「〇〇株式会社××部・部長」などと言ったタガが外れて、定年と言う「掟」に出会うと
「さて、明日から何しょ」と困惑の時期があると聞くが、自分にはそれが無かった。
退職した後も当時の仲間が「バンディッツ」という社内野球チ-ムに籍を残してくれて
この歳になるまで15年間も野球を楽しんで来た。
さらに天が与えてくれた「介護」という絆の時間と、そのリバウンドで行った山での道迷いを反省して
入った山岳会などなどで楽しくしていたが、「介護」は4年前に一方的な卒業を迎えてしまった。
そして一昨日、15年間も仲間に加えてくれた「バンディッツ」のメンバーに「退部」を伝えた。
翻って見れば、自分が出れば誰かが控えに回ることになり、試合に出られなかった残念な気持ちが
分かるだけに"ここらが潮時"と退部を申し出た。
ユニホームやストッキング、スパイクシューズとグローブなど一式を丁寧に畳んで
感謝の気持ちと一緒に箱に入れ、クローゼットの奥に置いて野球を卒業することにした。
昨日も今朝も仲間からのメールが届いた。
「長い間ありがとうございました・・・元気をもらっていました」「お元気で」と。
職場のみんなバンディッツのみんなに、ありがとうを告げて野球を卒業した。
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