漆黒文書の森

筆者が日常からヒーローものまで、様々なことを書き込むボヤキブログです。

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夢が人を裏切る時

2013-02-02 23:27:00 | 日記
 いよいよ震災から3年目になろうとしておりますが、実はかねてより悩んでいたことがあります。最近、バンダイに関してかなりキツイ文章を書くようになっていますが、これでかなり悩みました。今回はそんな内容ですが、気分を悪くなされる人も多いと思います。しかし現実に私の身にふりかかったことで、それから来る私の憶測に過ぎないことですが、「夢・クリエイション」の名の下に、自分勝手な夢を押し売りする産業が、どれだけ買う人を軽んじているのか、改めて考えていただきたい。
 結論から書くと、これで企業を責めたところで、企業のあり方が改善されることはありません。バンダイをこき下ろすスレもありながら、それすらも野放しにされていますから。これまでそれを様子見していたのですが、改善の様子が窺えないことから、今回ぶち撒けることにしました。これで企業の持つカネの暴力で、名誉毀損とか言われそうな気もしますが、個人的な不満ということで相手にもされないでしょう(それはそれでありがたいのですが)。だから批判的な内容も、放ったらかしにされてるんだし、経済においては一人の意見などでは、企業もびくともしないだろうし。どうせ書いたところで、バンダイが殿様商売を反省するわけありませんから。これをぶち撒けて、私はブログを締めることにします。しかしそれでは波及効果もありませんので、期限を設けて締めることとします。期限は3月・震災の周忌の時にいたします。

 さて、震災の時にどんなワリを食わされたのか。以前「club MG」という、マスターグレード(割高のガンプラ)を扱ったキャンペーンを、2010年に行っておりました。私も最初はそれほど興味を持たず、「高い商品でポイント1なんて、随分と身勝手であこぎなキャンペーンをするものだ」と思ってましたが、上手い具合にポイントが集まってしまい、静岡工場の見学会に参加できるところまで来てしまったため、私も「少しはあやかろう」と応募しました。それは別にいいのです。商品にカネ出すのもそこまでは自己責任だし、贅沢して自分の生活を苦しめるのも、自分の責任です。商品を選ばせるのも、それはサービスの一環です。そこは自己責任であるので、私もそこまでは責め立てるつもりはありません。そこまで責任を要求するのは、身勝手というものです。私も、「坊やだからさ」。
 しかし、震災が起こりました。翌日には原子力発電の事故まで発生し、ますます世間の自粛ムードが強まってきました。少々脱線しますが、私はこの自粛ムードが大嫌いです。特に押し付けてくるのが一番気に食わない。震災以前から嫌いですが、より嫌いになっております。この件も原因の一つですが、この自粛ムードというもの、企業が責任を言い逃れするために行うことであって、その温床になっていることが、一番気に食わない。対応を避ける理由を、被害者が作っているからです。それが嫌いな理由です。大体、大手のマスコミとかが一番この状況に乗りやすく、すぐに「放送自粛」とかの態度を取り、逃げるための退路を許してしまっています。

 だから、すぐに取りやめることは容易に想像できました。しかし自社提供のイベントを控える企業としては、ここは顧客である購買層のことを考えなければならないはずです。おそらく取引先への連絡といった体裁は、十分に企業として考えていたことだと思います(社会人なんですから)。しかし地震が起こった途端、静岡工場は全面撤退し、電話も繋げないという手段を取っておりました。これではまるでイタリア人の船長みたいだ。すぐに自粛ムードに逃げることを受け手が許すから、責任逃れが板に付いてしまう。甘いよねぇ、坊や!!
 自分達で主催した催し物に、自分の生活を金銭的に圧迫して遠方から来る人もいるだろうし、子供のために商品を多く買った人も少なくないはずです。自腹で自社の商品を買って生活を圧迫するのは自己責任だとしても、そんな興行のために下げたくない頭を下げて休みを取ったり、仕事を他所に負担するためにも頭を下げて休みを融通して、その日のために備えた人もいるだろうに。商品の対象年齢が15歳以上だということを考えれば、その年齢ではそんな責任も負わされることを想像しなければいけなかったはずです。企業がユーザーに金を支払わせて企画への参加が叶うのだから、これは業務上の取引と同系列に扱わなければならないはずです。

