My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

重賞勝負レース

2020-06-30 02:50:24 | 予想
宝塚記念が終わり秋まで競馬熱が下がるという方も多いと思いますが、今週こそが勝負重賞。しかも2鞍共になんです。

何故か?
ピンとくる方は競馬センスの高い方なのかもしれません。

春のG1戦線が終わり一息つくタイミングで行われるのが、古くは残念ダービーとも言われる3歳重賞のラジオNIKKEI賞とサマースプリントシリーズの看板重賞CBC賞。
ポイントはレースそのものではなく、両重賞が【ハンデ戦】である点です。

このハンデ戦。実はとてつもなく主催者側の意図が反映されているんですが、案外通常レースと同じ感覚で馬券購入する人が多い気がします。
そもそも競馬というのは、ある程度の力関係はオープンにされてます。それは戦績であり持ちタイムであったり。最も単純な力量比較はコンピ指数なんか調べなくても、オッズという形で露になってもいます。でも、馬が走る中での不確定要素は様々であり、展開や位置取りで結果はある程度ブレるので、思っている以上に上位人気同士の決着は少なかったりする訳ですが、ハンデ戦に至ってはそこにさらにハンデという形で人の手が加えられます。ただでさえ不確定要素の高いレースにハンデが加わればどうなるか?この答えがすぐに出ない人はたぶん競馬に向いていないです。

一応の建前上はハンデ戦は全馬が1列同時ゴールになるように設定されているとなってますが、ここに通常でも波乱を多数巻き起こす競走馬の不確定要素が加われば、結果は荒れて当たり前なんです。というよりも、ハンデ戦は胴元が意図的に高配当が出やすいレースを提供する為のレースと捉えるべき。

今年上半期のハンデ戦重賞は13鞍。内1レースはダートのマーチステークスで、ダート戦はハンデ戦でもあまり荒れない(これは機会があれば別記事で)傾向で勝ち馬はスワーヴアラミス57kg、2着はトップハンデ57.5kgのクリンチャー。重いハンデで馬券内に来るダート重賞馬はその後も馬券になるので参考までに。よってダート戦を覗く芝の12鞍を見てみます。

①1/12
②3/12
③9/12
この数値は何か分かりますか?少し考えて近い答えが出る方は馬券の上手い方でしょうね。

答え
①一番人気馬が勝った数
その素晴らしい馬は目黒記念のキングオブコージ。自分の感覚からしたら、ハンデ重賞で一番人気から買うなんて愚の骨頂ではあるんですが、キングオブコージに関しては登り馬で且つハンデも54kgと恵まれていたので、3番人気あたりなら頭からという感じでした。まぁ、この馬が一番人気になるのは馬券購入者の能力向上とも考えられますけど、いずれにしても勝ったのは1頭のみです。
ちなみにもっと衝撃の事実?を明かしてしまえば、全12鞍中で3着以内の馬券圏内に来た一番人気馬は2/12。これは中山牝馬ステークスのエスポワールが一番人気で3着。つまり上半期のハンデ重賞で馬券内に来た一番人気馬はキングオブコージとエスポワールの2頭しかいないんです(笑)
その分、2、3番人気馬が絡むことが非常に多いというのも参考までに。

②トップハンデ馬が勝った数
①と②が逆になりそうなイメージではありますが、トップハンデで勝った馬は3頭います。
中山金杯のトリオンフ58kg。愛知杯のデンコウアンジュ56kg。小倉大賞典のカデナ57kg。
引退となったトリオンフは別として、特徴としてはトップハンデといってもハンデがそれほど重くなく且つハンデ差が少ない。さらにハンデが重く設定されているのに人気にならないのも特徴。これは逆にこの馬は皆さんがつけてるオッズより実力ある馬ですよと教えてくれてるものとも捉えられます。
ちなみにトップハンデで馬券内に来た馬は6/12。
他3頭は京都金杯のダイアトニック57kg2着、目黒記念のステイフーリッシュ57.5kg3着、マーメイドステークスのセンテリュオ55kg2着です。ダイアトニックの活躍を持ち出すまでもなく、トップハンデで重賞馬券内に来る馬はその後の別定重賞であれば高確率で馬券内に好走する実力の持ち主でしょう。ハンデが軽いのが気にはなりますけど、この後の牝馬重賞にセンテリュオが出てきたら買いということです。

