真如堂三重の塔
真如堂本堂
金戒光明寺(くろ谷)・黒谷の塔から会津藩士の埋葬される墓地を抜け
真如堂へ。昨年の夏、ここまでは来たがここから先「真如堂へ」の案内を
見ながら引き返した。
あれからずっと真如堂へは行きたいと思っていたが、あのときは引き返して
よかった。こんなにきれいな紅葉の真如堂に最初に出会えたのだから、、。
でも驚いたのは「くろ谷」から意外に近場だったこと、まだまだ小径は
続くと思って、断念したのに数百mいくと突然人が湧いてきた。
もうここが真如堂の境内の中だと、友と気づくまでに数分かかった。
創建は平安時代。東山条女院(道長の姉・一条天皇の母)離宮、その後応仁の
乱で焼失、御本尊は難をのがれ大津、比叡山をへてその後も足利・豊臣時代
京都を転々として、元禄6年現在の地へ。この寺の女性的優美さはその辺り
からきているのだと納得した。
実はこの寺「水甕」平井乙麿選者の通夜の折訪れている。
あの折は夜で暗かったし、冬椿がだけが印象的であたりは何も見えなかった。
このさきにこれほどの寺が存在していたなんて、、。
21日洛北・北白川、26日泉湧寺、今熊野そして今日の真如堂とこの秋は
京の錦秋を見尽くした感がある。
今日から師走、やらねばならない所用がどっさり溜まっているが、心は
軽い。美しい紅葉のお陰だ、、。
アリサ/佐々木則子
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