
今年の桜のコンサート、
第一弾!「大阪 ティージュ」
第二弾!「演劇一遍聖絵物語」in白浜に続く、
松尾泰伸 / さくらコンサートin徳源院(2)
第三弾!
米原 「癒やしの桜コンサート」 徳源院。
この温暖化?のせいとされる予想のつかない桜前線の中、
しっかりと徳源院の「道誉桜」は咲いて待っていてくれました。
住職の挨拶が始まる。
まだ陽の残る明るい中での開演。
ついでに私も。(笑)
演奏が始まると同時に一斉に鶯が大合唱を始める。
これぞ・野外演奏での大自然と音楽の醍醐味!
山に囲まれた境内は、他よりも早く陽が落ち始め、
空は青くも、
次第に夕闇迫る演奏へ。
いよいよ夜桜の元での演奏。
ここぞとばかり桜の花は、
昼間と全く違う姿を見せ始め、
妖艶な・桜白の光を、花びら自らが放ち始める!
もはや・鶯の鳴き声も無く、
微かにカエルの鳴き声が耳元に届く。
遂に夜桜の花びらが本領を発揮する時間帯に突入!
今回は、同じ場所での演奏に、
3段階の自然光の演出が繰り広げられました!
三重塔もライトアップされ、
最後の最後まで、
静かに・静かに、
私の音を桜にも皆様にも聞いていただける、
素敵な野外音楽劇となりました。
正面の本堂には有名な幽霊の掛け軸がありました。
私も拝見しましたが・
眼に観得ない方達にも喜んでいただけたでしょうか。
「夜桜は、この世のものではない。」
を・感じさせられる、
素晴らしいコンサートでした。
天界からの贈り物!
境内で住職さんや今回御協力いただいた
「けんちん汁」を作っていただいた参道ふもとの
ずっとこの寺を護られているお母さん達と、
私達が夜更けまで打ちあがる中、
枝垂桜の老木・
「道誉桜」は、
いつまでも・いつまでも、
光り輝いていました。