③二桁人気馬が馬券内に来た数
3着まで広げれば12レース中9レースで二桁人気の馬が馬券に絡んでます。頭数の少ないレースもある訳ですから、この数字がいかに驚異的なものか分かると思います。
つまり皆さんが嫌う(笑)二桁人気馬を買い目に入れなければハンデ重賞はなかなか的中すら出来ない訳です。まぁ、それがダイヤモンドステークスのミライヘノツバサクラスになるとなかなか難しいとは思いますけど新潟大賞典あたりのメンバーなら充分狙いは立つと思います。

長々と期して疲れましたが、要するにハンデ重賞は結果は二の次で穴馬から買ってなんぼのレースです。例えば、目黒記念でキングオブコージから買って自慢ばかりしてくる奴がいたらバカだなぁと思ってしまいますが、アイスバブルやステイフーリッシュから手広く行って的中しているなら、この人は馬券上手いなぁになるので、馬券のアプローチって奥が深いなと感じます。

今週のラジオNIKKEI賞に関しては3歳馬初のハンデ戦ながら、2勝馬同士のほとんどハンデ差がないハンデ戦なので少しハンデ重賞の特徴には合致しないとは思いますが、福島という特性を加味するとある程度は見えてくるかなと。ただ、時期的にフィエールマンみたいなようやく始動した大物がいる可能性もあるので、このレースは堅い傾向にもなりそう。ルリアンかぁ…

一方のCBC賞はかなり奥が深いです。このレースはクリノガウディーに尽きるのですが、G1降着後で圧倒的人気になるなら消しまで考えるべきかと。なにせ58kg、朝日杯以外は左周りに良績集中ですから。でも、本線のアウィルアウェイが55.5kg。タイセイアベニールが56kgと最高にいやらしいハンデをつけてきました。0.5kgってなんだよ(笑)
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馬券適正

2020-06-29 00:09:37 | 予想
上半期の締め括りは【適正】を重要視してブラストワンピースから勝負した訳ですが、結果は見ての通り脱力感しか残らないレースぶり。あの垂れ方はどこか悪いか精神的に走れる状態にないでしょう。といいつつ、どこかの重賞であっさり勝ったりしそうな臭いもプンプンする馬ですから、これは個性として生暖かく見守るしかありませんね。
馬券の方はこすっからく押さえたタテ目で的中かと思いきや、サートゥルナーリア4着で引っ掛からず。まぁ、こんな買い方しているのが悪手の典型です。

今日も夏らしく東京10レースの江ノ島ステークスでスマッシュヒットだったんですが、三連複分も含むて宝塚記念で溶かす愚行。
今年の上半期はデカいのがあったおかげで回収率は130%ぐらいあるのですが、G1・重賞でムダ打ちしなければ300%ぐらいあるのではないでしょうか?もう完全に重賞が足枷(笑)

例えば資金が3万あったとしたら、1万でメインまで増やしにいって増えたらメイン勝負!というのが馬券購入の基本スタイルかと思いますが、これって胴元の思う壺だったりしますよね。大きく勝負するなら、そりゃ大きな舞台の方が燃えますから。でもこれが最大の悪手。

