Henryk Szeryngのハイオリンである。
最近、バッハをよく聴くようになった。
朝、目が覚めると、バッハのフーガの技法を
小さい音量で、流している。
今日は、ヘンデルのバイオリン曲である。
最近、ポップスを聴いていない。
マスコミで流される情報を聞いては、あまりに
も世紀末的にあって、愛だの、恋だの生きるの
死ぬなどといった音楽が鬱陶しくなった。
人間的感情が、煩わしい。
狂い始めた時代に、歯止めなんてかかりそう
にない。
クラシック音楽でも、モーツアルト・ベートーベン
の古典派以降の音楽は、もう勘弁してくれ。
という感情がわいてやまない。
今、バッハ、ヘンデルが気持ちよく聴こえて
ならない。