北海道 田舎の温泉ソムリエ

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天塩町 てしお温泉夕映

2023-12-30 15:48:20 | 日記
本日は今年最後の休日です。天塩町にやってきました。


やってきたのは『てしお温泉夕映』、約1年ぶりの来訪となります。

ここは男性浴室と女性浴室が日によって入れ替わるようです。

本日は洋風の浴室でした。



温泉が使用されているのは高温湯と低温湯、それから露天風呂となっています。
ここの温泉はインパクト抜群でアンモニアの臭いがします。しかもかなり強烈で洗い場辺りでも臭いがします。アンモニアといっても御不浄のような臭いではなく某虫刺され薬のような感じが近いと思います(^^;

お湯は烏龍茶のような見た目をしておりそれなりのぬるぬる感もあります。掛け流しではなく循環のようです。
ただ入浴中も相変わらずアンモニア臭が凄いです。露天風呂はなぜかアンモニア臭をほとんど感じないので苦手な方は露天風呂が良いと思います。が、冬期は閉鎖しているらしく露天風呂は入れませんでした。
また、故障なのか寝湯にもお湯が入っていませんでした。

薬湯は『ハイビスカスの湯』という紫色のお湯で、こちらは良い香りでしたのでアンモニアが苦手な方はこちらも良いかもしれません。

内風呂、露天風呂共に日本海を一望でき、天気が良ければ利尻富士も見えそうです。また日本海は西側にあり、その名の通り天気と時間によって日本海の夕映えを楽しむことができそうで、景色の良さでもポイントの高い温泉と言えるでしょう。




当然というかアンモニウムイオンが非常に多くなっています。
そして溶存物質が驚異の33.58g/kg。非常に高値を示しており、含よう素・ナトリウム-塩化物強塩温泉という比較的珍しい泉質を堪能することができます。

何よりその強烈なアンモニア臭が一度来たら忘れられない印象を植え付け、記憶に残りやすい温泉となっています。



浜頓別町 はまとんべつ温泉ウイング

2023-12-28 16:11:23 | 日記
本日は浜頓別町の『はまとんべつ温泉ウイング』にやってまいりました。約4か月ぶりの来訪となります。



私の周りではあまり知られていませんが美人の湯としてかなり良質な温泉が楽しめるお薦めの温泉スポットです。

浜頓別町のクッチャロ湖畔に立地し、浴室内から湖を眺望することができます。

温泉に入るとすぐに気が付きますが、ぬるぬる感が強く非常に心地よいです。



炭酸水素ナトリウム、いわゆる重曹泉で溶存物質も高く肌のクレンジング効果が高い温泉となっています。

しかしこういった美人の湯の落とし穴として一点気をつけるべきことがあります。
それは高いクレンジング効果がある反面、浴後は肌が乾燥しやすくなるという点です。特に乾燥肌が心配な方は浴後に保湿クリームなどを塗ると良いです。

浴室は温泉浴槽の隣に普通のお湯の浴槽、更に隣に水風呂があります。サウナもあります。

温泉浴槽はタイルが変色しているのですぐにわかります。よく見ると湯の華も浮遊していますが、掛け流しではないようです。



売店には浜頓別町らしいグッズが並んでいました。

11:00~14:00は通常より安く入浴できるようなので、可能であれば14:00までに訪れるとお得ですね。

枝幸町 ホテルニュー幸林

2023-12-21 14:33:22 | 日記
本日はカニの町、枝幸町の『ホテルニュー幸林』にやってきました。約1年ぶりの来訪となります。



裏にスキー場がありますがリフトが動いていなかったので本日は休みだったのでしょうか。おかげでスキー客で混雑していることはありませんでした。

1年ぶりと書きましたが、温泉が濁ったこげ茶色っぽい色をしていて驚きました。前回来たときはこんなに濃い色ではなかった気がしたのですが…もちろん天然温泉ですから時間の経過で成分が変化していくことはあり得ますが、こんな色だったかな…と思うくらいには温泉の見た目が変化しているように感じました。

温泉が使われている浴槽は2つで、主浴槽と子ども用浴槽。主浴槽が43℃で子ども用が40℃になっているようです。
温泉が使われていない浴槽はジャグジー風呂、泡風呂、低温風呂があり他にサウナと水風呂もありました。
浴槽の種類が多く、違ったパターンの浴槽を楽しむことができます。



