り押さえられたカラテゾードは、ゴーバスターエースによってシャットダウン!!ケンタは父親に夢を強く訴え、認めてもらいました。次回、樹液クンが陣 マサトを救うためメタロイドと組む!?さらにエンターも武装!?ちなみにメサイヤカード、No.はラインの数で決まります。
 「ウィザード」ショータイムだ。輪島のおっちゃんに魔法石から指輪を作らせたい木崎だったが、おっちゃんは気分が乗らず、木崎は苛立つばかり。おっちゃんは木崎を宥めたが、正直魔法使いでなければ指輪は使えません…。
 直己が移送されることを知った操真 晴人と大門 凛子は、晴人が移送車両を追うことに。車両が倉庫に入ったところで、そこを襲撃するグール!!木崎は必死に直己を連れ出すが、そこに晴人が現れ彼らを助ける。しかし直己は囮でした。さらに甦ったフェニックス!!やつが退いたところで、木崎から事のあらましを聞く晴人。半年前、行方不明事件の調査の際、直己の父親は魔法石を手に入れ、それを追跡してファントム・ガーゴイルとメデューサたちの密会を抑えた。そこで息子がゲートとして狙われたことを知った父親は、木崎に直己の保護を委ね、足止めをして命を落としたのであった…日食とは関係なかったね。
 一方0課で張っていた凛子は、直己の姿を見つけ驚く…刑事なんだから、囮くらい予想しときなさいよ。囮は顔を隠してたんだし。それを襲撃するガーゴイル!!かつて足止めした彼の父親のことを引き合いに出し、「父親が自分(直己)のために死んだ」と、言葉巧みに相手を絶望に追いつめる!!…賢い文法の使い方だな。メデューサの入れ知恵??追いついた木崎と晴人によって、ガーゴイルは石化も空しくフレイムドラゴンに倒される。あとは直己のアンダーワールドで、ファントムを倒して終わりです。直己への説明を晴人がしてくれたおかげで、木崎への誤解も解けた直己は、公安を目指すという希望を抱き、木崎は輪島のおっちゃんに魔法石を預けてくれたのでした。次回、その魔法石から新たな希望が誕生する!!
 「スマプリ!」です。図書室のみゆきの前に現れた本に吸い込まれた!?みゆきはシンデレラに!!その本はメルヘンランドに伝わる「はじまりのシンデレラ」と呼ばれる本で、あらゆるシンデレラの原本!?その本を追ってきたポップと、その本を持ってきたキャンディによって、みんな本に吸い込まれた!?ポップは本の外で物語を追いますが、バッドエンド王国も「シンデレラ」をバッドエンドにするために、あれこれと邪魔してきますオニ。けど料理に関しては、みゆきが自爆しただわさ。
 で、舞踏会に行こうにも、すでに魔法使いのやよいはとっ捕まっておりました…。それを助けてくれたのはお友達のネズミ・あかねとなお。そしてトカゲのキャンディクル…「電撃ナース(古いPCゲーム)」のクロコダイルナースみたいや。あとは魔法使いの力でショータイム…それは違うヒーローです。魔法使いの杖がピースサインだったのは、キュアピースならではのご愛嬌。魔法のシーンがそのままピースサンダーだったのも仕様です。
 で、道中で狼姉さんが邪魔してきました。さらに念入りに、他の参加者も追い払って、れいか王子様を手篭めにしようと…立場が逆です。そこに割って入ることのできたみゆきは、あとは物語の流れに沿って…と思いきや、狼姉さんによってガラスの靴がアカンベェに!!…赤っ鼻でしたわ。さらに全員、変身が出来ないため、キュアハッピーだけで乗り切ることに!!…最近みゆきが目立ってなかったからだろうな。で、アカンベェは、ひたすら逃げるのみ。12時になればいいわけですから、戦力は関係無しということです。シンデレラの話を愛してやまないみゆきの気持が気合を注入し、とうとうチャッカマンまで出して来て一人でハッピーシャワーによる浄化を行い、そのまま帰りましたとさ。
 あとはガラスの靴を手掛かりに、花嫁を探すシンデレラですが、従者に化けた赤鬼と魔女によって、大型サイズのガラスの靴!!アカオーニにピッタリ!?と思いきや、それ以上の大きさでした…。あとは本物の靴を見つけ、偶然にもみゆきの足に本物がはまり、めでたしというわけですが、もう何でもありなシンデレラになりました…。次回、あかねがお宝=自分の大事なものを探します!!

