舞い上がる。

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ちひろBLUESこと熊谷千尋のブログです。

爆音映画祭 in 松本で『悪魔のいけにえ』を観て来ました!田中要次さんも大熱狂!

2017-12-08 23:27:24 | Weblog


12/1(金)~3(日)にかけて、まつもと市民芸術館で開催されていた「爆音映画祭 in 松本」。
松本シネマセレクトさんお疲れ様でした!





僕は、3日目の1/3(日)に、『ストップ・メイキング・センス』と『悪魔のいけにえ』の2本を観ることができました!



一つ前の記事には『ストップ・メイキング・センス』の感想を書きましたが…
爆音映画祭 in 松本で『ストップ・メイキング・センス』を観て来ました!田中要次さんも大熱狂!







ここからは、『悪魔のいけにえ』の感想を書いていこうと思います!



この映画は、アメリカ・テキサス州で5人の男女が、近隣に住む恐ろしい一家に出会い、「レザーフェイス」にチェーンソーで襲われ、次々に殺害さ れていくというホラー映画です。
この映画がホラー映画界に与えた影響は凄まじく、続編シリーズやリメイク版が次々と作られたり、さらには映画としての芸術性が認められて、マスターフィルムがNY近代美術館に永久保存されているほどの、まさにホラー映画の金字塔と呼ばれるほど有名なまさに伝説のホラー映画なんですが、恥ずかしながら観たことがなかったので、この機会に!と観てみました。



余談ですが、この日はTOMOKAさんが長野市から松本市に遊びに来ていたので、急遽一緒に観に行くことになりました。
前日には一緒に「未完全都市クラブ」を楽しんだし、この日の夜はBLUESを観に来てくれることになっていたので、やたらとTOMOKAさんと長野県を満喫する二日間でした。

ちなみにこの日、BLUESの集合時間が『悪魔のいけにえ』の上映時間と被っていたので、おもケンに「映画観てから行きたいから遅れていくわ」と事前に連絡してから観に行ったんですよね。
と思ったら、『悪魔のいけにえ』の上映前にロビーで待っていると、向こうからBLUESのゴトウくんが歩いていくるではないか!あれー!?

すると、ゴトウくん、「どうしても『悪魔のいけにえ』が観たかったので、おもケンさんにどうしても行かせてくださいって頼み込んできたんです」
お前もかーーーー!!

と言う訳で、まさかのTOMOKAさんとゴトウくんと三人で『悪魔のいけにえ』を観るという不思議な体験でした。
でも、こういうホラー映画は仲間たちとキャッキャしながら観るのが一番ですよね!



ひとまず予告編はこんな感じです。





で、感想なんですが、一言で言うとめちゃくちゃ面白かったです!
なるほど、これは後世に語り継がれる名作と評価されるのも納得だわ!

冒頭では、5人の若者がバンに乗って旅をしているのですが、なんかこの時点で夏のうだるような暑さがスクリーンから伝わってくる感じがしたし、何よりエンジン音が爆音で響いてくるので、一気に映画の世界に引き込まれてしまいました。
その後、謎の不気味なヒッチハイカーを乗せてしまったことから、開始早々、物凄く不吉な雰囲気が映画全体に漂い始めます。

彼らは車を止めてキャンプを始めるのですが、近所に怪しい家を発見し、一人また一人と気になって家に近付いていくのですが、実はその家には、恐怖のチェーンソー男「レザーフェイス」が住んでいた!
と言う訳で、一人また一人とレザーフェイスの餌食になっていくのです!

その様子は、まさにホラー映画のお約束展開なのですが、おそらくこの映画はこういうお約束展開のルーツの一つなのでしょう。
と言うか、今僕がこうしてこの映画をお約束だって思ってしまえるくらい、この映画がホラー映画界に与えた影響が凄まじいということなのだと思います。

とは言え、いくらお約束展開だからと言って怖くないなんてことはまったくなく、今見てもしっかりフレッシュな怖さなのです!
一人また一人とレザーフェイスの家に人間達が近付いていくたびに、心の中で「行っちゃダメだーーーー!!」と叫んでしまいそうになるのをこらえながら観ていると、次々と彼らはレザーフェイスの餌食になっていき、その度に驚きと恐怖、そして映画を観る興奮が爆音で襲い掛かってくるので、テンションがどんどん上がって行きました。

そんな映画なのですが、映画の中盤、完全に「そこで出てくるの!?」みたいなタイミングで唐突にレザーフェイスが登場した時は、思わず座席から少し飛び上がってしまうくらいびっくりしてしまいました。
そして、そこからの怒涛の展開が本当に凄まじく、レザーフェイスと主人公の女性の全力疾走な逃走劇が繰り広げられ、まったく息つく暇もないほどの凄まじいハイテンションなアクション活劇へと変貌を遂げていくので、そんな予測のつかない展開にどんどん翻弄されていきます。

そして最終的にはレザーフェイスの正体というか、彼らの一家が登場するのですが、そこはそれまで映画に登場してきた様々な要素が一つに繋がるような、伏線回収という意味でも優れた展開だったと思います。
同時に、この映画の特徴として、そんな恐ろしい殺人鬼のキャラクター達が非常に人間臭く描かれているので、恐怖を感じながらも同時にユーモラスでもあるという、何と言うか、他に類を見ないような非常に個性的なホラー映画だったなあと思います。

そんな中盤からの怒涛の展開を盛り上げるのは、何とっても爆音で鳴り響くチェーンソーと悲鳴なのです!
音そのものが、この映画の理不尽な暴力性を体現しているような映画で、まさに爆音上映にふさわしい映画だったと思います!

と言う訳で、爆音と恐怖演出と理不尽なホラー展開に翻弄され続ける、超ハイテンションな『悪魔のいけにえ』爆音上映、超面白かったです!
いやー、楽しかった!





この後、『はらはらなのか』の上映も本当は行きたかったのですが、僕はBLUESの公演があったので会場を後にしました。
BLUESの感想も続けて書いていこうと思いますが、ひとまずこんなにも楽しい上映を企画してくれたシネマセレクトさん、本当にありがとうございました!
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