Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めて

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印集めが趣味です。

西大寺(2012年5月19日参拝)

2012-06-23 | 真言宗十八本山
所在地:奈良県奈良市西大寺芝町1-1-5
宗派:真言律宗
御本尊:釈迦如来(重要文化財)
創建:天平神護元年(765年)
開基:常騰、孝謙上皇(勅願)
札所:真言宗十八本山15番、大和十三仏霊場2番、南都七大寺5番、
西国愛染十七霊場13番、神仏霊場巡拝の道 第23番


【歴史】
西大寺の創建は奈良時代の天平宝字8年(764)に称徳天皇が、
藤原仲麻呂の反乱の鎮圧を目的に鎮護国家と平和祈願の為に、
7尺の金銅四天王像の造立を発願されたことに始まる。

造営は翌天平神護元年(765)からほぼ宝亀末年(780)頃まで続けられたと考えられるが、
創建当初の境域はぶ広大なものでここに薬師、弥勒の両金堂をはじめ東西両塔、
四王堂院、十一面堂院など、実に百十数宇の堂舎が甍を並べていた。

文字通り東の東大寺に対する西の大寺にふさわしい官大寺であった。
その後平安時代に再三の災害に遭い衰退したが鎌倉時代も半ば頃になって、
稀代の名僧興正菩薩叡尊上人がこの寺に入って復興に当り、
創建当初とは面目を新たにした密・律兼修の根本道場として伽藍を整備された。



【西大寺石落神社】




駐車場に車を停めまずは鎮守社をお参り。


【東門】


東門から境内へ。


【四王堂】


創建期の由緒を伝える唯一の堂。

御本尊は正応2年(1289)亀山上皇の院宣によって京都から移安された、
仏師円信の作になる本格的な藤原彫刻の十一面観音立像。

しかし建物は再三焼失し現在の堂は延宝2年(1674)の再建されたもの。


こちらにおわす十一面観音像(重文)と四天王像(全て重文)が素晴らしい。

20分ぐらいずっと見ていた。

観音様の慈悲に溢れたお顔を見ていると悩みとか心の荒波を静めてくれます。

堂内撮影禁止でした。


【不動堂】


お不動さんは私の守り仏なのでしっかりと拝む。


【衆宝館】




国宝の金銅宝塔や、吉祥天立像、行基菩薩坐像などの重要文化財をはじめ
多くの寺宝を収蔵安置されています。

ここは見ないと損します。


【本堂】




重要文化財。

中世に建てられた光明真言堂の後身で同寺は天平宝宇8年(764)、
称徳天皇が鎮護国家のために四天王像の造立を発願したことに始まり、
翌年に創建されたものだが、その後、度重なる火災や兵火によって建造物のほとんどを焼失。

現在の本堂は文亀2年(1502)の兵火のあと、
宝暦年間(1751~64)に再建されたものといわれていたが、
後の調査によって寛政年間(1789~1802)にそれまでの仮堂を廃して着工、
文化初年に完成したものであることが判明した。


たくさんの灯篭の光による幻想的な雰囲気の堂内には御本尊の釈迦如来立像、
文殊菩薩騎獅像及び四待者像、弥勒菩薩坐像など、
見飽きることのない仏様達がいらっしゃいます。

ここは何度参拝してもいい。



こちらも撮影禁止でしたので動画をアップしておきます。


【御朱印】




本堂でいただいた御朱印です。

四王堂の御朱印もこちらでいただけます。


【塔跡】






奈良時代には東西両塔が建てられ、そのうちの東塔跡。
創建当初のものはともに平安時代に焼失、東塔は藤原後期に再建されたが、
これも室町時代文亀2年(1502)に焼失した。


【愛染堂】




もと京都の近衛政所御殿を宝暦12年(1762)に移建した南北十一間、東西八間の宸殿造りの仏堂。

御本尊の愛染明王坐像(重文)は秘仏として厨子内に安置されるが、
宝治元年(1247)に興正菩薩の念仏仏として仏師善円が造られたもの。


【御朱印】


愛染堂でいただくことが出来ます。

そういや愛染堂の隣にある大黒堂が修理の為に、
本堂に大黒天が祀られていました。


【鐘楼】



【平和観音】



【子育地蔵尊】



【大師堂】



【石仏】


どなたか忘れましたが上人だったと思います。


【弁財天】


清龍池にひっそりと弁財天が祀られていました。


【閼伽井戸】



【南大門】




南大門を出て次の唐招提寺へ。


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