彼の声は誰がために

2012-11-17 22:09:00 | アニメ
 さて、観てまいりました「009 RE:CYBORG」。Production I.G制作の「サイボーグ009」ということで、クオリティはともかくいささか内容的に心配でしたが、良い意味で的中したので、それは良かった。そして今回は前編フル3D映画!!ということですので、見る分がこれまた心配でしたが、わりとストレス無く観ることが出来て、これもまた良かった。
 デザインは石ノ森デザインが、「リアルに描いたものをデフォルメ(今回は崩壊、という意味で)させて描く」というものですが、実に上手くまとめられていた。石ノ森 章太郎がメンバーをリアルに描けば、こんなイメージだったかもしれない、と思わせるような出来栄えでしたよ。声優においては、てっきり12年前のTVシリーズのキャストで行くかと思っていたので、いささかイメージが追いて行きにくかったが、決して悪くない。特に003=フランソワーズ・アルヌール役の斉藤 千和は、さすがに上手で、本人もぜひ演じたかったとコメントにあったとおり、もの凄くイメージを洗練してくれました。これはハマリ役になってもらいたい。一番重要なメイン二人は、少々イメージがいまいちだった印象があるが、私個人の感想ですのであしからず。それに両者とも、もの凄くイメージを大事にしてくれていたので、むしろ賞賛したい。あとの面々は…コメントしづらい。印象薄くて。気になったのは001=イワン・ウイスキー。テレパシーで会話するという設定のため、話し出すときに反響音のようなノイズが入るのが特徴。ある程度身構えておかないと、結構ビビります。
 では本編の紹介を。世界各地で高層建築物が爆破されるという、テロ事件が頻発していた。それを追っていたのはもちろん国際的警察機関であるCIA(アメリカ)のジェット・リンク=002と、MI6(イギリス。解体されたはずですが、他の機関を知らないので)のグレート・ブリテン=007(ゼロゼロセブンであって、ダブルオーセブンではない)。両者の情報交換により、事件の手がかりは「彼の声(かれのこえ。かのこえ、ではない)が聞こえた」という、犯行を実行した者の証言。全ての犯人に共通したことである。そしてグレート・ブリテンは何者かに追われ、その追っ手を得意の変身能力でくぐり抜けたのであった。
 話が前後したものの、一方で日本の六本木ヒルズでは、一人の青少年が下の展望台に出かけていた。青少年の名は島村 ジョー…ご存知のとおり、サイボーグ009である。しかし彼はかつてのサイボーグ戦士ではなくなっていた…。今では高校生として、展望台でデートである。そこにやってきたのは一人の大男、ジェロニモ・ジュニア=005!!彼に襲い掛かられ、屋上に逃げるジョーだが、戦いの最中に能力に目覚める…その演出はさすがI.Gといった具合で、その瞬間は「周囲がスローに映る」というもの。そして航空機から飛び出す女性…フランソワーズ・アルヌール!!彼女を掬い上げた時、ジョーは009としての記憶を呼び覚ます!!…ここまでかなりネタバレしてますが、実際やらないと話を進められません。
 その後、ギルモア財団に召集されたジョーは、再び世界の危機に立ち上がる!!この間のことはある程度伏せておきましょう。何故彼が記憶喪失になっていたかとか、デートの相手はどうなった、とか。ヒントとしては、そのデートの相手の声優は、斉藤 千和が二役で担当しております。けど、戻ってきたジョーへの、フランソワーズのお色気アプローチも、I.Gならではのサービスだと、追記しておく。
