舞い上がる。

日々を笑い、日々を愛す。
ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

自分の表現を大切にして、人の表現も尊重したい。そして今までのライブペインティングまとめ。

2022-01-14 23:35:22 | 


数日前に、昨年12月に参加した作品展示会「カルチャーMIXフェスタ」のアンケート結果を実行委員会さんから送っていただいて読みました。
嬉しい感想が多くてありがたかったです。ご来場いただいた皆さん、あらためましてありがとうございました。

自分の作品について見た人から感想をいただける機会って貴重だから、参加して良かったなと思います。
そして、僕が日常的に創作している絵や文章、大部分をブログやSNSで公開しているので、もっと皆さんリプやコメントで感想を気軽に送ってきてくれていいんですよ…

あと、展示会場で出会った他の作家さんの作品がアンケートで褒められているというのも嬉しいものですね。
作品を作ったり見たり、自分が好きなことをしているとこういう素直な気持ちになれる気がするので、この気持ちは大切にしたいと思います。

僕のカルチャーMIXフェスタの作品は、こちらから見ることが出来ます。
「カルチャーMIXフェスタ」で展示した作品を紹介します!

しかし、こうして自分の作品を振り返ってみると、他人から見たら自分がやっていることなんて意味が分からないのかも知れないな、と思います。
カレーの写真を毎週真面目に撮っているなんて、周りから見たら何の意味があるか分からないと思いますよ。しかし、僕には重要なのです。

自分にしか表現できない世界を追求することが、必ずしも社会に役立ったり評価されたりするとは限らないわけです。
それでも、自分は生きていくためにそれをやらざるをえない、それが自分だけの表現というものなのかもしれません。

そして、「カルチャーMIXフェスタ」などで出会った色々な作家さんに出会うと、自分の表現を持っているなって人は、他人の表現に対しても否定せずにいいところを見つけるのが得意な人が多いなと思います。
上手いか下手かではない、その人にしか描けないいい絵ってあると思っていて、僕は自分の絵を上手いとは思いませんが、いい絵ではあると思っているんですよ。

で、この人は自分の表現を持っているな、いい絵を描くなーという人は、僕の絵を見てもいい絵を見付けてくれる人が多くてありがたいなあと思います。
こういう出会いや意見は本当に貴重なので大切にしたいし、僕も人の表現の良さを見付けられる心の豊かな人間でありたいですね。





ところで、僕は自分が描いている絵をずっとイラスト(illustration)だと思っていたのですが(何故なら、絵をInstagramに投稿した時に「#イラスト」「#ilustration」というハッシュタグを付けるといいねが増えるから)、意味を調べてみたらどうやらイラストではなく、どうやら絵画(picture、drawing、painting、描かれ方によって使い分けられる)らしいことが判明しました。
イラストには、絵というよりも挿絵や図という意味があり(必ずしも「絵」だけとは限らず表やグラフなども広義ではイラストに含まれるらしい)、作家が自分の世界を追求するために描かれる芸術・美術としての絵画とは性質が異なるそうなのです。

そういえば、作家が人前で絵を描くという表現のことは、「ライブペインティング」って言いますからね…
というわけで、せっかくなので僕が今までライブペインティングで描いていた絵を紹介していきます。





こちらは2014年に参加した「カルチャーミックスフェスタ」の会場に在廊しながら、紙に小さい絵を描いては展示スペースの壁に貼っていたというもの。
今思えばこれもライブペインティング。2014年末に初めて開催した「ちひろdeアート」より半年前のものです。

詳しくはこちら
ライブペインティングをしてみました!





こちらは、2018年の「ちひろdeアート」の会場で、僕の作品に登場する犬の「ぽち」と「ごろう」を描いたもの。
一週間行ったトークゲストの1人である桐亜さんが僕の絵を見てくれた時に「この犬はぽち、この犬はごろうって言うんだよ」と言ったら、桐亜さんが考えたぽちの鳴き声が「ワンワン」、ごろうの鳴き声が「ゴローゴロー」だったのが面白かったです。

詳しくはこちら。
ライブペインティング「ぽち」「ごろう」「がちゃまる」(がちゃまるに関しては後述します)





こちらは、2019年の「ちひろdeアート」の会場で描いた「柾谷小路」という作品。
大洋紙(新潟方言)を4枚繋げた巨大な紙に、柾谷小路の古町十字路の風景を写真を見ながら下書きなしで描き、自分の新潟を好きな気持ちを表現しました。

詳しくはこちら。
ライブペインティング「柾谷小路」





こちらも、2019年の「ちひろdeアート」の会場で描いた「みんなで宇宙旅行」という作品。
僕の絵に登場するキャラクター達が大集合して宇宙を冒険するという、絵を描くことで自由で楽しい気持ちを表現したいという僕の気持ちの集大成みたいな絵になって、気に入ったので当時は布団の横に飾って寝たり、今でもリビングに飾ったりしています。

詳しくはこちら。
ライブペインティング「みんなで宇宙旅行」





こちらは、2020年の「ちひろdeアート」の会場で描いた「みんなで虹の上」という作品。
こちらも僕の絵に登場するキャラクター達が大集合し、虹の出る空を自由に飛んでいるという絵で、こちらも前の絵と似たような気持ちで描かれています。

詳しくはこちら。
ライブペインティング「みんなで虹の上」





こちらは、2019年の「ちひろdeアート」の会場で描いた猫のがちゃまると、2020年の「ちひろdeアート」の会場で描いた猫のくろにゃんを並べたもの。
くろにゃんは、2019年から頭の中にはありましたが、ちゃんと形になったのが2020年のことでした。

詳しくはこちら。
ライブペインティング「くろにゃん」





こちらは、2021年に僕が雪に描いた絵。
ライブペインティングのつもりが誰も見ないと思っていたら、風景写真を撮りにきたおじさんが見てくれました。



僕が雪に絵を描くのは、1960~70年代に新潟で活動していた現代美術家集団GUNの影響です。
中学の美術資料集で初めて知って感動し、その後2012年には長岡の県立近代美術館で展示会が開催されて見に行ってさらに感動し、今でもかなり影響を受けています。

詳しくはこちら。
雪の上に巨大な落書きをしてみた。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 梨木香歩さんの「家守綺譚」... | トップ | 【お知らせ】トークイベント... »
最新の画像もっと見る

」カテゴリの最新記事