泉質についての説明が枝幸町らしいカニのボードに書いてあります。

泉質名カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉となっていますが



溶存物質が0.977g/kg(画面がブレてしまいすみません)ですので正式には単純温泉ですね。
おそらく上記カニのボードが作られた当時は溶存物質が1.0g/kg以上だったのではないかと思われます。
泉質名が変わったからといっても特に気にすることはなく、風邪薬に例えると「3錠服用のところを2錠服用した」程度のことで、その程度で温泉の効果が大きく変わるわけではありません。

上記カニのボードは主浴槽横の壁にありますので、これを見ながら温泉に入ることでプラシーボ効果により通常より高い効果が得られるかもしれません(^-^)
このプラシーボ効果は案外侮れないものです。
温泉に入る際は分析書などを見て泉質や適応症を意識しながら入ることをお薦めします。


美深町 びふか温泉

2023-12-17 20:07:46 | 日記
本日は大雪でしたが美深町のびふか温泉にやってきました。



美深町はチョウザメの養殖を行っていることで有名ですが、レストランではチョウザメ料理が楽しめたり売店でキャビアを購入できたりと、温泉だけでなくチョウザメも楽しむことができます。

しかし今は従業員不足だそうで、日帰りでのレストラン利用は休止中とのことでした。
このように日帰り温泉施設の多くは働き手不足に悩まされている現状があります。そんな中でも頑張って営業してくださるおかげで温泉に入浴できることに感謝ですね。



ロビーには水槽が設置してありチョウザメがお出迎えしてくれます(*^^*)

温泉は水槽横を通りすぎて奥に進んでいくとあります。



分析書には微淡黄色とありますがほぼ無色透明に見えました。微かに塩素臭がします。

浴槽は内湯のみで大きな扇形の浴槽が一つ、ジャグジー風呂が一つ、そしてサウナと水風呂です。

この温泉は何度も来たことがありますが、あまり混んでいないことが多く落ち着いて入浴することができます。
単純冷鉱泉なので肌に優しくその点でも安心です。
美深町という豪雪地帯にありますので除雪で疲れた町民の身体を癒すのになくてはならない施設だと思います。

北竜町 北竜温泉

2023-12-10 21:57:18 | 日記
本日はひまわりの町北竜町の温泉にやってきました。



北竜町の道の駅にもなっており、国道275号線沿いにあるので非常に行きやすい場所にあります。

ここは男湯と女湯の浴室が日によって入れ替わります。『龍神の湯』と『ひまわりの湯』と浴室に名前が付いているのですが、本日は『ひまわりの湯』でした。



『龍神の湯』にも入ったことがありますが、ほぼ左右対称の造りになっていたと記憶しています。

写真の黄色で示された人工温泉は本日『いかほの湯』となっていました。伊香保温泉の入浴剤でも入っているのでしょうか。
この人工温泉は季節ごとにいろいろなお湯に変わるそうです。

写真のピンク色で示された浴槽が天然温泉となります。上に説明が書いてありますが加温・加水・循環濾過・塩素消毒を行っているとのことです。


…ん?

以前は露天風呂は源泉100%かけ流しだった気が…

気のせいだったかな

以前来たときは露天風呂のお湯がオーバーフローしていた記憶があったのですが、たしかに本日はしていませんでした。

変わってしまったのか気のせいだったのかどちらなんでしょうか。



泉質はナトリウム-塩化物温泉で溶存物質も14.82g/kgと多いです。
お湯は黄色っぽく内湯は温度が高め、露天風呂はぬるかったです。露天風呂は湯の華も舞っていて、こちらの方が濃い感じがしました。
ぬるいですが泉質を楽しむなら露天風呂でしょうか。
別名『熱の湯』と言われる保温効果の高い泉質ですのでこういった寒い季節にはうってつけだと思います。

余談ですが熱いお湯よりぬるいお湯に長湯した方が浴後身体が冷えにくいそうです。
そういう意味でもこの季節は北竜温泉の露天風呂のようなお風呂は理想と言えます。