 ギルモア財団にて、001やギルモア博士達と、ジェットの情報から得た「彼の声」の話をする一同だが、そこに驚くべき事実が明らかに!!その辺りは少々伏せておくが、その謎を追っていたのは彼らだけではなく、006=張々湖に008=ピュンマ、そのピュンマに同行した004=アルベルト・ハインリヒ、そしてジェット・リンク。ジェットにはこのあと思わぬ再会をすることになるが、ピュンマが考古学博士となっていたのには、祖国で骨董品扱いされていたアルベルト同様驚きである。そのピュンマが探っていた遺跡で、彼の声への手がかりを見つけた二人だったが、ピュンマは消息を絶ってしまう…正直彼の出番これくらい。深海活動能力を発揮できる描写が無いためだけど、オイシイ活躍だ…。冒頭で前触れナシに出番終わったグレート・ブリテンよりかはマシか??…イヤ、あっちは能力を発揮できていただろ。
 これより先は怒涛の展開を見せてくれますので、正直書ききれない。しかし、多くの作家に影響を与えた不朽の名作「サイボーグ009」のテイストと意志が、I.Gの手によって見事に凝縮されており、むしろ作品世界と同調し、その世界観を大きく広げ、かつ見やすく出来ているのには驚かされた。作家達の絶賛の声どおりである。押井 守のテイストを受けたI.Gの感覚には、大きく足並みが合っている。I.Gゆえの説教臭く観念的で感覚的な演出が多いのは好き嫌いが分かれそうだが、それが「サイボーグ009」との相乗効果を上げているのは実に驚かされたし、見事なまでの化学反応を見せてくれていた。それだけでも「名作」と呼べそうな一本の映画である。
 先ほど「説教臭い」と書いたのは、「彼の声」の正体の部分である。これは詳しくは書けないが、まさに観念思想であったし、その辺りはわりと想像がついていた。冒頭に語られた一節「はじめに声ありき」のとおり、まさにその声がどこから来るか、それこそが彼の声の正体。それにその解説は実に長く、ついていくのは難しいかも(個人差は出るが)。それを見せられるよう、聞けるようにした演出力も素晴らしいものがあった。とりあえず、フランソワーズがすっかりお色気担当になっていたのはどうよ。
 それに彼女が語った一節「神さまは、乗り超えられない試練は与えない」には物申す。アルベルトも言っていた、「神という存在ほど、身勝手に命を奪って行った存在は無い」のとおり、「乗り越えられない試練で無残に命を落とす人間を嘲笑いたい欲望が存在している」から、試練をよこす。と思っていますよ。だから「乗り越えられない試練を与えたがる」と思うし、それによって乗り越えた者のみ身勝手にやらせる、というのが、神という存在の「振るいにかける」というものだと思いますが。…これも一種の「彼の声」か??

小さな巨人!?

2012-11-13 23:00:00 | 特撮ヒーロー
 それでは「スーパーヒーロータイム」にレッツラゴー。「聖闘士星矢Ω」は、ようやく牡牛座と決着が付きましたが、今回のメインはユナが巨蟹宮で、蟹座の黄金聖闘士と戦ってました。そいつもまた、先代のデスマスクみたいに、「人の生死」に対して変な美学の持ち主。自分が生き抜くため、他人を次々と殺めていったヤツです。ユナは生死の境で人を救うことを願ったが、それとは逆。けど今回は、ユナの変顔がたびたび登場し、最後には先代蟹座の技・積戸気冥界波まで登場!!というか、やっぱり既視観満載で、さらに黄金聖闘士は偏屈(屈折しているという意味で)なやつばっか…。まともな奴はおらんのかい!!
