とりあえず走れ!!目指すはサンチアゴだ!!

街中を走り、山を走り、そして巡礼をしてから医師になります

伊勢旅行を満喫・・

2017年04月08日 | 序章

【画像】伊勢神宮の“御正宮”
当初は長島スパーランドを予定していたが、、結局、あっこのホテルが満室だったのであきらめて、久々に“志摩スペイン村”に行くことに決定した・・私は、宿泊するなら志摩とか、南伊勢方面の方が絶対的に好きだし・・・

『是が非でも、絶叫系の乗り物に乗りたい!』なんて気分でもなかったので、、、また、つい先日に、“長スパ”では話題の“嵐”という絶叫系コースターが緊急停止する、といったこともあったし、、

あと・・そう、“スペイン”といえば、、それこそ私が今まさに挑戦しようとしている、“El Camino de Santiago(スペイン巡礼)”の本拠地というだけあって興味津々だし、、とか考え始めたら、、、『ぜひとも志摩スペイン村へ行くべし!!』となった。。


行きは・・・名神高速道路で1時間半走ったところの、“土山SA”にてランチ休憩。以前にも何度か立ち寄ったことがあるところだ。。
“旅行モード”に入ってしまうと、、これまた困ったことに、四六時中、目につく食べ物にいちいち『・・あれもうまそう、これもうまそう・・』と、食指が湧いてしまい、まるで気分が落ち着かない・・

満腹になると、再び高速を飛ばして、、1年半ぶりの伊勢神宮の内宮へ
駐車場から向かう道なりの、、“おかげ横丁”が、、またまた店舗を増やして、にぎやかさを増しているようだった

明らかに、ショップの建物自体は新しいのに・・うまい具合に、“いかにも昔ながらの”という“色あせ感”を人工的に醸し出していて、あたかも随分と以前からそこに建っていたかのような感じに演出しているのが良かった


・・ただし何十年も前から、チョイチョイと“お伊勢さん”に立ち寄ってきた私としては、漠然とではあるが、、大分前の街の様子を記憶しているので、、そうした“人工的な色あせ具合”にはチョッとだけ残念な気持ちもある・・・

なんせ、いまの“おかげ横丁”は、私が幼少期に祖父たちと訪れたときの景色とはずいぶん違っていて、、当時のものとは、まるで別の場所のような気持ちになってしまうから・・・・


もちろん、それはそれで(たとえ人工的な古臭さでも)素晴らしく、、むしろキレイな“色あせ感”だからこそ、明るく楽しい気分が膨らむのも間違いないんだが・・・

残念に思うとすれば・・まだ10年前には多く見られた、『“サザエのつぼ焼き”やアワビ・ホタテ(アッパ貝)を店先で焼いていて、煙モクモクでいい匂い!』なんて光景が、ほぼ完全に姿を消してしまったことやね・・・


あと、やたらめったら、真新しい“伊勢うどん”の店が増えたことも気になってしまった。。
一体、何軒の“伊勢うどん屋”が新たに建ったんや?

なんせ・・私の知る限り、以前は“伊勢うどん”を扱っているお店は減少の一途をたどっていたはず
・・・お店は2~3軒しかなく、いちいち探さねばならなかったほどで、“名物”のハズなのに、、古びた定食屋のメニューのなかでもとても影が薄くて、、“日陰者のソレ”をわざわざ注文する気にもなれなくて、残念に思った記憶がある


・・その点、今ではいたるところに“伊勢うどん屋”が堂々と暖簾を掲げて主張し・・溢れている・・・
町おこしの一環として、主役級の大事な役割を担っているのだろうが、、私的には、これはこれで、、ちょっと違うんよなぁ~


正直に申すと・・伊勢うどんは、、私の周囲では、すこぶる評判が悪かった
私のところは地理的に、より“上方”に近いので、いわゆる“ダシの文化”が強く根付いている。。

そのせいか、、決して見下したりするつもりはないが・・私らからすれば、“伊勢うどん”は何から何まで独特で、馴染みがなかった、、、


まず、、汁は見た目にどす黒くて“少し”しかかかってなくて、、風味は単調(?)であり、、それに加えて、、“こしがなくてぶっとい”うどん、、といったことに対して、物足りなさを感じる傾向が強かった・・・

昆布ダシと、“うどんのこし”とは、うどんの“命”という固定観念があったからね・・・


以前に店舗の数が2~3軒しかなかったのは、、“伊勢うどん”が“他県からのうどん”との勢力争いで敗れて減少した結果であろうと、私なりに勝手に推察していたし、、もはや淘汰されてしまうのも“時間の問題”のように感じられた・・・

定食屋のメニューの片隅に、人知れずひっそりと載っている方が、、希少な感じの方が、、私にとっては、いかにも『伊勢うどん』らしいのだ
『知る人ぞ、知る・・的な・・・』『昔は定番の人気だったが、、今じゃすっかりと色褪せて落ちぶれてしまった・・的な・・』


別に、伊勢うどんを食べたわけでもないから、、伊勢うどんについては、そろそろ切り上げておくが・・・

なんと言ってもやはり、あの辺りはおいしい海産物(とくにアワビ、アッパ貝、、)、ということに一番の期待をかけてしまう・・


いつもとおりに赤福の本店にも立ち寄ったが、、いまだにあそこで敢えて“ぜんざい”を注文する気にはなれんなぁ・・娘は注文していたが・・


伊勢神宮を出ると、南伊勢まで行って、ホテルのチェックインまで黒川海岸というところで暇つぶし
海に向かって石を投げてただけだが・・・海を見たら、無性にシュノーケリングしたくなった・・今もまだウズウズする・・


NEMUリゾートホテル(合歓の里)は、、外見は古臭かったが(バブル臭ぷんぷん!)、、とても手入れが行き届いていた。何よりもゴルフ場併設でテニスコートやキャンプファイア場、屋外レストランもあって広々としていて気持ちが安らいだ・・・

漆黒の闇の中のキャンプファイアで“焼きマシュマロ”している間、、時折キジが特徴的な甲高い声で鳴いていたが、、フクロウなんかも来るらしい・・遠くに聞こえる野生動物の声は、どこかホッとする・・

お陰様で、大変くつろいだ気分で眠りにつくことが出来た・・・


そういえば海からの南風が生暖かかったが、、丁度、北風との入れ替わりで吹き始めたんだという・・・

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