ひげ爺さんのお散歩日記-2

日々新た、今日は今日、明日は明日の風が吹く

「ツクシ(土筆)」 トクサ科 

2017年03月19日 20時46分40秒 | 日記
   ラララ赤い花束 車に積んで 春が来た来た 丘から町へ
     すみれ買いましょ あの花売りの かわい瞳に 春のゆめ ♪春の唄(フォレスタ)

      「ツクシ(土筆)」 トクサ科 ☆3月6日の誕生花☆
         花言葉は… 向上心・意外・驚き・努力



 今朝の最低気温は午前6時の2.8℃。  最高気温は午後3時の16.3℃。
終日ほぼ快晴。 といっても真っ青な空ではなく、霞がかかった白っぽい空でした。
暖かい日差しが降り注ぎ、汗ばむ陽気… 文句なしです。


 《昼前散歩… 包近公園周辺  5.8㎞ 8,275歩 1時間30分》
今朝9時からシルバー部の総会が有り、散歩は10時半からの短縮バージョンです。
歩き出した時点で既に15℃は有ったと思います。 いや~暖かいですねぇ。
散歩中に聞くラジオから、冒頭の “春の唄” が流れて来ました。 昭和12年の歌だそうです。 
浜村淳氏に言わせれば “神武天皇がお聞きになり、これは古い! と仰った”
…となるのでしょうか(笑。 その古い歌をなんでひげが知ってるの(笑。
それはともかく、軽快なテンポで、春が来た歓びがあふれた、明るい歌ですよね。 

検索して見ると… 【昭和12年3月にNHK大阪放送局制作の「国民歌謡」で発表されました。
作詞の喜志 邦三は大阪府堺市生まれ、作曲の内田 元は、東京築地の下町生まれです。
出身は異なっていますが、内田が関西に移住したため2人とも阪急西宮駅付近に住んでいた。
それで、この西宮駅前の「北口市場」の情景を描いたこの歌ができたのだそうです。
「北口市場」は、戦後もそのままの形で残っていたそうで、その当時の情景を垣間見ることが
できたらしいのですが、残念ながら阪神淡路大震災で大きな被害を受け、現在は
「阪急西宮北口駅」となって両側に駅ビルが立ち並び、昔の面影はありません。
駅ビルの真ん中にある円形広場にはこの歌の歌碑が建っていて、その歴史を語っています】

 《午後散歩… 東ヶ丘住宅街  5.7㎞ 8,075歩 2時間》
1時過ぎからは午後散歩。 もう最初から上着は着て出ませんでした。
帽子の額の所に小さなタオルを汗止めに挟んでいるのですが、そのタオルが汗でグッショリ。

今日出会ったワンコちゃんはやる気のないワンコちゃんで、口笛を吹いても
手招きをしても、ずっとこの姿勢でした(笑。

そうそう、うさちゃんにも出会いました。 最近の置物は良く出来ていますね。


 今日の花は 「ツクシ(土筆)」 です。


 
「ツクシ」 が生えている景色を見ると、何となく懐かしく想えて郷愁をそそられます。
これも日本人の原風景なんでしょうか。 「ツクシ」 の名前の由来は諸説あり…
“スギナ(杉菜)” に付いているから “付く子” という説。
節から抜いても継ぐ事が出来るので “継ぐ子” から、「ツクシ」になったという説。
土を突くように地表に生える事から “突く子” から、「ツクシ」なったという説があります。


漢字の 「土筆」 は、地表に生えている様子が筆に似ている事から付いた字だそうです。
以前テレビ番組(ムツゴロウ動物王国)で畑正憲さんが、「ツクシ」の胞子を練り込んだ
団子を作っている場面が有りました。 食べた感想は…
“おっ、イケるよ、日向(ひなた)の香りがする” と言われ、上手い表現なぁ、と思いました。

その 「ツクシ」 は “スギナ”の子(胞子茎)。 
“スギナ” と云えば除草剤の宣伝文句に、“スギナも枯らす” と謳われる程の厄介者です。
今日の午後の散歩帰りに、桃の畑で異様な光景を見かけました↓

