私の四季彩記 

還暦を過ぎてからブログを始めました。
四季折々、日々の生活の中で見つけた小さな発見と感動の記録です。

君津亀山湖、笹川湖周辺を歩く

2012-10-31 12:44:35 | ウォーキング
毎年恒例「佐倉市民ハイキング」特別企画で、
当日は秋晴れの素晴らしいウォーキング日和でした。
京成佐倉駅南口を8時に出発、亀山ダムに向かいました。
亀山やすらぎ館にて出発式、準備体操の後、順次スタート。
「三石寺展望広場」下の駐車場で昼食。
食後、「展望広場」「三石寺観音寺」見学、そして「片倉ダム記念館」駐車場まで、13.5キロの行程でした。
三石寺観音寺は、室町時代、覚恵上人が山の霊気に感動し、開山したと言われる真言宗のお寺で、山頂に大きな三つの石があるところから、その名がついたといわれています。
寺の奥に、「縁結びの参道」という札が立っていました。
細い坂道を登りつめたところに、縁結びの神様「観音寺奥の院」があり、祠には沢山のハンカチが結ばれていました。
「ひとこと観音」とも呼ばれ、願い事が一つは叶うと聞いて
私も一つのお願いをして、ちょっと嬉しい気分になりました。

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三石山展望広場からの眺め

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三石山観音寺

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三石山観音寺の鐘は自動で鳴るとの事です

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笹川湖

越後のミケランジェロ「石川雲蝶」の足跡を訪ねて

2012-10-26 23:03:55 | 旅行記
 
 誘われるままに、存在すら知らなかった雲蝶の作品の見学と、越後の紅葉を見に出かけました。
 ガイドマップによると、「石川雲蝶」は
1814年江戸雑司ヶ谷に生まれ、江戸彫り石川流本流門人で、20才ですでに彫刻師として名を馳せていたそうです。
30代前半に越後入りした雲蝶は、後に三条の酒井家に婿入り、名実ともに越後人となり、法華宗の総本山本成寺を初めとし新潟、魚沼、三条、湯沢、長岡、燕市等の寺院、神社に沢山の作品を残しました。
今回見学できたのは、西福寺開山堂と永林寺でした。
開山堂天井彫刻「道元禅師猛虎彫伏の図」は
極彩色豊かな透かし彫りで、雲蝶の代表的な作品とのこと。
永林寺本堂欄間には
「小夜之中山蛇身鳥」「孔雀」「麒麟」「龍」「天女」など人物花鳥風月が刻まれ、華麗な色彩で彩られていました。
また雲蝶の作品は、木彫りだけでなく「絵画」「石彫」までに及び、越後のミケランジェロと称される所以との事です。
  清津峡
全長750m往復所要時間約1時間という清津渓谷トンネル遊歩道は、紅葉には早かったせいか、早い時間だったからか、観光客は数える程でした。
途中見晴所で、岩体冷却の際に形成されるという素晴らしい「柱状節理」を見学しました
 
  ドラゴンドラ
世界最長5481m、所要時間25分
苗場から田代高原をつなぎ、約5.5kmの空中散歩でしたが、途中で雨に降られ、少しだけ色づき始めた紅葉も、いまいちさえませんでした。

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雲蝶作 天女(堂内撮影禁止のためガイドマップより)

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清津渓谷

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清津渓谷

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ドラゴンドラからの景色(雨があたっています)

秋本番錦秋の那須岳登山

2012-10-15 11:32:46 | 登山
今年は夏が長かったので、紅葉はあまり期待せずに出かけました。
1日目は「ロープウェイ山頂駅」から「牛ガ首」、「峰の茶屋」を経て、三斗小屋温泉へ。
2日目は「朝日岳」登山でした。
どちらのコースも標高が高くなるにつれ、紅葉の山並みが幾重にも重なり、思わず足を止めて、見とれる事しばし。
リーダーは予定の行程が進まず、やきもきしていたようです。
赤色の中心は”ドウダンツツジ”で、微妙に濃淡のある赤と、”クマザサ”や”はい松”の緑とのコントラストが、美しい絨毯のようでした。
三斗小屋温泉「煙草屋」では、露天風呂で汗を流し、山の端に沈む夕日に時の経つのを忘れ、自然の素晴らしさをあらためて感じた2日間でした。

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あの山を目指して

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様々な色のグラデーション

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紅葉の中に三斗小屋温泉の湯煙が見えました

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赤と緑のコントラストが美しい

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赤い山と白い山肌

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朝日岳(1896m)頂上

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三斗小屋温泉からの夕日