4/23神戸港より明石海峡大橋までのクルージングランチを友と楽しんだ。
カタログギフトの招待券でもいただかなければ思いつかない趣向だろう。
風がきつく吹き飛ばされそうになりながら乗船。
出かける前のあわただしさなんか忘れ、船内のバイオリンの出迎えにたちまち
ゴージャスな気分になる。
ちょっとおしゃれな服装でといったら友はスーツ姿でばっちり決めてきた。
アリサはといえば用意していた服を着る時間も惜しく夕べ出かけたまま
の服をひっかけるのがやっと。なにしろ全部の身支度に20分という時間
制限。借り物競走のような時間だった。およそ優雅とはほど遠い。
夕べ学生たちとの短歌例会で早く帰るつもりが、つい食事付き合ってしまい
夜遅かったからだ。
家人が「心臓が悪いといいながらなんてむちゃな」というのを振り切って
出てきたのだ。
船が神戸港から離れると壇の浦は海から望むことになる。四国がぼんやり
青くかすんで見える。船に乗っている気分がようやくしてくる。
明石海峡大橋はさすがに絵になる。
ランチは鉄板焼き。目の前でお肉や野菜をシェフ料理してくれる。
友は白ワイン、アリサは赤ワインで乾杯。2時間のクルージングもあっと
いう間だった。
このあともう一人神戸在住の友と合流。初対面同士の友と3人で茶房でおしゃ
べリタイム。神戸はケーキが美味しい、甘いイチゴのタルト疲れも吹っ飛ぶ。
[おなごり惜しいけど、そろそろ、、」といって立ち上がったらもう夕方の
5時、、。3時間もしゃべっていたのか、あまりの時間の早さに3人共蒼く
なった。
「今日は早く帰るね」なんで出かけたから、、。5時と言えば家の着いている
時間。聞けばみんな「今日は遅くならないから、、」といって出かけてき
たらしい。挨拶もそこそこにみんな飛んで帰っていった、、。
みんなそれぞれいい家庭を築いているんだなあと思った、、。
アリサ / 佐々木則子
HP「萌黄の鳥」http://www.eonet.ne.jp/~arisa118/