萌黄の鳥

短歌を通しての交流

08´京、錦秋 真如堂

2008-11-30 09:31:05 | Weblog
  

  真如堂三重の塔           




           真如堂本堂


金戒光明寺(くろ谷)・黒谷の塔から会津藩士の埋葬される墓地を抜け
真如堂へ。昨年の夏、ここまでは来たがここから先「真如堂へ」の案内を
見ながら引き返した。
あれからずっと真如堂へは行きたいと思っていたが、あのときは引き返して
よかった。こんなにきれいな紅葉の真如堂に最初に出会えたのだから、、。
でも驚いたのは「くろ谷」から意外に近場だったこと、まだまだ小径は
続くと思って、断念したのに数百mいくと突然人が湧いてきた。
もうここが真如堂の境内の中だと、友と気づくまでに数分かかった。

創建は平安時代。東山条女院(道長の姉・一条天皇の母)離宮、その後応仁の
乱で焼失、御本尊は難をのがれ大津、比叡山をへてその後も足利・豊臣時代
京都を転々として、元禄6年現在の地へ。この寺の女性的優美さはその辺り
からきているのだと納得した。
実はこの寺「水甕」平井乙麿選者の通夜の折訪れている。
あの折は夜で暗かったし、冬椿がだけが印象的であたりは何も見えなかった。
このさきにこれほどの寺が存在していたなんて、、。

21日洛北・北白川、26日泉湧寺、今熊野そして今日の真如堂とこの秋は
京の錦秋を見尽くした感がある。
今日から師走、やらねばならない所用がどっさり溜まっているが、心は
軽い。美しい紅葉のお陰だ、、。



          アリサ/佐々木則子


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洛北・修学院の紅葉

2008-11-22 21:09:46 | Weblog

円通寺


           円光寺


            円光寺


       
北山時雨の洛北にひそやかにたたづむ円通寺の紅葉心奪われました。
徳川時代初期、失意のうちに退位した後水尾天皇造営の幡枝離宮跡、
のちに修学院完成後は幡枝御所とよばれていたところである。

後水尾天皇の執念ともいえる京都随一といわれる借景に、比叡山が
なければどうしょうと思ったけど、見事にこの地を訪れた数十分間だけ
晴れてたなんて奇跡という他ない。
知る人ぞ知るこの地に、東京・兵庫からの五人の歌仲間を案内したアリサも
大いに満足でした。、、。

プリンスホテルでのバイキングで五人の旺盛な食欲にたまげましたが
その後、赤山禅院、曼殊院、円光寺、詩仙堂まで、満腹でもう何も入らず
ひたすら紅葉とおしゃべりに専念できました、、。
今回は修学院離宮(事前申し込み必要)がパスしたので、そっと門から覗く
だけ、、。受け付け開始の8/1当日消印者だけで3000人くらいの応募
らしいが、、。
京の鬼門あたる赤山禅寺も意外とよかったし、円光寺も加えてよかった。
洛北の北白川の山際に位置する赤山禅院、曼殊院、円光寺、詩仙堂はそれぞれ
趣が違って風情があった、、。

紅葉情報は紅葉マーク1~2くらいが一番見ごろだ。3になると茶色に
変わる葉っぱも見えて好みもあるがアリサはお薦めではない。
紅葉と畑のコスモスをみながらこのふたつを使って、現代短歌を
詠もうって、提案する人がいたが難しいなあ、、。紅葉を使って
新しい歌、アリサなどたちまちお手上げである、、。

      


           佐々木則子       / アリサ


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