 さて、前回のティアラロイドは№.2のカードだったようですが、司令室に陣 マサトがプロレスタイトルマッチにお誘いにやってきたものの、誰もそれどころではなかった。そこにエネトロン異常消費反応!!さらにメガゾードが同時に4体転送!!1体はすでに転送済み!!現場に来てみたものの、どこにもメタロイドやメガゾードがいない!?ゴーバスターエースで出動したヒロムは、現場のダッシュマザー…もといスタジアムに吸い込まれた!?イヤ、形状が似ていたもので。味の素スタジアムってココ??
 中で待ち受けていたのは、エンター主催のメガゾードタイトルマッチ!?中にはリングが用意されており、ここでフォークゾードαと戦うことに!!凶器攻撃に苦戦しながらも、こいつはあっさりと倒せたのですが、次にやってきたダンベルゾードβと、「キックの鬼」メガゾードγのタッグと戦闘!!…ムエタイ系らしいです。そして相手は反則攻撃も辞さない!!一方外では、なかなかスタジアムに入られないゴーバスターズ。このスタジアムで、陣 マサトが誘っていたタイトルマッチが予定されていましたが、さすがに中止。今回、βとγがドーム内部に転送されたことを不思議がるが、バグラーの襲撃もあり一度引き下がってしまったゴーバスターズ。そこにメガゾードΔが転送!!外部に転送されたため、ドームが吸収します。そのタイミングを狙ってワイヤーをかけ、内部に突入しようとしていましたが、はじき返されてしまいました…。そこで、陣 マサトと一緒に、タテガミライオーを使った新たな戦略を提案するリュウジ。
 内部ではγのキックでβを同志討ちに追い込んだヒロムでしたが、ハードパンチャー・Δの登場により、極悪タッグ誕生!!…ポーズが武藤 敬二だったりと、完全にスタッフも脚本も遊んでます。そこが面白い。完全に追いつめられ、すでにエースもボロボロ。エンターはギブアップを持ちかけてくるが、もちろんギブアップしません。「戦闘開始から1時間程度、亜空間突入を準備していた13年間に比べれば、息していたようなもの」と言い返しも良い。そして突入してきたのは、タテガミライオー・GT-02・RH-03・バスターヘラクレスの5体合体・ゴーバスターキング!!そしてドームこそが、メタロイドの正体!!腕はΔのパンチグローブ、足はγのキック足の巨大メタロイドとはおかしな存在だが、メサイヤカードならではか。しかもコイツ、実況解説担当のため、よく喋る…。それにしてもリュウさん、あの発見方法は無いわ。エースとキングのタッグ技で、極悪タッグは削除され、ドームロイドもゴーバスターキングの必殺技でシャットダウン完了!!ドームロイド、その時まで喋り倒しでした…。No.11のカードも破壊され一安心したところで、陣 マサトはまたタイトルマッチにヒロムを誘うが、当分リングはこりごりなヒロムに、ニワトリマスクのレスラーは泣きっ面に蜂でした…。すごい変顔を披露して、オチが付きましたとさ。次回、再びエスケイプが襲撃!!
 では「ウィザード」、ショータイムだ。新たなゲートを襲うファントム・ガーゴイルを迎え撃つ操真 晴人。その頃、面影堂に国家安全局0課が尋ねて来て、輪島のおっちゃんを連れて行ってしまった!?それを舜平に淡々と説明するコヨミは、久々にキャラ性を発揮。そして輪島のおっちゃんは、0課課長の木崎の依頼で、魔法石から指輪を作るよう要求される。
 そして晴人は、保護したゲート=直樹から事情を聞く。彼は半年ぶりに秋田から東京までやってきたのは、半年前に殉職した国家安全局員の父親の死の真相を知るため、部下だった人物を尋ねに来たのだ。その人物のところまで送ることにした晴人だったが、その人物こそ、輪島のおっちゃんを連行した、0課の木崎!!現地で思わぬ再会を果たした晴人と凛子を尻目に、直樹は木崎に問い詰める!!しかし木崎は答えず、晴人を化物呼ばわりし、部外者として追い返そうとする。それに楯突く直樹。再びガーゴイルが襲ってきた!!
