沢田研二「我が窮状」 サザン・オールスターズ「ピースとハイライト」
沢田研二「我が窮状」・・・『この窮状すくうために声なき声よ集え』の窮状!とは明らかに憲法第9条のメタファ(隠喩)です。紅白歌合戦のサザン「ピースとハイライト」に政権批判だとの批判があります。事実そうでしょう、極右!は英語で「high right」です。
時の政権批判
芸能人が「時の政権に批判的なことを語る」のはタブーとされます。が、時の政権とはいつでもどこでも強大です。権力を風刺しない歌・芝居・お笑い、権力に無批判な報道。それらは社会主義国の権力に統制された芸能や新聞同様、存在価値はありますまい。
沢田研二 「我が窮状」
https://www.youtube.com/watch?v=7qSXoq2ZZbw
サザンオールスターズ 「ピースとハイライト」
https://www.youtube.com/watch?v=CziB7vw6GMo
加山雄三の華々しいデビュー
朝日新聞「オピニオン」欄。8日の「逆境に学ぶ」で加山雄三さんが自身の生き様を語りました。両親が人気俳優、湘南育ちのスポーツマン、ルックスも良く多才な加山雄三さん、高度成長下の1960年代半ば、若者の憧れと羨望を一身に浴びたデビューでした。
負の歩み
それから半世紀、77歳。往年のスタンスで全国をコンサートツァー中です。しかし順風満帆な半世紀ではありません。叔父の会社が倒産、役員として30代で億!の借金を背負い、事故で再起不能を懸念される重症を負い、遂には自殺未遂に追い込まれました。
辿りついた心境
『責任は自分にあるんでね。なぜこんな目に遭わなきゃならないんだと他人の所為にしてはダメ』『自らに課された運命、立ち向かうしかありません』『本気で挑む中、去る人もいるけど力になってくれる人も現れる。出会いが根底から人生を変える』。
日本(人)の役割
『東日本大震災など歴史的、国民的試練がつづくけど日本人は試練を乗り越えると信じる』『逆境に打ち克つ知恵やノウハウは日本人だけの財産ではない。世界に手をさしのべ知恵を伝えたい。工業製品を売って豊かになることだけが日本の役割じゃない』。
総理の感想
最大の工業製品「原発」のセールスに熱心なの総理、加山さんの言葉をどう思う? 総理はサザンのコンサートで「ピースとハイライト」をナマで聴かれた由、NHK会長さんの「サザンはただワーワーって歌だから」なるご発言に果たしてどんな感想を持たれたか。
風にふるえる緑の草原 たどる眸かがやく 若き旅人よ
加山さんの「旅人よ」は蓋し名曲です。オンチの私が余り音を外さず歌えるのがいい。岩谷時子さんの詩もいい。私の中に若き旅人の感覚が甦る気がします。様々なYou tube がある中、森山良子さんとのスローテンポのデュエットが一番のお気に入りです。
【過去ログ目次一覧】
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
この曲がだいぶ前に発売になった時、すでにプロモーションビデオだったかな?大統領と総理の顔付きで曲が流れていたし!
なんで今頃???って感じです。
それだけNHKの紅白にでも出なかったら知らない人が多いのか!
NHKでやったから気になるのか?
私は発売すぐにダウンロードして聞いてましたが(笑)
まあ、日本はテレビも新聞も○通がほぼ牛耳ってますからねえ!
スポンサーは国だったりもするし!
テレビや新聞等関係者は○通には逆らえないという、他の先進国ではありえない組織図みたいになっちゃってるから、これからも期待できないですよね!
関係ない個人の記者なんか、記者会見等に入れないらしいし(^_^;)
自分で調べて判断する以外にないかもですね!
日本にとって都合の悪いものなんかはニュースでも言わないですから・・・
それでも最近はブログの仲間なんかに、国際結婚してご主人の国で暮らしてる方なんかからはたまに情報を頂けたりするから面白かったりもします。
先日は、某国の新聞で「あの事故に遭遇しても原発再稼働する日本人は宇宙人か!理解できない!」なんて記事があったそう!
国内のテレビは日本を褒め称える番組が流行ってますねえ(*^。^*)
まあ、構造上無理だから、悲観しても、考えても仕方ないので、自分は自分で自分のことを考えるしかないかな(^_^;)
何だか改めて考えちゃいました!
