東部労組２０２０新年会盛況理に開催

新年明けた１月１８日、曳舟文化センター（墨田区）で東部労組２０２０新年会が盛大に開催され、約１１０人の組合員・家族と来賓が参集し、この１年の闘いの決意を固めるとともに、参加者全員の団結を確かめあいました。

原田きよ子実行委員長（ジャパンユニオン支部）の開会宣言で幕を開けた新年会は、冒頭、菅野委員長があいさつに立ち、昨年に展開された東部労組の闘いの成果がすべての組合員と支援してくれた仲間による団結のたまものであることを改めて強調。

続いて、重大労災を発生させた安全軽視の会社の姿勢に対し全労働者に向け決起を呼びかけた大久保製壜支部、パワハラや労働条件不利益変更に抗して役員を退陣に追い込んだ個人タクシー協同組合葛飾第二職員支部、そして経営陣が繰り出してきた不当な再雇用条件押しつけと不当労働行為をはねつけ果敢に立ち上がった個人タクシー協同組合世田谷第三職員支部それぞれによるストライキなどを紹介したビデオを上映しました。

伴組合員（匠工房支部）の乾杯に引き続き、会場から組合員の子どもたち３人が鏡わり・くす玉わりに参加し、会に花を添えました。

来賓のあいさつは、東京全労協・寺嶋豊事務局長、全国一般全国協・平賀雄次郎中央執行委員長、東京市民法律事務所／元日弁連会長・宇都宮健児弁護士、コミュニティ・ユニオン全国ネットワーク・岡本哲文事務局長、葛飾区労協・三浦徹也議長、そしてみずま雪絵葛飾区議よりいただきました。

東部労組の争議支部紹介では、昨年結成されたばかりの個人タクシー世田谷第三支部を始め、大久保製壜支部、非正規差別撤廃裁判を最高裁で闘うメトロコマース支部が登壇し、闘いへの意気込みを披露。

友好労組の争議では、それぞれ不当解雇撤回で闘う、JAL不当解雇撤回争議団と全労ユナイテッド闘争団、ストライキを突破口に要求を貫徹した総合サポートユニオン所属自販機産業ユニオンの仲間が、昨年までの経過を報告、今後の支援を訴えました。

余興は、菅野委員長親子３人によるテコンドー型や板割りの演技、恒例の○×ゲーム、井桁利昌組合員（デイベンロイ労組支部）の替え歌“独演会”が催され、本部執行部の壇上でで紹介のあと、「がんばろう」を全員で肩を組みながら斉唱、原田実行委員長閉会のあいさつと菅野委員長による「団結ガンバロー」で盛会理に終了しました。