私の四季彩記 

還暦を過ぎてからブログを始めました。
四季折々、日々の生活の中で見つけた小さな発見と感動の記録です。

春の秩父路

2008-03-30 14:18:26 | 日記・エッセイ・コラム

 関東地方の桜の開花宣言がニュースで報じられた翌日、リュックを背負って秩父へ出かけました。

 都心と違い、桜はつぼみがやっと色づき始めた頃で、遅咲きの梅が満開を通り越し、風に吹かれてはらはらと散り始めていました。そしてその根元では、これも伸びきったふきのとうが、辺り一面に顔を出していました。

 痛々しいほど岩肌を削り取られ、無残な山容で佇む名峰武甲山、それに連なる山々に守られているかのように秩父の里はひっそりと、しかし存在感のあるたたずまいを見せていました。

 山に囲まれ、川が流れ、段々畑のふもとに家々が点在し、そこにつながる広い庭。

 そこには、スミレたんぽぽはもちろん、色々な草花が所狭しと競い合うように咲き乱れ、畑を耕すお父さん、庭で草取りにいそしむおばあちゃんも含めて、その全てが自然と人との調和のとれた素晴らしい里山風景でした。

Cimg0162Cimg0170写真の真ん中でクリックして下さい


初めてのスノーシューで雪山讃歩

2008-03-11 18:07:21 | 旅行記

久しぶりに、妹夫婦と我々夫婦で雪の草津温泉へ出かけました。

標高1200mの草津高原は、眺望の開けた2000m級の山並みが美しい山岳温泉で、うまれて初めてスノーシューを体験しました。

スノーシューとは西洋カンジキのことで、わらなどで編んだ昔の和カンジキは、冬の狩りに猟師たちが履いたそうです。

両手に長めのストックを持てば、小さな谷、窪みなど道なき道も割合い簡単に歩けて、「初心者向け雪山讃歩」を楽しみましたCimg0125