「旅人」は大好きですヽ(^o^)丿
白馬の王子様みたいだったあのジュリーが
こんな真剣な歌をうたってたなんて知りませんでした。
しかも作詞が沢田研二さんで、作曲が大野克夫さんじゃないですか。
窮状が9条だと気がつくまで時間がかかった私です(笑)
素晴らしいメッセージですね。
学生時代、一般教養の科目で「日本国憲法」という講義を受けました。そのときの講師が土井たか子さんだったんです。憎しみと争いの連鎖を断つこと、平和を維持することの大切さを学びました。
憲法第9条を守りたい、信じたい
わたしの、素直でシンプルでな願いです。
はい、わたしも加山雄三さんの歌の中で「旅人」が一番好きです
本格的なコメントありがとうございました
> サザン・オールスターズ 「ピースとハイライト」は別の意味で驚きました!
> この曲がだいぶ前に発売になった時、
> 大統領と総理の顔付きで曲が流れていたし! なんで今頃?って感じです。
私はサザンは「それ程でも・・・」って人ですので(笑)、紅白で初めて聴きました
直前まで出演が決まらなかったのも、この歌と関わるのかどうか・・・。
込められているものが政治的メッセージであることは
大統領と総理の顔がなくてもわかりますし、結構!ストレートな隠喩だと思います
> NHKの紅白にでも出なかったら知らない人が多いのか!
> NHKでやったから気になるのか?
いずれも その通り!かなぁ(笑)
政権批判には殊の外敏感なNHKの会長さん
音楽にはとんと鈍感であったがためのサザンであり「ピース・・・」露出!でした。
会長さん、今頃になってホゾを噛んでいらっしゃるかもしれませんね
> 日本はテレビも新聞も○通がほぼ牛耳ってますからねえ!
> スポンサーは国だったりもするし!
> テレビや新聞等関係者は○通には逆らえない・・・先進国ではありえない組織図・・・
〇通、〇報堂、〇DK3社で全広告の2/3を占めますからまさに寡占の弊害
かつてわが家と親しかった方が〇通の幹部でいらっしゃり、それはもう凄い鼻息でした
学生時代にこの方にご馳走になった時は
「何処の社でも入れてあげるよ」「ウチが広告につけば株価が上がる」と・・・。
> 関係ない個人の記者なんか、記者会見等に入れないらしいし(^_^;)
これは「記者クラブ制度」の弊害ですね
これがあるために各社がラク!している一方、
発表者(取材対象)に対する批判精神が翳り媚びを売る傾向を生んでいます。
> 自分で調べて判断する以外にないかもですね!
> 日本にとって都合の悪いものなんかはニュースでも言わないですから
新聞は行間を読みTVは映像に誤魔化されない眼力を養わねば・・・。
しかし圧倒的プロパガンダには到底勝てません
> 国際結婚してご主人の国で暮らしてる方からたまに情報を頂け・・・面白かったりします。
> 某国の新聞で「あの事故に遭遇しても原発再稼働する日本人は宇宙人か!理解できない!」と。
IOC総会で総理は「原発は完璧なコントロール下にある」と世界に言明しました
総理の仰る「コントロール下にある」のは、
危険がいっぱい!の原発ではなく、日本の国民・マスコミを指しているのでしょう。
> 国内のテレビは日本を褒め称える番組が流行ってますねえ(*^。^*)
「国(民)の誇り」に関する大きな勘違い・・・
目や耳に蓋をした歴史眼(観)はいずれ過ちを繰返しましょう。
> 構造上無理だから、悲観しても、考えても仕方ないので、
> 自分は自分で自分のことを考えるしかないかな(^_^;)
> 何だか改めて考えちゃいました!
自分一代で世界が終わるのであれば諦観しますけどねぇ
しかし個人の力は余りに微々・・・大きなことは言えません。
ちょっと空しいところではあります
♪時は往くとも命果てるまで・・・しっかりしなければなりませんかねぇ(笑)
> 「旅人」は大好きですヽ(^o^)
いいですよね、岩谷時子さんの詞も加山雄三(弾厚作)さんの曲もよくマッチして・・・
早速に丁寧なコメントくださりありがとうございます
> 17歳の時に見た彼のコンサート、
> 白馬の王子様みたいだったあのジュリーが こんな真剣な歌をうたってたなんて・・・
もう数年経ちますが、ジュリーの「還暦コンサート」に行きました(於大阪ドーム)
公演では「この窮状」は合唱付で歌われ、
ステージのジュリーとともに200人余の合唱団が客席(スタンド)から歌いました。
わが妻も合唱の一員として参加、お蔭様で妻とともに私も招待券(S席!)を頂けました。
> 窮状が9条だと気がつくまで時間がかかった私です(笑)
> 素晴らしいメッセージですね。
すぐに気がつかないのが「隠喩」の隠喩たる所以です(笑)
でも 大抵はすぐ気がつくんですけどねぇ(失礼!)