 参加することは自己責任だとしても、それに対する配慮も無いまま、呼びつけた人間の行った努力を2度もふいにして、また同じような社会的な負担を簡単に負わせるような、主催者の身勝手な振る舞いを押し付けられて、またも身勝手な日程を組んでお誘いというのは、同じ労働者としては侮辱された気分です。「自分達は稼いでいる天下の企業だから、下々のものに何をやっても許される」とか、傲慢な考えが見えてきます。さすがはおもちゃ産業、「遊ぶことが仕事」と考えているためなのか、「仕事を1日休んでも、自分達だけはそれは遊びと同じだから大丈夫」とか本気で考えているんだろうな。衣食住といった人間性の三大要素に、一番必要の無いものを量産して、人を堕落させる産業だというのに、とんだ傲慢さです。やはり、「坊やだからさ」。

 その後で原発事故も起こっているのだから、再開したところで動いていない機械でも見せていたんだろうか。その時の参加者の記事を探って拝見したのだが、その辺のことは書かれていなかった。自家発電施設もあるだろうけど、前述のような屈辱的なお誘いの後では、腹が立ってとても参加する気にならなかった。私のこの行動を「バカ」と呼ぶ友人や親類もいたが、震災が起こった途端に、バンダイが傲慢な集団だと理解し、こんな企業に自分の半生を捧げたというのが空しくなった。確かに私が、「労働者のプライド」に固執したのは否めない。しかし「大手企業の威厳」というプライドに固執して、金を出した客をないがしろにするのに比べれば、まだ行儀がいいと思うが。そこまでして内部の不満を抑えたかったか。その方がよっぽど傲慢だ。
 後から調べてみると、この工場はよく止まっているようで…研修という名目だが、ストライキがしょっちゅう起こっているのか??真偽はわからんが自分の会社の問題も、マトモに解決できないほど管理能力が無いんだな…。あるいは、それだけ労働組合とかに会社が呑まれているのだろうか。あれだけの規模なら、あってもおかしくない。経団連に参加できそうなほどの規模だし。

 経団連の真似事をしたいかどうかはさておいても、親が子供のために休みとってその日に備えたとしても、新しい誘いでまた休みを取らなければならなくなる。そういう人たちは普段中小企業などに勤めているいち労働者であり、大概が経団連の大手に比べて収入が低い。しかも経団連に参加している企業が労働組合などを通して「給料上げろ・休みよこせ」と会社を恫喝し、社会を圧迫している温床となっている。そのせいで中小企業は休みも無くなり、給料も上がらない。しかも1日(病気であっても)休んだだけで解雇されるというのが現状だというし、そんな労働者の状況を、同じ労働者でありながらわからんというのは、ずいぶんと子供じみた社会人だな。おもちゃ産業もまた、大手である以上そんな風に労働者を苦しめているのはもはやわかりきったことです。「どうせ下町のおもちゃ工場」というひねくれた価値観のまま、経団連に参加する企業の真似事を、成金の会社がやるからだよ。だから悪い部分ばかり踏襲してしまうんだ。
 それを自覚が無いまま、身勝手な理屈で多くの人々を見捨てるというのは、自社で多くの夢を売りつけている会社のやることだとは。これでは自分達の身の保全のために、被災したおよそ10万人を見殺しにした、東京電力と同等の人殺し産業です。対処方法が同レベルでしたよ。「報告・連絡・相談」という、ビジネスに必要不可欠な三大要素すら、マトモに教えていないのか、大手企業というのは。ヒーローなどを通して、「夢」だとか「人の命や思いが大事」とか訴える作品に出資し、それに企画から関わっている会社が、自分達の夢を裏切るというのは、一番の買い手である、「これからの、夢ある子供達」に対する、大いなる裏切りです。こういう行為は、大手企業なればここに限らず平然と行いそうですが、「夢売る産業」であるバンダイがそういう行為を行ったからこそ、許せないのです。だから今回、槍玉に挙げられた。あらゆる企業にとって末代までの恥、といっても良い愚行です(東京電力がどれだけ疲弊したか、すでにわかっている企業も多いはずだ。その汚さと無様さも)。しかし工場の従業員を優先して逃がしたことは、産業においては判断を間違っていない。しかしこの会社の場合、産業であるのと同等に、自社製品を売るサービス業でもあるのだから(衣・食・住のうち、「住」以外を売っているんだから、サービス業でしょうに)、サービス業である以上、金払う顧客を優先しなければならないはずだ。それを怠ったことが恥である。金銭に対する「商魂」しか存在しないのか。商品に冠している「魂」が、相当堕落しているな。
 そんな企業が、知育教育に関わるというのは、傲慢にも程がある(そういう事業企画があるという)。「自分のためだけに、他人を見殺しにしろ」とでも教えるつもりか。それとも、番組の注意書きに「この作品はフィクションです。作中で語られている綺麗事は、現実とは自社の利益以外一切の関係がございません」とでも書き足すつもりか??見る人々にとっては、作品こそが全てで、作中で語られる綺麗事に誰もが憧れ、夢という生活の原動力になるというのに。

