森麻季さん「ソプラノリサイタル」と岩合さん「猫写真展」
『森麻季ソプラノリサイタル』を聴きました(いずみホール)。妻は彼女のブレイク前！からのファンですが、今回はこの間凹みがちの姉を元気づけるために･･･。もう一つは岩合さんの写真展「ねこ」。９月にはやや肌寒い日ながら心地よい時間を過ごしました。
新しい時代を拓く「うねり」のように
森麻季さんをブレイクさせたＮＨＫ「坂の上の雲」のテーマ “Stand Alone”。ドイツやイタリアの歌劇でコロラテュアの透明感ある美声で広く知られていた彼女ですが、新しい時代に挑む明治の俊英を描くにふさわしく、のびやかにうねる美声に魅入られました。
人間の力 歌の力
母から日に２０回を超える電話、毎日のように届く手紙･･･。「この歳で母に命を縮められる」と嘆き塞ぎこんでいた姉、森麻季さんの澄みきって力強い歌声に大いに心を励まされたようです。音楽の力とりわけ人間そのものを楽器とする音楽の力を思いました。
まるで姉のために？
StageⅠ･･･グノー：歌劇「ロミオとジュリエット」より“私は生きたい”、シューベルト「アヴェ・マリア」、Ｒ．シュトラウス「明日」「解き放たれて」･･･姉のために選曲されたようなステージ。独唱をつなぐ山岸茂人さんのピアノも控え目に、美しく･･･。
鳴りやまぬ拍手
StageⅡでは歌にますます力が漲りました。プッチーニの歌劇「ジャンニ・スキッキ」「トゥーランドット」から数曲、研ぎ澄まされた美しく気高いコロラテューア。ラスト、プッチーニの歌劇「ラ・ボエーム」より“私が道を歩くと”に拍手が鳴りやみません。
出直しの秋！
アンコールが圧巻！ 三曲歌われ“Stand Alone”の絶唱には胸が熱くなりました。私にとっては勿論、彼女の大ファンの妻にも、なにより姉のために「素晴らしい土曜の午後」になりました。姉のリタイア後最初の書も貰いましたし、様々な意味で出直しの秋に！
猫好きの集まる「猫展」へ
終演はまだ午後５時前、梅田の阪急百貨店に向かいました。友人から「ぜひ！」と勧められた『猫展』、猫好きに限らずファンの多い写真家『岩合さんの猫写真展』へ。森麻季さんの世界とは異なりますが、これはこれでまあ愉しく幸せな時間でありました。
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森麻季さん「Stand Alone」… 「坂の上の雲」のテーマ曲。
【補遺】… 2022.11.6 記
来春、高槻市の大ホール建設工事が竣工します。
友人に「杮落とし公演はベートーヴェン "第九" ソプラノ独唱は森麻季さん」と言うと
長く合唱をしている友人なのですが「森麻季さん？ 知らんなぁ」と。
まぁ そういうものかもしれませんなぁ。
森麻季さん。来春は 久しぶりに リアル森麻季さんの独唱を聴きま～す。
【過去ログ目次一覧】
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
吾輩も猫である～40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である～80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81～ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
私の友人にもオペラ歌手してる方がいます！
大学の声楽家の講師をしたり、海外に歌いにいったり！
サッカーの代表戦で相手国の国家も歌って、私は付き人で連れてって頂きました。
随分先輩なので！
初めてのヨーロッパは彼女にオーストリアに連れて行って頂きました！スペイン語もドイツ語も出来る彼女は憧れです！
デ某さんも心から楽しまれたんですね！
本当にオペラって感動です！（実力にかなり差があるのですが！）
人の声は大きな感動を味あわせてくれる素晴らしい楽器ですよね(*^_^*)
