たのしいラジコン日記

現在飛ばしているラジコンとその他の日記

秘蔵映像

2009年06月27日 | カナード(先尾翼機)
先尾翼機の初飛行記録

 13年前に先尾翼機を製作した時の映像です。飛行は普通の飛行機と全く変わりないですね。まだ完全に調整がとれていない為、この映像では、着陸はまだヘタクソです。エンジンスラストの調整で非常に飛ばしやすい飛行機となりました。先尾翼機の特徴は失速時の機体の状態です、水平維持しながら垂直に落ちて行く傾向があります。機会があればまた飛ばそうと思っています。



先尾翼機 Ⅱ号機その5

2009年01月20日 | カナード(先尾翼機)

  1回目

  モーメントの説明記事

 ラジコン技術に掲載されていた先尾翼機の記事です。70年代中頃の記事だと思いす。先尾翼機を作る時の資料としてコピーして取っておいたものです。3回連載で掲載してました。1回目の内容は航空力学が詳細に説明されており、非常に参考になった記事です。



  2回目

2回目は試作機製作の記事になっています。この記事はあまり参考にしませんでした。ちょっとデザインが・・・。



  3回目

3回目はテスト飛行の記事が載っています。





先尾翼機 Ⅱ号機その4

2009年01月06日 | カナード(先尾翼機)


垂直尾翼は骨組みにバルサ全面プランク構造で剛性は十分。
ラダ-はバルサブロックから削り出しとしています。



エンジンマウントはアイエム製アルミマウントを使用、エンジンを挟み込む様
にして簡単に取り付けられる優れものです。また、エンジンのUp,Downスラスト調整が簡単にとれます。エンジンはOS25FSRを使っています。

飛行については、後ほどあらためて報告させて頂きます。お楽しみに!(^^)!





先尾翼機 Ⅱ号機その3

2009年01月03日 | カナード(先尾翼機)


 製作時の図面です。まだ先尾翼機はテスト段階だった為、もっと単純な構造のテスト機を考えていましたが、おなじ作るのであればとデザインを意識して設計しました。キャノピーから後部にかけての曲線にこだわりました。キャノピーは購入してあったヘリのキャノピを流用。思った以上にうまく収まり満足しています。



 上記写真に写っている様にうまく卵型になりました。キャノピーから後部にかけての加工はバルサブロックを多角面にはりあわせ曲面を再現しました。



 燃料タンクとラダーリンケージは少し苦慮したところです。燃料タンクは出来る限り重心位置近くに置きたかったのですが、マフラプレッシャだとあまりエンジンから離すことが出来ません。写真のラダークランクの奥の方に白く見えるのが燃料タンクです。タンク液面とエンジンニードル位置関係は十分注意しセッティングしました。今まで飛行においてのトラブルは全くありません。ラダーリンケージはボールジョイントを使用して遊びが出ない様にしています。





 

先尾翼機 Ⅱ号機その2

2009年01月02日 | カナード(先尾翼機)
 
           
               先尾翼を取付ける前

 先尾翼は固定ではなく取付け角度を可変出来る様にしています。先尾翼機の場合、先尾翼の取付け角度と機体重心位置の関係が非常に重要になってきます。(先翼と主翼の面積比も重要です)飛行状態を確認しながら両者の関係を調整できる様に先尾翼の取付けを可
変としました。

           
               先尾翼とエレベータ

 この機体の場合、重心位置は主翼前縁から約5㎜の位置、先尾翼取付け角度は約1.3度により、安定した飛行で舵の効きも特に問題が無い事を確認できました。テスト飛行で先尾翼と重心位置の関係を確かめる為に、この位置より重心を前にずらしてゆき、先尾翼の取付け角度を大きく取っても飛行しますが、舵の効き具合が次第に悪くなってきます。(静的安定が増してきます)頭下げの慣性モーメントが大きくなるためです。反対にこの位置より重心を後ろに下げるとエレベーターの効きが非常に敏感になり、ピッチング飛行する傾向になります。(動的安定性が無くなってきます。) 先尾翼機を自作の場合は、設計仕様をしっかり決め製作に取り組む必要があります。アバウトな製作では絶対に満足な飛行は出来ません。

           
               機体の底面から撮影

 非常に苦心した機構です。左のミニサーボはエレベータを作動させます。2個並んでいる上のサーボは先尾翼を動かしています。先尾翼とエレベーターをミキシングしてテスト飛行を行いましたが少し効きが良くなる程度で、あまり変化がなかった様に思います。(再度じっくりテスト飛行を行い今後確認予定。)下のサーボはエンコン、一番右のサーボはラダ-とノーズギヤ-を作動させています。(片方の翼は付けていません)






先尾翼機 Ⅱ号機その1

2009年01月01日 | カナード(先尾翼機)
 先尾翼機の独特なフォルムがたまらなく好きです,実機では第2次世界大戦中に開発途中で終戦を迎え,実戦機として使用されなかった名機,震電があります。
 これは先尾翼機Ⅱ号機です。Ⅰ号機は学生時代に製作しましたが失敗しています。前機の失敗を反省し、動的バランスや慣性モーメントの見直しをして重心位置を決めました.前作のⅠ号機では、垂直尾翼は左右の主翼翼端にウィングレッドのように備え付けていましたが、翼端荷重を減らしロール系動的モーメントを小さくする為に垂直尾翼は胴体側に備え付けました. 
 初飛行は約12年前、北海道苫小牧で成功しています、その後、強風の中での離陸中に風にあおられ前部を破損、修理を行った後全然飛ばしていません。飛びは普通の飛行機と変りなく、宙返り、ストールターン、など全く問題なくこなします.背面飛行は未経験。詳細、飛行報告は次回までお楽しみに!(^^)!