自分が勝てるのは準オープンとダート戦。それから和田竜二の穴狙い(笑)
準オープンに関しては有効な買い目があって、簡単に言えば勝つ馬を探すのではなくて、飛びそうな一番人気を外して買う方法です。基本的にこのクラスは高いレベルで力が拮抗しているので、上位人気が飛んだり4、5番人気が頭にくれば高配当にありつけやすいですよね。さらに飛ばすジョッキーはだいたい絞れたりするので(田辺、ウチパクとか今ならレーンも該当します)切りやすさもあります。
ダート戦も上位人気に寄りやすいのと、今なら前にいかないと勝負にならないレースが多いですから、穴狙いは絞りやすい。
今日なんかで言えば、サートゥルナーリアの単勝に大金入れるなら、東京有力馬独占の戸崎さんの単勝買ってる方が確実だったはずです。典さんならヒモに必ず入れるとか。

なので、下半期は重賞は自信のないレースは全て徹底的に穴狙いでいこうと思います。馬も適正が大事なように馬券も適正が全てですから。
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6月28日(日)予想 宝塚記念

2020-06-28 10:16:43 | 予想
宝塚記念

◎ブラストワンピース
サートゥルナーリア
クロノジェネシス
グローリーヴェイズ
キセキ
ステッフィリオ

初志貫徹。ついでに穴も入れば案外波乱度は高いかも。
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逆らえない馬

2020-06-16 22:53:47 | 予想
今週も宝塚記念までの箸休め?
いやいや、なかなかに注目の重賞があります。

ユニコーンステークス
2頭の無敗馬の一騎討ち?なんて捉えられそうな3歳ダート重賞ですが、ここは2強ではなく圧倒的1強レースですね。むしろ、カフェファラオならタガノビューティーとデュードヴァンの逆転に期待した方が良いと思います。でも1頭化け物候補がいますからねぇ。

レッチェバロック
前走も持ったままの逃げから圧勝。2、3番手に喰らいついた2頭がそのまま残るレースでしたが、この2、3着馬は共にその後のレースで2勝目を挙げているようにオープンクラスの力量のある馬達。つまり強い馬しかレッチェバロックにはついてさえ行けないという内容のレースでした。
今回は重賞ですから、相手関係は一気に強化となりますが、それでもどんな勝ち方をしてくれるのかを期待してしまいます。上位人気馬達がレッチェバロックに真っ向勝負を挑むなら、後方から確実に伸びてくるダガノビューティーで簡単な気もしますがどうなりますか?

函館SS
ここはダイアトニックに被る感じですかね?
もちろん力は上ですが、スプリントの実績はないんですよねぇ。であれば、エイティーンガールとあの馬の鬼脚にドキドキしたいもの。

マリアズハート
久しぶりに見た中山でそこからは飛んでこないでしょ?というレースの前走。1着だったら完璧でしたが、さすがにここまでとは言わなくとも、後方で上手く溜めて直線スムーズなら重賞でも充分勝ち負け出来るかと思います。しかも、今回はそんなに人気にならないのでは?皆さんG1実績と前走実績が大好きですからね(笑)
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6月14日(日)予想 エプソムカップ他

2020-06-14 10:26:46 | 予想
エプソムカップ

◎サトノアーサー
ギベオン
ピースワンパラディ
アトミックフォース
アンドラステ
エメラルファイト

分からん(笑)
重実績抜群の2頭が人気とは皆さんよく見てる。馬場は不安も穴ならギベオン一択と思います。


マーメイドステークス

◎エアジーン
リュヌリージュ
リンディーボップ
フィリアプーラ
オスカールビー

もっと分からん(笑)


昨日はサヴィ&和田竜二のおかげで予想外の高配当。今日は抑えろ!と自分自身へ。
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宝塚記念に向けて

2020-06-12 01:43:06 | 予想
春最後のG1まで谷間になる今週開催。
なんで最後だけ間が空くのかと言えば、世間的なボーナス時期にぶつける為と聞いた時はそんなアホなと思った記憶がありますが、年を重ねると当たり前の選択に思えるところに宝塚記念というグランプリの異質性のヒントがあるのかもしれません。まぁ、今年に限ってはボーナスなんて存在があるのか疑わしいところでもありますが(笑)

何故、こんなに早く宝塚記念を記したのか?
先週は派手に無駄使いした反省もあり、宝塚までは馬券は控え目にしようかと。幸いにも今週は10万馬券狙いが当然なような重賞2発ですから丁度良かった。