写真家『岩合さんの猫写真展』も行かれたんですね！
私も渋谷の時に行きました。その時にギリシャの猫の写真集を購入！
絶対ギリシャのエーゲ海に浮かぶ島に行って、猫の写真を撮ろうって思いましたヽ(^。^)ノ
猫飼いにはたまらない写真の数々ですよね！
いい気分転換になり心新たに一歩前進でしょうか？
時には心の栄養が必要ですね。
しかし良いご趣味で。
私にはハードル高いかも
猫派の方には申し訳ないですが犬派の様ですし・・・・
猫は飼った事ありませんから言えませんね
何かのご縁で飼う事にならないとも限りませんので
台風、大丈夫そうです。
お気をつけて行って来てください
速攻！のコメント、ありがとうございます
> オペラ良いですねー！
痺れますね、とても人間ワザとは思えない響きに・・・
トランペットやサキソフォンの「ff」もそれなりに来！ますけど
人間から発せられる「ff」の音響にはど～んと圧倒されます。
> 私の友人にもオペラ歌手してる方がいます！
> サッカーの代表戦で相手国の国家も歌って、私は付き人で連れてって頂きました
は～れ～～っ！
また付け人を募集？されたらお声かけください。
> 初めてのヨーロッパは彼女にオーストリアに連れて行って頂きました！
> スペイン語もドイツ語も出来る彼女は憧れです！
羨らやましさ ×１０ 否！ ×１００ です
音楽をされる方はやはり耳(頭も！)が良いのでしょうか、
外国語に堪能な方が多いように思います。
> デ某さんも心から楽しまれたんですね！
まぁ、Anneさんの楽しまれ方には・・・到底及びますまい
> 本当にオペラって感動です！（実力にかなり差があるのですが！）
> 人の声は大きな感動を味あわせてくれる素晴らしい楽器ですよね(*^_^*)
昔、一度だけ、歌われる方の身体に「触ってみて」と・・・
触らせていただき身体が楽器なのだということが本当によくわかりました。
> 写真家『岩合さんの猫写真展』も行かれたんですね！
> 絶対ギリシャのエーゲ海に浮かぶ島に行って、猫の写真を撮ろうって思いました
ＢＳ３の「世界ねこ歩き」は欠かさず視ています
お人柄
欧州は何処も猫が多いと聞きますが、イタリアやトルコでは方々で見かけました。
バルト三国で少なかったのは、やはり「冬がきつい」からでしょうか・・・。
Anneさんの「エーゲ海 猫ある記」を心からご期待申し上げます
さすが！早起きのmichiさん、コメントありがとうございます
> お姉さま大変ですね。
> いい気分転換になり心新たに一歩前進でしょうか？
まぁ大変！なのは姉ばかりではありませんが・・・(笑)
姉はマンションの一人暮らし、凹むとますます凹むようです。
仰るとおり、良い気分転換になったと思います。
> しかし良いご趣味で。私にはハードル高いかも
ＴＶではなかなか快感！が得られませんが、生のステージは格別ですよ
ＴＶと生！では握手とハグ！ぐらいちがいます(なんちゅう喩え・・・)
michiさんも機会がありましたらぜひ！ きっと・・・抱きしめられますよ
> 猫派の方には申し訳ないですが犬派の様ですし・・・・
私はどちらも大好きです
猫派、犬派・・・初めは色々あっても一緒にいると情が深～くなりますからね。
> 猫は飼った事ありませんから言えませんね
「吾輩も・・・」で以前ご紹介したmaryppmさん※は犬派の方でしたが
ご自宅に迷い込んだ？猫を「猫相書き？」を貼るなど捜しまわられ
結局、「これも縁かなぁ」と犬と猫の同居に踏み切られました。
いまはこの「ちぃたろう」だけになってしまいましたけど・・・
※http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/6b03aa0778c07f277bc5d35e896b2d76
※http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/0da7fe3cb9c9b337eb9b7e27739eaeca