 腹が立ったので、実際にバンダイにこのような主旨の文章を送り付けたことがあります。それに断る時にも、似たようなメールを送りました。それに対する返事はいまだに無く、事業を見ている限りでは、その反省が活かされているように見えません。メールに対しても、確認した様子がありませんでした(実際、メールを送った後も、静岡から電話が1日1回だけかかってきた。内容は参加に対しての確認のみ)。腹が立つので出る気にならなかった。でも今は、出て罵詈雑言でも浴びせてやるべきだったと思う。これは取引なのだから。延期のお知らせも、テンプレで打ったような文章でしたし、画像には時間が出ておりませんが、受信時間は午前9時30分頃…最初から中止は決まってたんじゃないか!!会議が短く済むのは良いが、だいたい30分で出来る文章なら、自分の家でも出来そうなものだろ!!これが一番腹立ちました。悪筆ではない文章でしたけど、テンプレで打ったような模範的な文章という意味では、決して悪い内容ではありませんでしたが。ズバリ、「自分達賢い人間が、何で偏差値の低い下々の連中のために、自分の休みをふいにしなければいけないんだ?」という傲慢さが、見て取れます。
 とはいえ、震災直後の事業再開後(2日目の火曜日だったけどな)はちゃんとお断りの電話を入れてきたのは悪くなかった。しかし、イベント控えた招待客の安否よりも、自分達の土日休みを優先したというのは、本当に人間を何だと思っているのか。普通に人間の応対として考えれば、取引先に迷惑をかけたらその会社にも謝りに行くだろうに。しかし我々、消費者にはそんな対応もされない。理由も説明されない。これは取引だというのに。これでは我々、消費者の立場が軽んじられているのは明らかと考えられる。そう思うと、その時にもっと罵詈雑言を浴びせた方が良かったのだが、あとの対応に期待(再開日程を土日にするとか)していたので、上記の対応には正直がっかりを通り越して、ないがしろにされた気分。帝人(テイジン)を見習え。そんな状況に遭っても喜んで参加するような人がいるというのは、日本はよっぽどおめでたい国で、人々は衰退しきっているのでしょうね。参加したい人は好きにしてもいいけど。実際にその日の参加者は、20・30以上のおっちゃんばかりだった…対象年齢と、それに伴う社会的責任も真剣に考えて欲しいものです。けどあの有様では、理由も説明できないわ。
 日本を支える「夢・クリエイション」の産業が、夢よりも楽して儲けることにしか人への価値が見出せないというのは、もはや日本には、夢という期待を持てる産業が存在しないということなのでしょうね。すでに日本の太陽は、沈み切っているのか…。真っ先に責任から逃げ出す経営者や責任者が執り仕切っているようでは、ダメな人間しか育たないわ。もはやバンダイ製品に期待は持てません。それに私のコレクションの原点はバンダイにありましたから、その根っこが人の夢を裏切ったのであれば、もはやその全てが裏切られたも同然です。裏切りや心変わりが人の常である以上、人の集合体である企業も理念が変わったりすることはありますが、この裏切りはあまりにもひどい。そのため、「プレミアムバンダイ」のアフィリエイトをやろうと思っていたのですが、すっかりやる気がなくなってしまいました。別館のアフィリエイトがかけなくなったのも、そのためです。
 バンダイが買い手を自分勝手に裏切る以上、そこに手助けをしたくなくなりました。ブログで作品のことを書く気も、かなり損なわれてしまいました。作品がマトモに見られない以上、すでに書く話題を失ったも同然です。それに私自身も、現在はブログどころではなくなっています。これはバンダイとは関係ない。
 バンダイのことが嫌いなネットユーザーは、ネット掲示板でボヤくくらいであれば、現実にも商品を買わないようにすればいいのです。やっている人はいるのでしょうが、それでも作品は見ている人は多いかと。確かに作品には罪はありません。宮崎 駿の言うように「作品とは、99%の嘘の中に1%の真実を織り交ぜて見せるもの」との言葉どおり、綺麗事を見せるのがその役割です。作品そのものには企業の商売気など関係ありません。その綺麗事を楽しむのが、作品を見る上での醍醐味ですが、本気でバンダイを潰したいのであれば、その作品を見ることも辞めなければ、効果はありません。
 それでもノセられて商品を買う人が、反対派よりも多いのが現状。どれだけ人間は綺麗事にノセられ安いのか。それだけ豊かになりすぎて、平和ボケしてしまったということなのですね。「坊やだからさ」…言葉どおりです。相手が自分達の生活のことしか考えないのであれば、買い手である自分達も、企業のことを相手にしなければいいのです。相手が自分達だけを大事にする以上、私達も自分を大事にして、悪徳商法の詐欺会社以上に、あえて他人を大事にしましょう。それが、一番効果的な逆説療法だと、私は思いますよ。バンダイも一度は社会的信用をなくして、1960年代に不買運動が起こったことがあるんだから、また同じような目に遭えばいい薬になるのでは??…今度は再生できないだろうな。机の上での演算処理の結果と、自分の保身にしか興味の無い、浮世離れした連中が管理しているんだから。こういうところを、成金業者がマネしようとするから、行儀の悪い人間しか育たないんだ。

