川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

8月15日(月)のつぶやき

2016年08月16日 | Tweet
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情熱の根底には「憤り」がある

2016年08月16日 | 日記・雑記・独り言
情熱のある人生。目標のある人生。いいな、と。
情熱を持ちたい。目標を持ちたい。
多くの人が思っていることでは。

では、その「情熱」とか「目標」とかって、どこから来るか。どこから生まれるか。
多くを見ると、「憤り」から発していることが多い。
こんな日本じゃダメだ。こんな理不尽は許しておけない。こんな不条理は…

義憤。公憤。
孔子も、「発憤忘食、楽以忘憂」(憤を発して食を忘れ、楽しんで以って憂いを忘る)と自己紹介していた。

日本では、一昔前は、「アメリカに追い付け」「アメリカみたいに豊かに」が、ほとんど「憤り」を代替していた。高度経済成長のエネルギー。
今はそうじゃない。別にそんなに豊かじゃなくてもいいじゃん…という、けだるい倦怠感・諦観が蔓延している。先進国病か。

そして、平成日本、豊かになって、民主政を享受し、憤りの源泉となるような不条理や理不尽は、少なくなってきている。古今東西と比較すれば。
だから、今の日本にいる限り、「憤り」を感じることは難しくなってきている。
これが、「甘え」であり、「茹で蛙」。

英語では「too comfortable to change」。快適すぎるのよね。
まさに、トルストイの、「みんなが、世界は変るべきだと思っているけど、自分を変えようとする奴はいない」(Everyone thinks of changing the world, but no one thinks of changing himself)だ。

でも、世界を変えようと思うなら、四の五の言わず、まず自分が変われ(You should be the change that you wish to see in the world)。
ガンジー精神だ。Be the change.

だから、僕は、旅に出る。外に出る。日本を飛び出す。
より強い「憤り」を見つける/感じるために。
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