ジュリーのファンで憲法改正!と仰る方には同情いたします。
でもジュリーのファンには心の広い方が多いですから・・・。
> 学生時代、一般教養の科目で「日本国憲法」という講義を受けました。
> そのときの講師が土井たか子さんだったんです。
あの頃の土井さんは颯爽として滑舌もよく魅かれました
毎夜、近畿放送のニューストークにもコメンテーターで出ておられ、
彼女の辛口のコメントを聞くのが楽しみでした。
社会党を率い「山が動いた」「やるっきゃない」「ダメなものはダメ」と名文句を・・・。
ただ小選挙区制が廃案になりかけた時、
衆院議長として成立に手を貸し、政治を歪めることにつながったのは残念でした
> 憲法第9条を守りたい、信じたい
> わたしの、素直でシンプルでな願いです。
『米国から押し付けられた憲法だ』と仰る方がいます
同じ方が日米安保条約は『日本を護るための軍事条約だ』と仰います。
憲法も安全保障も・・・もっと素直に曇りなく見なければなりますまい。
> はい、わたしも加山雄三さんの歌の中で「旅人」が一番好きです
芭蕉は「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」と。
「旅人」という言葉には、人を超え時空を超えた浪漫を感じますね
ネットで話題になっていると。
抗議団体が何を言おうと口から出て言葉や歌を取り消すこと何で出来ないし、しなくていいと私は思います。
まるで戦争前夜の思想統制を思わせるような動き。
サザンにはどこから圧力が掛かったんでしょうか。
NHK?
今後NHKに出られなくってもいいのに。
もしかすると他の曲も影響を恐れて出さないと言ってるの?
自由の国フランスとはかけ離れた民主主義の育たない国。
もっともフランスの自由も、宗教的背景画見え隠れして。
わざわざイスラム教徒が嫌がるイラストを発表しなくてもと思っていたら、案の定アフリカのイスラム教徒が猛反発しているとか。
世界が戦争に向けて動き出しているようで恐いと思っている日本人は少数派でしょうか?
コメントへのレスが遅れて申し訳ありません
> 新聞に桑田さんが謝罪したと載っていました。ネットで話題になっていると。
知らなかったものですから、ビックリして、関係記事を検索してみました
他の件は兎も角、「ピースとハイライト」自体への具体的な謝罪は見当たりません。
しかし一度オンエアされたことについて、批判があれば、純粋なアーティストであるなら、
「反論」し「ストレートに補足」すべきところを、「釈明」「謝罪」とは・・・。
世論に敏感に(ご都合主義的に)合わせる政治家や無定見タレントのやることでした。
> 抗議団体が何を言おうと
> 口から出て言葉や歌を取り消すこと何で出来ないし、しなくていいと私は思います。
仰るとおりですね
彼が「誤解を解」こうとし、また単純に「自分の問題」だと思って対処していることが
滑稽なほどに悲しく、憤りをおぼえます。
> サザンにはどこから圧力が掛かったんでしょうか。
NHKなり何なり特定の政治圧力があったのであればまだ!救いがあります
彼は「ネットで批判されているのを後になって知って・・・」と言っています。
なんという軽さ・・・なんという不甲斐なさ・・・。
> 自由の国フランスとはかけ離れた民主主義の育たない国。
> もっともフランスの自由も、宗教的背景画見え隠れして。
> わざわざイスラム教徒が嫌がるイラストを発表しなくても・・・
この件、拙ブログにコメントくださる「北親爺さん」もご自身のブログに書かれています
「報道の自由」の問題である以上に、宗教的・人種(民族)的差別の問題だと私は思います。
差別!に、偏見!軽視!侮蔑!が含まれていることは言うまでもありません。
> 世界が戦争に向けて動き出しているようで恐いと思っている日本人は少数派でしょうか?
世界は既に戦争に動き始めていますから、
日本としては「漸く世界標準になりつつある」ところでしょうか・・・。
そうした世界標準に真っ向から挑む新しい世界標準を目指す動きは
明らかに停滞し極小化しつつあると思います。
今回の「謝罪」が、停滞、極小化に弾み?をつけるだろうことを
桑田佳祐さんは果たして自覚、認識しているでしょうか・・・