この辺りにバスツアーがあると必ず立ち寄る智恩寺。
天橋立の定番コースですが、
かくいう私も昔にバスツアーで来て山門と多宝塔に感動したもんです。
奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の亀岡文殊とともに
日本三文殊の一つとしても有名です。
所在地:京都府宮津市天橋立文珠小字切戸
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:文殊菩薩(秘仏、重要文化財)
創建:(伝)808年(大同3年)
開基:(伝)平城天皇(勅願)
【山門】
見る者の心を捉えて離さない質実剛健の山門です。
明和4年(1767)の建立。
唐様(禅宗様)になる山門として丹後地方最大のもので、
再建にあたって後桜町天皇から黄金を下賜されたことによって
「黄金閣」と称されています。
大工は延べ8780人を要したことが職人の出勤簿である出面板により知られ、
その工事の規模の大きさが伺いしれます。
これを現代で造るとすれば工事費は幾らかかるのか想像も出来ません。
【多宝塔】
重要文化財。
明応九年(1500年)三月に釿初めが行われ翌十年四月に落成。
室町時代のものとして丹後地方唯一の遺構で貴重な塔です。
大日如来が安置されている下重には籠神社別当大聖院の智海が
来迎壁の背面に片足を上げた不動明王を描いており、
「八十余歳書之 智海」の署名があります。
この多宝塔はやや小振りながら塔の形がとてもいいんですよね。
全く見飽きることがありません。
【文殊堂】
現在の文殊堂は明暦元年(1655)から始められた、
宮津藩主京極高国による修理によるものです。
屋根はわずかに照り起(むく)りを帯びた優美な宝形造で、
正面に三間の向拝を葺き降ろしています。
現在は銅版葺ですが宝珠の銘文によって明暦三年(1657)に
屋根の葺き替えが行われたことが今回の修理で判明しました。
旧状は檜皮葺であったとみられます。
【鐘楼門】
二人の子女を相次いで亡くした宮津の商家木村正英によって、
享保七年(1722)に建立されました。
その菩提を弔うべく二人の法名「暁山彗察」「洞雲自照」から
「暁雲閣」と呼ばれています。
【鐘楼】
明治十四年建立。
【鉄湯船】
鎌倉時代(正応三年・1290)建立の重要文化財。
現在は手水鉢として使用されていますが、
元は寺院の大湯屋で寺僧の施浴に用いる湯船として制作されたものです。
【無相堂】
【霊木文樹】
【御朱印】
勝谷誠彦似の方に書いていただきましたが、
顔に似合わず達筆です。(^^;
天橋立の定番コースですが、
かくいう私も昔にバスツアーで来て山門と多宝塔に感動したもんです。
奈良県桜井市の安倍文殊院、山形県高畠町の亀岡文殊とともに
日本三文殊の一つとしても有名です。
所在地:京都府宮津市天橋立文珠小字切戸
宗派:臨済宗妙心寺派
御本尊:文殊菩薩(秘仏、重要文化財)
創建:(伝)808年(大同3年)
開基:(伝)平城天皇(勅願)
【山門】
見る者の心を捉えて離さない質実剛健の山門です。
明和4年(1767)の建立。
唐様(禅宗様)になる山門として丹後地方最大のもので、
再建にあたって後桜町天皇から黄金を下賜されたことによって
「黄金閣」と称されています。
大工は延べ8780人を要したことが職人の出勤簿である出面板により知られ、
その工事の規模の大きさが伺いしれます。
これを現代で造るとすれば工事費は幾らかかるのか想像も出来ません。
【多宝塔】
重要文化財。
明応九年(1500年)三月に釿初めが行われ翌十年四月に落成。
室町時代のものとして丹後地方唯一の遺構で貴重な塔です。
大日如来が安置されている下重には籠神社別当大聖院の智海が
来迎壁の背面に片足を上げた不動明王を描いており、
「八十余歳書之 智海」の署名があります。
この多宝塔はやや小振りながら塔の形がとてもいいんですよね。
全く見飽きることがありません。
【文殊堂】
現在の文殊堂は明暦元年(1655)から始められた、
宮津藩主京極高国による修理によるものです。
屋根はわずかに照り起(むく)りを帯びた優美な宝形造で、
正面に三間の向拝を葺き降ろしています。
現在は銅版葺ですが宝珠の銘文によって明暦三年(1657)に
屋根の葺き替えが行われたことが今回の修理で判明しました。
旧状は檜皮葺であったとみられます。
【鐘楼門】
二人の子女を相次いで亡くした宮津の商家木村正英によって、
享保七年(1722)に建立されました。
その菩提を弔うべく二人の法名「暁山彗察」「洞雲自照」から
「暁雲閣」と呼ばれています。
【鐘楼】
明治十四年建立。
【鉄湯船】
鎌倉時代(正応三年・1290)建立の重要文化財。
現在は手水鉢として使用されていますが、
元は寺院の大湯屋で寺僧の施浴に用いる湯船として制作されたものです。
【無相堂】
【霊木文樹】
【御朱印】
勝谷誠彦似の方に書いていただきましたが、
顔に似合わず達筆です。(^^;
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