東スポWEB によるストーリー • 1 時間
ネットフリックスと5年8000万ポンド(約151億4500万円)の巨額契約を結んでいるにも関わらず、ヘンリー王子の新作ドキュメンタリーがライバル会社のHuluで放送された理由をPR専門家が分析した。英紙ミラーが25日に報じた。
ヘンリー王子が主催する「インヴィクタス・ゲーム」についての単発新作は、何の予告もなくディズニー傘下のHuluで25日に配信された。ライバル会社で突然に新作を放送されたネットフリックスは驚きを隠さなかったが、PR専門家のジェーン・オーウェン氏は、実はネットフリックスは、Huluとドキュメンタリーを共有することを水面下で「許可」していたに違いないと指摘した。
オーウェン氏は「ネットフリックスがドキュメンタリーのことを知らなかったはずがない。これほど多額の資金が投入された契約には、ヘンリーが他のネットワークで番組を作るため、どのように困難を乗り越えるかについて、見極める必要があったのでしょう」と分析した。
さらには巨額契約を結んでいるにも関わらず、彼らがヘンリー王子に飽きているか、あるいは今回の単発番組を利用してさらに大きな作品への関心を集めたいかのどちらかだという。
同氏は「この作品が示しているのは、ネットフリックスとヘンリーの関係が冷え込む可能性があるということだ。まずネットフリックスが最初にこのドキュメンタリーを見て(内容に失望し)放送を拒否して、手放した可能性もある。今後は夫妻との関係を断つかもしれない。もし大きなプロジェクトを進めているのであれば、そちらに力を入れるだろう」とも語った。
今回の騒動は、来年には契約満了を迎えるネットフリックスがヘンリー王子夫妻から離れ始めた兆候なのか。今後の展開が気になるところだ。