デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー、海外旅行記、吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

吾輩も猫である 72 ( オチ!がない )

2014-09-26 14:44:44 | 吾輩も猫である

                        【米子道:米子ICより眺む大山】

 主人が留守になると

 23日朝、主人は境港へ二泊三日の短い介護帰省。甘い主人と異なり何かと躾に厳しい細君と一緒なだけに、な~んとなく緊張。そのくせ思い出したように「シマぁ」と猫撫で声、否、ヒト撫で声で寄ってきてはぎゅっと! 吾輩としては当惑するのである。

 その帰省から昨日、主人が戻った。トコトコと主人に走り寄ったのは、主人が懐かしいからではなく細君に辟易していただけ。が、主人「おぉシマ!やっぱりオレが一番やねんなぁ」と悦に入っていた。なんともお安い主人だが、上等の鰹節を貰えば文句はない。

     

 境港 妖怪ロードで超ミニオフ会

 帰省中、旅行記サイトで親しくなったhidamariさん(HN)と『超ミニオフ会をした』由。ダイヤモンド・プリンセス号なる豪華客船にてクルーズ中のhidamariさんが、ちょうど主人の帰省中に境港に寄港するという偶然に恵まれたオフ会であった。

     

 乗客2400人(日本人400人)が小さな境港に押し寄せたのだから「妖怪ロード」は外人さんでいっぱい! 出港まで僅か1時間余、街角に佇んでのオフ会では愉しいお話がいっぱい出来たと主人は大満足。心重い介護帰省中の貴重な和みであったろう。

         
     汚水枡の妖怪たち【左から】鬼太郎、ぬりかべ、一反木綿、ネコ娘、ネズミ男、こなき爺い

 ラス前の「花子とアン」

 主人、今朝はのんびり朝ドラ「花子とアン」を視ている。明日の最終回を控えたラス前、本のタイトルが「窓辺による少女」から「赤毛のアン」に変わる場面。いみじくも今朝の朝日「天声人語」に本のタイトルが決まる経緯kエピソードが紹介されていた。

     
      『神は天に在り、世はすべてよし・・・アンはそっとつぶやいた』を以て“完”の「赤毛のアン」

 「風」から「氷点」に 「猫伝」から「吾輩は猫である」に

 半世紀も昔・・・朝日新聞が当時の宝くじ一等と同じ賞金1千万円で募集した懸賞小説の入選作が「氷点」。題名は「風」だったが、夫君に「氷点」を提案された三浦綾子さん、そのほうが作品にふさわしいと歓び「氷点」に。確かに「氷点」のほうが評点が高い。

 「吾輩は猫である」も当初は「猫伝」。高浜虚子の助言で「吾輩は猫である」に改題された。「猫伝」ならば[吾輩も・・・]はなく「シマ伝」? 「三四郎」も漱石の四案「青年」「東西」「平々地」「三四郎」から編集部が選んだ。漱石、センスなし!

 「カサがない」は井上陽水 今回は「落ち!がない」

 なんやかや書いたが、オチがない!と? 関西の風土でオチは必須不可欠だが、親のお金・命と同様、いつまでもある!とは限らない。左様ご理解賜わり、皆々様、今回のところはヒラにご容赦、ごめんやしておくれやしてごめんやっしゃ。


               【台風が近づく24日、弓ヶ浜(日本海)より大山を眺む】

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6 コメント

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Unknown (リーのママ)
2014-09-26 20:39:59
おかえり!
一番にコメントを書きたくて~(ё_ё)
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お疲れ様でした (michi)
2014-09-26 20:54:08
台風大丈夫だったでしょ?
チャンと言い聞かせておきましたからね

今回は楽しい事もありで良かったですね
楽しい時間を過ごされましたか?

犬は誰が帰ってもそれはそれは喜びます
時には「ウレション」なるモノ、おしっこを漏らす事なんですが・・・・
猫ちゃんはどうでしょうか?
「にゃ~」と言って喉ゴロゴロでしょうか?