 相手の石化能力は前の戦闘ですぐにねじ伏せられたのだが、敵もグールを従えてなかなか苦戦する。一方直樹を連れて逃げる木崎だったが、その姿を直樹になじられ、父親が死に直面した時も木崎は逃げ出した!!と責められる。…東電への皮肉??その真相を問い詰めようとする直樹だったが、再びガーゴイルが目の前に!!次回、木崎の狙いとその信念が明かされる!?そして最後の希望の指輪は完成するのか!?
 あとは「スマプリ!!」。緑川家は今日もいい天気??子供相手に遊ぶ親父さんを尻目に、仲間と合流したなおでしたが、どこに行くつもりだったんだ??ただ集まっただけ??そこに降って来たのは…マジョリーナの作った薬品・コドモニナール!?これを浴びたウルフルンとアカオーニは、子供になってしまっただわさ!!それを投げ捨てたそいつらのとばっちりを受けたプリキュアの5人でした…。キャンディにいたっては、赤ん坊になってしまったクル…。
 しかし子供になった5人は、そのまま子供らしいお遊びをしておりましたです。地面にマジョリーナの落書きをするやよいに、一同大はしゃぎ。そして5人とも、喋りも随分と子供じみておりました…。その後、マジョリーナが自分の落書きを書き直していたり、いつものお巡りさんに声をかけられてたり、馴染みの風景です。平和だなぁ。
 子供らしい遊びをしていた5人のもとに、薬を探しに来た狼と赤鬼でしたが、そのまま遊ぶことに。バッドエンドも迎えられないし。子供にあの本は重かったそうな…。「だるまさんがころんだ」では、れいかと手を繋ぎ、顔を赤らめるウルフルンが新鮮。そして追いついたマジョリーナによって、周囲の親御さんがBAD ENDに!!で、やっぱり変身する5人でしたが、変身しても子供のままや…。名乗りもたどたどしく、テンポも合わせないと上手くいかないという、平和ながらグダグダな有様。けどキュアピース、グチパ(グー・チョキ・パーを一緒にした手)は無いで。狼や赤鬼にまでズルい言われてたし。もっとも、それを話に入れていたわけだが。
 で、今度のハイパーアカンベェはどんぐりです。プリキュアが5人とも子供の姿ですので、全然展開が進みません…。背景も子供の絵描きレベルで、平和すぐる。ハッピーシャワー・マーチシュート・全て飛距離が足りず。サニーファイヤーは、ジャンプが届かない…。ビューティブリザードはそよ風程度の威力だし、ピースサンダーは恒例の感電で、本人が大泣きする始末…。けど鬼ごっこ戦法で、アカンベェを翻弄するうちに、狼と赤鬼までそれに混ざってきました…。子供なので、面白そうに映ったようです…。結局ウルフルンとアカオーニがマジョリーナに文句を付け、モトニモドールを出してもらいました。これは仕様か…。しかし自分が先だ!!と抜け駆けしようとする二人がモメている間に、プリキュアのところで薬が四散する結果となり、先に元に戻ったのはプリキュアの方でした。とはいえ、連中も来週にはモトニモドールことでしょう。そのままどっか行ってしまった。あとはちゃんと元に戻ったプリキュアによって、アカンベェは浄化されました。
 小さくても記憶はそのままだったため(素行が子供らしくなっただけ)、久しぶりに子供心に遊びまわった5人は、そのまましばらく遊んで帰りました。そしてなおも、久しぶりに弟や妹と、子供らしい遊びに興じて、お母ちゃんに怒られちゃいました。それにしてもこのご時勢に平屋って…。まる子の家じゃあるまいし。なおの父ちゃんは大工のはずですが??趣味ですか??次回、劇場版でもとんでもない目に遭ったみゆきが、またもシンデレラでトンでもない目に遭う!?