隣りの桃畑の下草は青々と茂っているのに、この畑は殆んど草は生えていなくて、
みて下さい、この 「ツクシ」 の大群生、大群落… 寒気がしました(汗。


多分除草剤が撒かれ、日当たりが良くなったことで、「ツクシ」 の “わが世の春” に
なったのでしょうね。 こうなると春の長閑な風景とは言えませんよね。
気持ちの悪い光景でした。 原産地は北半球の温帯地方です。 


 話は横道に逸れますが…
「ツクシ」 を調べていて “澪つくし” と云う言葉に出合いました(笑。
以前NHKの朝のドラマでもやっていましたね(私は見なかったのですが)。
何となく “澪つくし=身を尽くし” かなぁ~ぐらいに思っていたのですが…
“澪(みお)” とは浅い海や川を安全に通れる水路の事で、その水路を区切って表示している 
“杭” を “澪つくし” と云うのだそうです。 “つ” は助詞で「の」の意味だそうですから、
“澪つくし” は “澪の串” → “澪つ串” なんですね。
一般的には標識の意味から漢字で “澪標” と書かれるそうです。

そして大阪市の市章↑は、その “杭” がデザイン化された物だそうで、
水の都、水路を利用した商業の町らしいですね。 


今日の歩数   16,350歩 (春が来た昼前散歩+異様な光景を見た午後散歩)
今月総歩数  264,862歩=185.4km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数  978,510歩=685.0km

6 コメント

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冷―。本当に鳥肌が立ちそう (chidori)
2017-03-19 21:06:07
こんな群生見たことはありません。

金になるなら、積んで帰って一儲けしたいですね。

むかしは積んで袴をとって食べました。

今は面倒で、それほどおいしいものでもないし・・・

やる気のないワンちゃん、なんだか・・・人生をあきらめ

たのでしょうか。じゃあなくて犬せいですね。

でもかわいい顔ですね。
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なんだか (鈴音)
2017-03-19 22:57:02
春の代名詞みたいな「ツクシ」も ここまでくると
なんだか背筋が・・・こんなの見たことがないです。
まるで不可解ないまの事件みたいな・・・
人間様の世界だけではないのだぞぉ~って言ってるような気がしてきました。
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最近は食べませんが (屋根裏人のワイコマです)
2017-03-20 10:12:46
その昔、お祖母様が元気な頃、この土筆を
取りに連れて行かれて、その茎の部分だと
思いますが、食用にした・・信州は貧しいから
よもぎや川芹やいろんなものを食べさせて
もらいましたが、今は口にすることはありません
懐かしいがあまりにもこんなに生えていると
チョット不気味ですね
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市場に出荷したら… (ひげ爺さん)
2017-03-20 20:32:45

chidoriさん、こんばんは。

ほんとにねぇ、ひげもこんな群生は初めて見ました。
桃畑ですからねぇ、一部ではなくぶわ~っと一面なんですよ。
気持ち悪くなりました。
>金になるなら、摘んで帰って一儲けしたいですね
市場に出荷したら秋の旅行代金になるかも(笑。

>今は面倒で、それほどおいしいものでもないし・・・
面倒な部分は同感ですが、美味しくないには異論有り!
卵とじにすると結構美味しいですよ。
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寒気がしました (ひげ爺さん)
2017-03-20 20:45:59

鈴音さん、こんばんは。

ですよねぇ、春の野に咲くツクシ… のどかな風景です。
でもこの景色には寒気がしました。
自然には見られない景色だと思います。
さすがにこの場所でツクシを摘んでいる人は見掛けませんが、
他の場所で摘んでおられる人は居ます。
でも、 「そこは農薬が撒かれていますよ」 とは言えませんよね。
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何度か食べました (ひげ爺さん)
2017-03-20 21:14:38

屋根裏人のワイコマさん、こんばんは。

初めの4枚の写真位生えていたら…
「ワ~沢山生えてる」 って摘みますが、
後の2枚の場面を見たら 「ワ~これは異常だ」 って思いますよね。
ひげは町に育ったので、子供の頃に食べた事は有りませんが、
大人になって何となく郷愁を感じて何度か食べました。
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