さてさて 完結編です
6月10日あたりから なるべく巣箱を見るようにしてたんですが、
翌日の11日 シジュウカラ母が やたら巣の周りをチェックしてたので、
そろそろか~? ってことで期待してましたが、
結局この日は 何事も無くおわりました。
で、翌々日の6月12日
見てると 餌運び込んだり 糞出ししたり、いつもと変わらないので、
鳥って 案外子供がデカくなるまで面倒みるんもんなんだ~と、
ちょっと人間社会に置き換えて感慨深く見たりしてました
とはいえ 時折 親の留守中に子シジュウカラが顔を見せたり、
時には全身出てきたりしてたので、
こいつら ご飯もらう時だけ ヨウチエンっぽく装ってんだな~って
子供の知恵に感心でした(笑) (※子と親の違いは 嘴の形ネ)
そんな感じなので 午後3時過ぎたので、こんな時間から巣立ちは無いだろうと、
こないだ作りかけてたタイヤ保管棚の扉を付けた後の、
内側の木材にステン塗り作業することにしました。
で、塗り始めて10分経って ビミョウにステン液が足りないので、
補充に、庭側まわって 地下に取りに戻ったら、
なんか むちゃくちゃ飛ぶのがヘタな飛行体が、
飛んだはいいけど、止るに止れずバタバタしてるところに出くわしました
巣立ちが始まった と、慌ててカメラを手に
地下室の出入りカーテンを少し開けて カメラを構えてると、
その様子がシジュウカラペアレンツにはバレバレだったようで、
親が身を呈して、私の目の前の地面で『傷んだ鳥』の演技をするので、
あまりにカワイソウなので、そこのドアを閉め、
即長靴脱いでダッシュで 脱衣場の窓をそぉ~~~っと開け
撮影したのでゴザイマス (まさに騙しあいやねえ~)
私が姿を消したと認識して 少したったら巣箱から子シジュウカラ顔出しました
2番目と決めこんだのは 撮った画像を逆算して数えた結果の番号です(笑)
2番目 子供の顔はカワイイですのぉ~
3番目 4番目
5番目 6番目
もう いつ飛ぶのを覚えたんかぃ?と思うほど、
空母から スクランブルで飛び立つ戦闘機のように、
顔を出したらすぐ飛び立つので、なかなかカメラで追いきれません
そんな中 6番目の子シジュウカラだけがちょっとどんくさかったようで、
じわじわ 中から出ながら 親の声を待っておりました。
チイチイ言いながら ちょっとずつ出てきます
こうなってくると こっちが手に汗握ってきます
この後 無事飛び立ちました
最初は こういう事するのは みそっかすだと思ってましたが、
もう1羽 残ってました
7番目 この子はすんなりテイクオフ そして誰もいなくなった
てなことで 3:40 あっというまの10分ほどの巣立ちでした
で、一旦出たファミリーは 戻らないと聞いてたので、
夫が仕事から戻ってきたら 確認の上 中の家財道具撤去しました
ウチの店子の巣材は ミズゴケでしたわ~
で、う○こ1つに 孵化できなかった卵1コ残ってました
ふんづけられずに 食べられることも無く1コ残ってたのは
ちょっとした奇跡ですネ
てなことで 巣箱観察 これにて終了~
ハラハラドキドキのお付き合い ありがとうございました
みんな元気で旅立ちましたわ~~
やはりかなりの熱意と根気がなければ出来ませんよね~。
私なんて家族連れで来ている
ハウスフィンチやダウニーウッドペッカーのチビちゃん達、
かわいいな~で済ませて写真も撮ってませんもの。
O-chanのおかげでまず普通には見られない物を楽しませてもらいました
>むちゃくちゃ飛ぶのがヘタな飛行体
今日ナーサリーでそう言う一個団体に出会いました。
地面に降りている子ども達の手が届くくらい側で思わず座り込んで話しかけてしまいましたわ。
野鳥劇団の脚本家?としては~
親鳥の瀕死の演技ってのもみてみたかった
きっと、7番目の子が一番のしっかりさんで
みそっかすの6番目、みんな飛び立つのを確認してから出たとか?
後ろから、6番目のお尻押してたりして
いいもの見せていただきましたありがとう
そして、張り込み?お疲れ様でした。
来年の改良版巣箱にも期待いたしますわん
いやぁ~
らーやんちも待合所にも巣箱かけてみたくなりましたわ
きっと我が家の店子達もこんな風に飛び立っていったんでしょうね
バックのバードハウスを妄想で置き換えて楽しませていただきました
我が家のケーキのような巣材もほぼミズゴケでした。
クッション性が良いのでしょうね。
孵化できなかった卵はどうしたんですか?
「クチバシの黄色い」という慣用句がありますが、こちらの方は思わずニンマリしてしまいます。
ストーカーさんの雛がかたまった写真を見て、ウチの巣箱は少し小さいかな、と思いました。
無事に巣立って、何かほっとしているワタシです。
まあ一度 こんなことかと見ておけば、
来年からは こっちの処し方ってのがわかるって事で。。。
で、今日多分 あのファミリーが、
オマエタチハココデソダッタンダヨ・・・
ってな事を教えてもらいながら? うるさくピヨピヨ言いながら
通過していきました
只今 お食事処を教えてまわってるんでしょうネ
親も新米だろうに、本能でそういうことやっちゃうんですね
ちょっと感動しました。
で、私も 一番長女が最後まで残って みそっかすを押し出してるのか?
って思いましたが; そこまでの知恵はないと思いますワ
母鳥は 毎日1個ずつ卵を産むってことらしいので、
最初に生まれた子と7日目の子とでは、
むちゃくちゃ成長の差がありそうなんだけど、
そこそこ大小無く育ってたのには 感心しました。
私みたいなヒマな人間しか そのタイミングに出くわすことはないでしょう
で、あの巣材を取り出す時、 ウチは上からしか取り出せないから、
夫にピンセットでそっと持ち上げてもらったんですが、
あの通気性のいい巣材の下に、いっぱいの粉塵と共に
子供たちのクチからこぼれたであろう、小さな幼虫がウヨウヨいて、
ちょっと きちゃなかったですわ~
で、残された卵は巣材と一緒に そのまま軒下に置いてあります。
あれ どーなるんだろう・・・
後で 野鳥の会なんかの巣箱サイズを見ていると、
ちょっと底面積狭かったと思います
子供たちは あれでよかったでしょうけど、
夜 両親が寝る場所 無かったかな
で、無事に巣立ってホッとしてるのは 私も同じです(笑)
これで 気ィ遣わずに、庭の草取りできますわ~
じぃ~ん・・・(笑)
巣立ちってこんな風にするんですねえ。
で、随分早いんですね、巣立っていくの。
やっぱり・・・・。
うちの巣箱もここ最近そばを通っても中からチィチィ言う声が聞こえなくなったので、「もう巣立っちゃったのかな?」と思っていたんだけど・・・やっぱり行っちゃったんだー。
寂しい・・・。
また今年も見逃しました。
でも、全員無事で社会へ出てくれたらいいよね。
ワタシも じぃ~ん・・・としました
で、その夜は どこかクマザサの中にでも 寄り集まって声をひそめてるのかと思うと、
再び じぃ~ん・・・と
7匹育てるってことは きっと成鳥になるまでに、
色んな危険な目に会って 数が減るってことなんでしょうね