※http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bda9ab9d1f972941cbf29b6cf4c442be
> 何かのご縁で飼う事にならないとも限りませんので
そうそう、それです、ご縁・・・
> 台風、大丈夫そうです。お気をつけて行って来てください
台風、ソレそうですか！ ありがとうございます
いつもながら重い心の帰省・・・ではありますが、
この３～４か月「曇って見えなかった」大山が晴れれば気も晴れるかなぁと・・・。
michiさんも晴れやかな日々でありますように！
坂の上の雲の主題歌を歌っている人はこの人だったのですね。
オペラにはほど遠くただ聞いていい声だなと思っていただけでした。それにしても高尚な趣味ですな。
相当の趣味をお持ちの猫のようですね。
私は猫派でも犬派でも無く自分派で勝手気ままな人間です。
少し趣味の幅を広げなくちゃ。
こんばんは！ コメント、ありがとうございます
> 坂の上の雲の主題歌を歌っている人はこの人だったのですね。
> ただ聞いていい声だなと思っていただけでした。
原作も詞も曲も歌っている方もみなさん素晴らしいですね
ただそれだけ・・・高尚なんて仰いましたら、私、傍から哄笑されます。
別のところで森麻季さんのことを話しましたら
サラ・ブライトマンさんの「Stand Alone」もいいですよ！と・・・。
https://www.youtube.com/watch?v=4jSbLq56a5s
> 私は猫派でも犬派でも無く自分派で勝手気ままな人間です。
いいですねぇ、自分派！！
『誰のようにも生きられず誰のようにと生きもせず』
小椋佳さん「孤高の鷹」の言葉を思いました。
私は明日から例月！の介護帰省で境港へ
いつも心の重い帰省ですが、
今回は旅行記サイトで知り合った方との小さなオフ会を楽しみに・・・。
北国はもうすっかり秋の気配でしょうか・・・
お風邪など召されませんように！
ちょうど一年前に、右腎臓を全摘したTORAです。
SORAサンのブログ内で、色々励ましのお言葉を頂きました。その折は、本当にありがとうございました。
突然、コメントさせて頂いたのも、少し私の吐き出しを聞いてくださらないかと‥
ぶしつけで、申し訳ありませんm(__)m
正直、SORAサンに聞いて頂こうかと思ったのですが、あまり体調がよろしくないと書いてあったので、次に頼るはデ某サン！と勝手に決めていましたので‥。
実は、一年ぶりに風邪ひいて、寝込んでおりますが、だいぶ熱が下がったので、コメントさせて頂いております。 一年ぶりに寝込んでしまったのも、しばらくの疲れです。と言うのも、先日、父の弟が間質性肺炎で、突然亡くなったからです。オバサン(オジサンの奥さん)曰く、4年も前から知っていて、難病指定されている病気(美空ひばりサン同病)だったそうです。二人には子供が居ない事もあって、小さい頃から可愛がってもらいました。なのに、誰にも知らせず、オジサンは逝きました。周りの私達は、気持ちの整理がつかずにいますが、誰にも知らせない事に、二人は幸せを感じていたのでしょうか。
去年のちょうど今頃、腎癌が発覚して、命について色々考えましたが、今回また色々考えさせられています。
長々と、勝手な吐き出し、申し訳ありませんm(__)m
自分のブログへのコメントが、たまっているのにコチラにレスです＾＾；；（私のブログにコメしてくれてる人ごめんなさ～い。許してちょ～よ。）
私のところに書き込みしようと思ったら体調が良くなさそうなので・・・ということ。気を使わせてしまいましたね。
私、案外元気です（笑）夕飯をあまり食べなかったのでお腹が空いてイケナイと思いながら、さっきお菓子を少し食べました（不良おばさんです）
ところで、TORAさんご心痛お察しします。
叔父さんの突然の死去、気持ちの整理がつかない・・・。
