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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

【宣伝させていただきます】テアトル・ド・アナール『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』 (3/9)

2016-03-09 19:00:00 | 勝手に宣伝
3月9日(水)、19時からりゅーとぴあで、テアトル・ド・アナールさんの演劇『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』があります。
突然ですが、本番前日ではありますが、ブログにて勝手に宣伝をさせていただくことにしました。

と言うのもですね、りゅーとぴあの岡田くんから、えんとつシアターの逸見さん経由で僕のところまで連絡が来まして、新潟公演の前日に急遽、りゅーとぴあで舞台の仕込みのお手伝いに行って来たのです。
久し振りの演劇の仕込みのお手伝いだったのですが、りゅーとぴあの皆様、親切にしていただきまして、本当にありがとうございます。

あとで詳しく書きますが、この『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』という演劇は何度も再演を繰り返している大変な話題作だということで、そんな話題作が新潟で観劇できるのがとてもありがたいなと思うとともに、その仕込みに参加させていただき、どんなに大規模な舞台でも結局は多くの方々が作り上げる、手作りのものなんだなあという当たり前のことに、何故か妙に感動してしまったりしたのでした。
そんな感じで、なんか久し振りの演劇の仕込みに妙な感動を覚えつつ、りゅーとぴあでお手伝いをしていたわけですが、一緒に仕込みをしていた逸見さんが、休憩時間にこの『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』が素晴らしい!という感想を熱く語り出したではないか!

逸見さんは、昨年、東京で再演された『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』を観劇してきたということで、「とにかく面白いから是非多くの人に観て欲しい!」とのことです。
そして、唐突にこんなことを言って来たではないか…!



逸見さん「明日の『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』、まだ微妙に空席があるらしいんだよね…
ちひろブルースの集客力で満席に出来ない?」



な、なんか唐突にとんでもないことを言って来たぞ!
咄嗟に俺は…



ちひろ「出来ます。」



な、何言ってんだ俺!!



…と、何も考えずに言ってしまったものの、そんなこと出来るかよ!状態な私ですが、いや、でも可能性はゼロではない!という訳で、どれくらいの集客力があるか分かりませんが、一先ずブログにて僕なりに宣伝させていただきます!

はい、ここまで前置きです。
(前置き長っ!!)





さてさて、そんな訳でこの『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』を僕なりに宣伝させていただくわけですが…
そもそもタイトルに(略)が付いているのは、本当はとても長いタイトルの演劇で、あまりに長いので『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』と呼んでいる、ということです。



一応、正式なタイトルを書かせていただきますと…

『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行“――およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならない”という言葉により何を殺し何を生きようと祈ったのか?という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』

…です! マ、マジで長いぜ!
と言う訳で、以下、『従軍中のウィトゲンシュタイン(略)』とさせていただきますね。



もともと、この『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』という演劇は、2013年に東京のこまばアゴラ劇場で上演され、2015年にこまばアゴラ劇場で再演され、さらに今年の3月にもこまばアゴラ劇場で再演されているとのことです。
僕の周りにも、去年の公演を東京まで観劇しに行ったという知り合いが結構いるのですが、なんと観劇した知り合いがみんな声を揃えて大絶賛していて、しかもその度合いが「めちゃくちゃ面白い!」「こんなにすごい演劇があるとは!」「面白すぎて衝撃を受けた!」「開始早々、何もかも持って行かれたぜ!」「これこそが演劇の面白さだ!」「ウィトゲンシュタインはいいぞ!」「ウィトゲンシュタインやばい!」と、どうも尋常じゃない大絶賛ではないか。

で、それだけ絶賛されると観劇していない身としてはどうにも気になる訳ですが、どんな面白さなのか聞いてみると、「いや、もう、とにかく面白いんだ!」「あの面白さを言葉で表現することは出来ない!」「観劇した者にしかあの面白さは伝わらない!」「いいから観ろ!」「とにかく観ろ!」「絶対に観た方がいい!」「是が非でも観てくれ!」「頼むから観てくれ!」「観ないと後悔するぞ!」「だから観ろ!話はそれからだ!」などの言葉が返ってくるではないか。
確かに、そもそも演劇って観ないことには何が起こるか分からないものですから、こういう反応は当たり前っちゃ当たり前なのかもしれませんが…それにしても、その度合いがどうも尋常ではないぞ…!!こ、これは気になるではないか…!!

そう考えてみると、そんな衝撃的な演劇体験を新潟で出来るというのは、本当に貴重な機会なのかもしれません。
新潟で上演していただけるテアトル・ド・アナールの皆さん、りゅーとぴあの皆さんに感謝しつつ、その、観劇しないと分からない衝撃的な面白さというやつを、是非とも体験してきたいと思います。



ところで、この『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』の作・演出を手掛けられているのは、谷賢一さんという方で、谷賢一さんは「DULL-COLORED POP」という劇団の主宰もされている方です。
「DULL-COLORED POP」は、2012年に新潟で「くろねこちゃんとべーじゅねこちゃん」という演劇を上演しているのですが、思い起こせば僕自身、あの時「くろねこちゃんとべーじゅねこちゃん」を観劇し、あまりの面白さに衝撃を受ける、という体験をしていたのでした。

何でしょう、本当に面白いとかそういうレベルじゃない何かすごい衝撃を受けてしまい、気付いたら号泣しながら何も考えることが出来ずに客席から動けなくなっていた、という未だかつてない演劇体験だったのでした。
あれ以来、谷賢一さんの演劇は一度も観劇できていない自分にとって、そういう意味でも『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』はとても楽しみでございます。





そんな訳で、随分長くなりましたが、3月9日(水)にりゅーとぴあで上演される『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』に対する僕なりの期待を込めて、僕なりの文章を書かせていただきました。
この文章がどれだけ集客力があるか、分かりませんが、とにかく書かせていただきましたので、今は、観劇できるのが楽しみな次第でございます。






以下、詳細!







Théâtre des Annales(テアトル・ド・アナール)
『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』

正式な公演タイトル
『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行“――およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならない”という言葉により何を殺し何を生きようと祈ったのか?という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』



新潟公演

日時
 2016年3月9日(水) 19:00~

会場
 りゅーとぴあ 劇場

料金
 一般3,500円
 学生2,500円



あ、予約は3月8日(火)の23時まで、りゅーとぴあでネット予約をやってるらしいです!
詳しいことはりゅーとぴあの公式サイトを見てくれ!

【りゅーとぴあNext Stage“NE/ST(ネスト)” 第4弾】
テアトル・ド・アナール『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』








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