ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

山抱きの大カシから登り、金比羅山の頂上を確定し、変な支尾根から樽へと下山 1/2

2015年03月31日 | ハイキング/奥多摩

2015/03/22  2月下旬に山を歩いた後、仕事が立て込み、そして、インフルエンザ。
結局、1ヶ月近く山を歩いていませんし、肉体的にも少しグタッとなっていますから、またまた軽めの山歩きを計画しました。僕が山に行かないということは、S子も同様ですから、S子にとっても体慣らしの山歩きが必要です。

2月3日に深沢集落から歩いた際に「山抱きの大カシ」が気になっていましたから、そこから金毘羅尾根へ登るルートを計画しました。それに前々から気になっている金比羅山の本当の頂上はどこなのか? そして標高は? その疑問にも解決案がないかを探ってみようと思ったのです。

実に短いコースですから、家を出るのもゆっくりでした。


▲山里を歩いていると、春の訪れが本格的だということがはっきりと分かります。花があちらこちらに咲き始め、花に目が奪われ、足が止まり、香りをかいだり、腰を屈めたりすることが増えるからです。これはホトケノザ。10:15ころ。


▲その日本語のネーミングはともかく、僕は大好きな花! 緑の草むらに明るい青の星屑をばら撒いたような、春のウキウキ気分を代弁してくれています。オオイヌノフグリ。10:21ころ。


▲我が家周辺の梅はすでに終わりかけていますけれど、山里の梅は今が満開! 10:29ころ。


▲この丸太の人形はいったい何だろう? と前からずうっと知りたかったのです。それがやっと分かりました。「森の妖精ZiZi」だそうです。途中出会った子供に聞いても「森の妖精だよ」と、教えてくれました。どうやら出身は「深沢小さな美術館」のようですね。10:31ころ。


▲今年初めてフキノトウを見ました。本当は摘み取って食べちゃいたいんですが・・・・ 10:48ころ。


▲岩っぽい場所にへばりつくようにスミレが咲いていました。暖かいんでしょうね。毎度そうですが、スミレの名前は難しくてよく分かりません。10:52ころ。


▲この緑の塊がなんだかわかりますか? 左右の長さが60cmくらいはあったでしょうか。こんもりと盛り上がった草の塊。僕もこんなのは初めて見ました。葉の形からすると、ムラサキカタバミだと思います。10:54ころ。


▲ミツマタがほぼ満開で咲いていました。綺麗な花ですよね。11:02ころ。


▲深沢会館のすぐ先で「山抱きの大カシ」を示す標識が現われました。ここから山道を登ります。11:07ころ。


▲この山道は地元自治会とあきる野市の森林レンジャーが協力して作ったそうです。よく整備された山道が続いています。11:09ころ。


▲思いのほか早く、大きなカシの木が見えて来ました。11:14ころ。


▲10m近くある大きな岩のてっぺんにその巨岩を抱きかかえるようにカシの木が根を張っていました。11:15ころ。


▲上に上がって見るとこんな感じ。1本なのか2本なのか気になりますが、迫力のある姿です。11:19ころ。


▲右下にS子の姿が小さく見えています。岩も大きいですし、カシの木も大きいことが分かります。周囲はロープで囲まれていて、立ち入り禁止になっていました。11:22ころ。


▲山道はもう少し上の明瞭な尾根まで作ったようです。その尾根には元から山道があったようでした。里山ですから、植林が続きます。11:42ころ。


▲山道の両脇に壊れた燈籠がありました。この山道は参道だったのでしょうか? 「御神燈」とか「奉納」とか「水左衛門源茂」とかの文字が読み取れます。11:59ころ。


▲地形図には573m標高点として記されているにですが、山名は出ていません。ここは南沢山なのですね。初めて知りました。もう少し先で金比羅尾根の登山道と合流しますから、ここで静かに昼食をとることにしました。12:15ころ。


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