氷点懐かしいです
本当に大好きで本を何回も読みました
それに内藤洋子の雰囲気が主人公とマッチしてもう一度
テレビを見てみたいと思っていますが叶いません。

その氷点が違う題名だったとは・・・
赤毛のアンにしても「赤毛のアン」になって良かったと
思いますから。。。

落ちが無い?
う~~~ん
又に期待したいと思います。
また・・・落として下さいね。
ゆっくり休まれて下さい。
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風速40メートル? (デ某)
2014-09-26 21:42:51
リーのママさん
瞬間最大風速で飛ばしての一番乗り、ありがとうございます

> おかえり! 一番にコメントを書きたくて~(ё_ё)
昔々あるところに・・・と言うほど昔ではありませんが
石原裕次郎主演の「風速40メートル」って言う日活映画がありました。
そんな感じ・・・でしょうか? と言ってもご存知ないですよねぇ。
私だって当時!観たわけではありませんから・・・。
ところでリーのママさんの「今日のお天気・・・」は如何ですか?
前線が停滞したまま動いていないようですが・・・
返信する
落ち付かない・・・ (デ某)
2014-09-26 22:38:53
michiさん
早速のコメント、ありがとうございます

> 台風大丈夫だったでしょ? チャンと言い聞かせておきましたからね
凄い念力、陣痛・・・否!神通力ですねぇ、ピタリ!でした

> 今回は楽しい事もありで良かったですね。楽しい時間を過ごされましたか?
まるで「台風の目のように!」と言いますか
ただ一点!ミニオフ会だけ!が・・・救いであり癒しの帰省でした。

> 犬は誰が帰ってもそれはそれは喜びます
かつてのわが家の愛犬コロは、私の姿が見えると何度もジャンプ(←犬!と思いましょう)
まさに「飛び上がって歓ぶ」風でしたね。

> 猫ちゃんはどうでしょうか? 「にゃ~」と言って喉ゴロゴロでしょうか?
ゴロ~~ンとお腹を見せて親愛の情を示します
喉ゴロゴロは、明け方など私の布団にもぐり込んできたとき・・・ですね

> 氷点 懐かしいです
> 内藤洋子の雰囲気が主人公とマッチして もう一度テレビを見てみたい
私は寧ろ次作の連載「積木の箱」が印象的でした
毎朝わくわくしながら新聞の連載小説を読む・・・そんな甘い初体験でした

> その氷点が違う題名だったとは・・・
> 赤毛のアンにしても「赤毛のアン」になって良かったと
思いますから。。。
タイトルは(とりわけ日本の小説では)決定的に大切ですね
「怒りの沸点」「恋の融点」「愛の氷点」「別れの凍点」・・・
「赤毛の・・・」でなければ「亜麻色の髪の少女」とか・・・(GSかい!?)

> 落ちが無い? う~~~ん 又に期待したいと思います。
いろいろあって『落ち!付かない』と言うことで・・・

> ゆっくり休まれて下さい。
ありがとうございます
毎日が土日ではありますが、土日はゆっくり・・・いたします。
michiさんもお風邪など召されませんようにネ
返信する
終わりましたね。 (讃岐おばさん)
2014-09-28 12:50:48
赤毛のアンは文庫本をシリーズで揃えていました。
誰かに貸してそのまま、どこへいったのやら。
ところでhidamariさんですが、以前にクルーズ船で台湾へ寄港された旅行記を拝見したことがあります。
ブログを通してこうして輪が広がるって素晴らしいですね。
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輪が広がる! (デ某)
2014-09-28 16:45:36
讃岐さん
こんにちは! コメントありがとうございます

> 赤毛のアンは文庫本をシリーズで揃えていました。
> 誰かに貸してそのまま、どこへいったのやら。
みなさん しばらく「花ロス」になるのでしょうか・・・
貸した書は戻らないのが常!ですね・・・。
きっと何処かで「想像の翼」を広げるのにひと役!かっていることでしょう

> hidamariさんですが、クルーズ船で台湾へ寄港された旅行記を拝見したことが・・・
> ブログを通して・・・輪が広がるって素晴らしいですね。
偶々私の帰省する日と彼が境港に寄港する日が重なる幸運に恵まれました
お互いに初対面とは思えないほどうち解けて話ができました。
不思議なご縁ですよねぇ。
讃岐さんともいつかそういう機会がありますこと・・・楽しみにしています
ごきげんよう!
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