労働相談センター・スタッフ日記

NPO法人労働相談センターと東京東部労働組合の記録

東部労組メーデー メトロコマース支部ストライキ闘争!

2014年05月02日 13時38分00秒 | 東京メトロ売店

(写真=メーデーにストライキで立ち上がったメトロコマース支部組合員)

東部労組メーデー メトロコマース支部ストライキ闘争!
非正規労働者への差別をやめろ!東京メトロ本社前に280人結集!

東京メトロの地下鉄駅売店で働く非正規労働者の女性たちでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は、メーデーの5月1日、非正規労働者への差別に反対するために始業時から終業時までの全日ストライキを実施し、雇用主メトロコマースの親会社である東京メトロ本社(東京・上野)前で抗議アピール行動を展開しました。また、同日午前中には支部組合員4人が原告となってメトロコマースに対して正社員との賃金差額など約4200万円を請求する裁判を東京地裁に起こしました。

東京メトロ本社前にはメトロコマース支部5人と支援者ら280人(うち東部労組組合員117人)が結集しました。報道関係者も多く駆けつけ、行動はインターネットテレビで中継されました。支部組合員がつけたゼッケンには「ガマンも限界!」の文字が躍っています。

メトロコマース支部がストライキに入ったのは2回目。フルで働いても月の手取り13万円台という低賃金の要因である正社員との賃金差別を是正するよう春闘要求で求めてきましたが、会社側がゼロ回答に終始しているため実施しました。

昨年3月に非正規労働者への65歳定年制に反対して実施したストライキでは瀬沼組合員の6カ月の雇用延長を勝ち取ることができました。しかし、会社側は延長後は雇用を継続せず、瀬沼組合員は昨年11月に定年退職、さらに今年3月には加納組合員も定年退職に追い込まれました。いずれも契約社員Bという立場で10年間にわたり底辺で売店業務を支えてきた労働者です。正社員に支給される退職金は1円も支払われません。正社員が定年退職する際には会社がホテルで盛大なパーティを開き、社長から感謝状や記念品が贈呈されているにもかかわらず、非正規労働者は定年退職になっても感謝状も記念品ももらえません。瀬沼組合員と加納組合員は会社から「ご苦労さま」「お疲れさま」といったねぎらいの言葉も、花の一輪ももらえませんでした。

東京メトロ本社前の行動では、瀬沼組合員と加納組合員の2人に対し、これまでの仕事と組合活動をねぎらい、そして今後の闘いを励ますために同支部から花が贈られました。参加者からは「がんばれ!」の声と大きな拍手が起こりました。

支部組合員たちは「賃金、退職金とあらゆる格差がありながら、定年だけは正社員と一緒など認められない」「なぜこんな差別を強いられるのか。私たちだけの問題ではなく、全国の非正規労働者が安心して希望を持って働けるように頑張りたい」などとマイクで訴えました。裁判を担当する滝沢弁護士と青龍弁護士も東京メトロ前に駆けつけ、「改正労働契約法20条を使った初めての裁判。非正規労働者への差別をなくす裁判にしたい」と話しました。

参加者は「東京メトロは差別をやめろ!」「非正規労働者の生存権を守れ!」などのシュプレヒコールを繰り返しあげました。参加者が自主的に集めたカンパが支部に贈られました。また、メーデーの起源となった1886年5月1日に米国シカゴの労働者が8時間労働制を要求しストライキに突入したことに思いをはせながら、1960年の三井三池争議の中で作られた歌『がんばろう』をみんなで合唱しました。

東京メトロ・メトロコマースは非正規労働者への差別をやめろ!
東京メトロ・メトロコマースは非正規労働者の生存権を守れ!
東京メトロ・メトロコマースは瀬沼さん、加納さんを継続雇用しろ!
東京メトロ・メトロコマースは契約社員を正社員にしろ!
東京メトロ・メトロコマースは非正規労働者にも賃上げしろ!
東京メトロ・メトロコマースは非正規労働者にも退職金を出せ!

動画・OurPlanetTV


(写真=東京メトロ本社に対してシュプレヒコールをあげる支援者ら)

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