最近の宝塚記念は牝馬が穴開けるイメージですが、そもそもこの中途半端な時期に春のG1戦線で消耗の限りを尽くした馬同士の戦いとなるこのレースは荒れて当たり前かと思います。これは同じグランプリレースである有馬記念との共通点でもありますが、宝塚の方がより消耗の影響が大きいのかなと。
つまり狙うのは春のG1戦線で全く活躍出来なかった馬になります。さらに言えば、典型的な非根幹距離向きの馬を探すレース。
となると簡単に1頭該当する馬が見つかります。もうこれを本命にするつもり。

ブラストワンピース

有馬記念を出すまでもなく、この馬は非根幹距離で無類の強さを発揮するはず。もっと言えば人気は低ければ低いほど良いタイプでもあるはず。あとはビシビシ調教出来ていることが理想。


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6月7日(日)予想 安田記念

2020-06-07 02:14:32 | 予想
安田記念

◎ダノンプレミアム
アーモンドアイ
グランアレグリア
インディチャンプ
ダノンキングリー

アーモンドアイに逆らうつもりはないものの、そのままでは競馬はつまらない。
これだけなめられたオッズとなれば、中距離以下なら最強と思ったダノンプレミアムから。内から無理なく行ける今回はマイナス材料が見当たりません。
コメント (1)
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安田記念 心変わり

2020-06-04 12:53:55 | 予想
安田記念。

もうダノンプレミアムとアーモンドアイ中心に行くのは決まっていたのですが…

ここに来て、どうしても気になる馬がいるんですよね。

グランアレグリア。

前走を見てもスムーズさを欠いてあの末脚。なにより阪神カップの突き抜け方が強烈すぎました。
安田記念が中距離よりもスプリント寄りのスピードが要求されるレースというのは、色々なところで言われていますが、短距離のスピードでいえば唯一アーモンドアイに勝てるのはこの馬しかいないのではないか?
他は接戦こそあれ、まともなら敵わない雰囲気だし、初対決のここが一番の狙い目に感じてきました。ルメールがグランアレグリアに触れることはないでしょうけど、彼が最も警戒しているのはグランアレグリアなのかもしれません。
あとは少し展開の助けが欲しいところですが、この馬は出たなりで楽に先行出来るというアドバンテージもあります。あとはやっぱり鞍上か。
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安田記念を考えてみる

2020-06-03 01:12:36 | 予想
さてさて今週は安田記念。

ポイントはアーモンドアイに尽きますかね?
彼女にとっては牡馬混合のこここそが最大の鬼門なんでしょうけど、簡単に頭取れるほど甘くはないメンバーが揃った印象。まぁ、馬券内は外せないでしょうけど相手をどこに絞るかが肝要になるかと。

相手の筆頭はインディチャンプですかね。前走は強いの一言。
ただ、この馬は叩いて一変が勝ちパターンですから今回は少しレース過程が違うのと、なんと言っても今の府中の馬場は気になる点。中団より後ろでは厳しい展開になりそうです。

その他の馬を見ると世代間比較が重要ですかね。

4歳勢
ダノンキングリー
グランアレグリア
アドマイヤマーズ

5歳勢
アーモンドアイ
インディチャンプ
ダノンプレミアム
ダノンスマッシュ

ダノンキングリーとグランアレグリアのG1好走ですでに世代間差はそれほど無いことは確かではありますが、キングリーの相手が重要になります。ラッキーライラック。

ラッキーライラックは5歳になって再覚醒した面が大きいので難しいところではありますけど、アーモンドアイ筆頭に強い5歳勢の中では頂点とは言い難い。素直にそう受けとれば主役はやっぱり5歳勢となるのか。となると今の府中の馬場が一番味方するであろう馬はあの馬しかいないですね。
前走ハナ切ったダノンスマッシュのマイルというのも少し気にはなってる現在。ゆっくり検討しましょう。
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