 ちなみに、バンダイの人間と直接、イベント会場で商法について会話したことがある。その時はわりと業者側の意見も聞けて、建設的な内容になったと思う。とはいえ、これは私が勝手に思っているだけで、相手はゴマ粒ほどにも「建設的」とは思っていないことでしょう。相手がそんな風に思っていようとも、業者側の意見も、聞き入れなければ正当な判断が出来ませんから、そこはいけ好かなくても聞き入れなければならない。しかし正直、あまりにも夢見がちな売り文句が多く、美辞麗句が甘すぎて反吐が出る気分にもなった。社内の人間は本当に、そこまで夢見がちなのかと意識を疑ったが、そういう人間が会社の仕組みを改善してくれることが、私に残された最後の希望です。とはいえ、「君はいい友人だったが、君の父上がいけないのだよ」とのとおり、子供が優秀でも育てる人が悪ければすぐに劣化します。机の上で数字の計算ばかりしている、エリートの純粋培養ばかりを好んで引っ張り込んで、管理までやらせるんだから人間が理解できないんだよ。正直なところ、その時に綺麗事抜かしたことは、いまだに耳を疑っている。前述のとおり、「父上(会社)がいけないのだよ」。そんな会社が、子供の情操教育を語るなんぞ、社会が甘ったるくなるわ。糖尿病や骨粗相症になるぞ。同じように、作品の綺麗事に憧れてバンダイで実現しようと、多くの社会人坊やは、夢のために他人を見殺しにして入社してきたんだから、よく言う。やはり夢というものは、自分が大事でなければ実現できないものなのだな。
 「新世紀ガンダム」と業者が勝手に謳っている「ガンダムSEED」においても、「現場でどれだけの兵士が血を流しているのか、数字の上でしか知らん」と怒るような企画に携わっているのに、そのアンチテーゼ(逆説=悪い見本)の姿を会社として踏襲して、子供に示しがつくのか!?…やっぱり人をナメてかかるのは、創通などに代表される中抜き産業の専売特許か??そんなのに知恵を借りたりするから、意識が官僚のように他人をナメるようになるんだよ。
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