北海道 田舎の温泉ソムリエ

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音更町 笹井ホテル

2024-01-29 15:08:39 | 日記
本日はモール温泉で有名な十勝川温泉の一つ『笹井ホテル』にやってきました。



ちなみに帯広市・音更町あたりの入浴施設はどこに行ってもだいたいモール温泉になっています。
この辺りに住んでいる方は羨ましいですね。



図の右側が男性浴室、左側が女性浴室となっています。
男性大浴場の左側の白い区画はお湯の入っていない浴槽があり、今は使用していないようです。おそらく女性大浴場左下の白い区画も同様でしょう。

お湯はモール温泉特有の烏龍茶のような色をしていて湯の華もみられます。それほどヌルヌル感はありませんが、柔らかい感触でつい時間を忘れて浸かってしまいそうになりました。

露天風呂含めてそれぞれの浴槽が程よい広さで贅沢感溢れる温泉だと思います。

まさにこういった温泉は人生へのご褒美だと感じます。



源泉温度が高めなので加水はされているようです。腐植質の表記もしっかりありますね。

本日で連休が終わりますがこういった温泉でのんびりできるとまた明日から頑張ろうという気持ちになりますね。


釧路市 ホテルグローバルビュー釧路

2024-01-28 23:40:35 | 日記
本日は釧路の天然温泉付ホテル『ホテルグローバルビュー釧路』(旧パコホテル)に宿泊します。


釧路市末広の歓楽街の中、釧路川沿いに立地しています。
釧路市に10年以上在住していましたが、実は今回が初来訪です(^^;

温泉は最上階の12階に受付がありますのでまずそこに向かいます。

受付後は受付前の階段を下り、11階が男性浴室入口となります(女性は10階のようです)。



図のようにさらに浴室内から12階に上がるとサウナや露天風呂となっています。

11階の中温湯・高温湯ならびに12階の露天風呂からは釧路の街並みの素晴らしい眺望を楽しむことができました。

見える景色は釧路川方面なので右手に幣舞橋、左手に久寿里橋を見おろすことができます。



泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物温泉で溶存物質総計が19.78g/kgもあります。
循環なので確かめてはいませんがかなり塩辛い味がしそうですね。

泉質の良さもさることながら釧路の街並みを眺望でき、浴槽も広々としているのでとても居心地の良い空間だと思いました。

日帰り入浴もやっているようですので宿泊しなくても気軽に入浴できるのは嬉しいですね。

標茶町 味幸園

2024-01-27 21:53:04 | 日記
本日は標茶町の『味幸園』ですが最初に言っておきますと、私が北海道で一番お気に入りの温泉です。




以前釧路市に在住していた頃は車で45分くらいかけてでも通っていた場所で、釧路市から離れた今でも年に数回は温泉に入るためだけに標茶町を訪れているほどです。

昔は宿泊もやっていたようですが今は日帰り入浴のみの営業となっています。



湯気で見づらいですが浴室はこぢんまりとしており、浴槽は2つあります。どちらの浴槽からも新鮮なモール泉がどばどばかけ流されており、床の変色具合がそれを物語っています。

左手の小さな浴槽は蛇口から加水することができますので熱いのが苦手な方はこちらに入るといいでしょう。

温泉はヌルヌル感があり、少し熱めですがとても爽やかです。色はモール温泉に多い烏龍茶色で、硫黄と微かな油臭が入り交じったような心地よい臭いがします。

入浴中は肌に細かい気泡が付着します。身体の芯から暖まるのを実感できてとてもリラックスできます。
さらに入浴後はしばらく汗が止まらず、肌のすべすべ感とポカポカ感が長時間持続します。
そのお陰でこの温泉に入った日はいつもより快眠できるようになります。

さらにここは洗い場のカランやシャワーのお湯も温泉が出てきますので身体や頭を洗うにも贅沢に温泉を使用することができます。



泉質は体に優しい単純温泉ですが強アルカリの性質から美肌効果も高いです。

一見すると小さな古い温泉施設ですが、上記のように泉質が素晴らしく良いのでまさに隠れた名湯と言えるでしょう。

釧路市 阿寒湖バスセンター

2024-01-26 17:27:30 | 日記
連休が取れたので本日は阿寒湖温泉にやって来ました。
釧路市の中心部からは車で1時間ほど離れた場所にあるのですが、以前釧路市に在住していたので「帰って来た」感があり懐かしいです。



さて、今回来た『阿寒湖バスセンター』ですが『bath』ではなく『bus』の方のセンターでして一見すると入浴施設に見えないのですが、写真にある温泉マークが示す通り入浴可能となっています。

バスセンターの事務室に入浴料500円を支払うと事務員さんが一度外に出た所にある宿泊施設に案内してくれます。



元々はバスの乗務員さんの宿泊所だったようですが、今は一般の方も宿泊できるようです。

中に入り奥に進むと浴室があります。
とても小さな浴室で洗い場6個に3人くらいが入れる程度の浴槽が一つだけです。

しかしお湯はしっかりとした天然温泉ですので私が行った時は5人ほど先客の方がいまして人気の程が伺えました。温泉の良さは広い狭いだけでは決まらないということがわかります。


泉質は単純温泉となっており、お湯は無色ですが少し濁って見えました。

一見すると温泉施設に見えない穴場っぽさはあるものの泉質の良さから入浴客が次々と訪れている印象でした。

阿寒湖はワカサギ釣りなど冬のアウトドア体験が充実しているので、そういった体験で冷えた体を温めるのにこういった温泉施設が充実しているのは温泉好きにとっては嬉しいですね。


滝川市 えべおつ温泉

2024-01-21 20:58:11 | 日記
昨日から氷点下20℃を下回り非常に寒いです。寒い日こそ温泉ですね。
ということで本日は滝川市の『えべおつ温泉』にやって来ました。約1年ぶりの来訪になります。



非常にレトロ感溢れる温泉となっていますが泉質は良いです。

券売機で入浴券(600円)を購入しようとすると細かいお金がなく、持っていた5000円札が使えなかったのでフロントに両替をお願いすると

「両替できません」

と言われてしまい困りましたが一緒に来ていた友人が貸してくれたので無事入館。

フロントの1000円札が不足していたのでしょうか。ここに来る時はあらかじめ細かいお金を準備しておいた方が良さそうです。

脱衣室、浴室ともに昔ながらの銭湯のような雰囲気ですが、お湯はしっかりとした温泉です。見た目は白濁しており湯の華も見られます。

浴槽は3人くらい入れそうな高温湯、7~8人くらい入れそうな中温湯、2人くらい入れそうな源泉(30℃くらい)、水風呂、ここまでが温泉を使用しており、普通のお湯を使ったジャグジー風呂が1つあります。そしてサウナもあります。

いろいろな温度の温泉があるのでその時の気分で違った温度の温泉を楽しめます。

源泉風呂が小さいので他に入浴客の方がいるときはあまり1人で長時間占領しないように気をつける必要があり、そこが惜しい点と言えます。

しかしレトロな雰囲気の良質な温泉を楽しめるので穴場的なスポットですが北空知地方でオススメの温泉の一つと言えます。



泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物温泉となっています。
塩化物温泉は別名『熱の湯』とも呼ばれ湯冷めがしにくく、肌に付着した塩分による『温泉パック』効果で保湿性にも優れます。こんな寒い日にはぜひ入りたい温泉と言えますね。



浴室入口には土質標本が展示してあります。なかなかこういった標本が展示してある温泉というのも珍しいですね。