そうですね、お世話になっていた叔父さんだけに寂しいですよね。ただ、叔父さんや叔母さんは心配をかけたくなかったんだと思います。誰にも心配や世話をかけたくないという気持ちが大きかったんでしょうね。そして、弱った姿を見せたくなかったのかもしれませんね。
もし、私だったら・・・。
そんな時がこないとわかりませんが、今なら自分の弱っていく姿は家族以外には見せたくないかも・・・。
元気な姿を覚えていてほしいという気持ちが叔父さんは大きかったのかもしれません。誰にも病気を知らせないことにお二人が幸せを感じていたのではなく、そっとお二人でその時を迎えたかったのかもしれません。
TORAさん、今はとても悲しくて寂しいと思います。どうして病気の事を教えてくれなかったの？と問いかける気持ちも拭えないと思いますが、どうぞ叔父さん達のお元気な頃の姿をいつまでも覚えていてあげてほしいなぁ。それが、叔父さんへの一番の供養のような気がします。
叔父様のご冥福を心よりお祈り致します。
TORAさん、元気出してくださいね。体調崩していたとのことどうぞご自愛くださいね。
＊デ某さん、横レスすいませんでした。
こんにちは！コメントありがとうございました
二泊三日の短い介護帰省から、今、帰ったところです。
お返事が遅れて申し訳ありません。
> 覚えて下さってますか？ ちょうど一年前に、右腎臓を全摘したTORAです。
> SORAサンのブログ内で色々励ましのお言葉を頂きました。
憶えていますよ。TORAさんの術前～術後にかけてでしたね
SORAさん、kumaさん、Rarudoさんも加わり、お互いにたくさんコメントしました。
> 突然、コメントさせて頂いたのも、少し私の吐き出しを聞いてくださらないかと‥
> SORAサンに聞いて頂こうかと思ったのですが、あまり体調がよろしくないと・・・。
> 次に頼るはデ某サン！と勝手に決めていましたので‥。
よくぞお訪ねくださいました
そしてSORAさんが気づかれ早速にコメントを寄せられ、それもまた嬉しいことでした。
> 父の弟が間質性肺炎で突然亡くなり・・・
> 小さい頃から可愛がってもらいましたのに、誰にも知らせず・・・逝きました。
> 周りの私達は、気持ちの整理がつかずにいますが、
> 誰にも知らせない事に二人は幸せを感じていたのでしょうか。
私の叔父は数年前の正月に病院で亡くなりました。
叔母は更にその数年前に亡くなり、愛妻家であった叔父は本当に淋しそうな晩年でした。
絵が好きだった叔父は、リタイア後、本格的に郷土の風景を描き始め
新制作協会など様々な展覧会に入賞していました。
最期となった病院のベッドにもスケッチブックを持ち込み、
そのスケッチブックには逝った前夜の日付で「みなさんありがとう」と記されていました。
若い頃から不運が重なった叔父ですが、
きっと安らかな最期であったにちがいない・・・と思いました。
叔父の形見の絵は、私の実家と現在の私の家に掲げてあり、
日々叔父を偲んでいます。
TORAさんとしてはさぞ無念で淋しい思いをされていることと思いますが
TORAさんのコメントを拝読し、様々な最期の迎え方があるのだなぁと私は思いました。
SORAさんがたいへん丁寧に書いていらっしゃること、私も頷きながら読ませて頂きました。
TORAさんのお気持ちに、天上の叔父さまもきっと深く感謝されていることと存じます。
> 去年のちょうど今頃、腎癌が発覚して、
> 命について色々考えましたが、今回また色々考えさせられています。
間もなく術後一年、お元気にこの日を迎えられ本当に良かったですね
「７年後のオフ会」のこと、憶えていらっしゃいますか？
TORAさんはじめ、SORAさん、kumaさん、Rarudoさん、私・・・
元気に寛解！をお祝いしましょう
私は介護帰省中でしたが、SORAさんからレスポンスされ本当に有難うございました
いつも優しく丁寧で律儀なSORAさん
TORAさんにも書きましたけど、
７年後のオフ会、もう６年後！になりましたけど(笑)
ぜひ実現しましょう、健康と生命に感謝をこめて！