カウント球は、
ストライクを取る球です。
カウントを、
作るために使います。
決め球は、
アウトを取る球です。
ピッチャーは、
自分の強みの中でまず、
2ストライクをねらいます。
追い込んだら、
打者をアウトにしにいきます。
好投手ほど、
カウント球と決め球を、
使い分ける力があります。
もう少し言うと…
カウント球は、変化球を、
ストライクに入れていきます。
そのときには、
コントロールが重要です。
そして、
ストレートと、
変化球の割合も大切です。
的をしぼらせないようにします。
球に力があれば、
真ん中付近の直球で、
ストライクが取れると、
次の配球の幅が広がります。
決め球は、
一番打ちにくい球です。
したがって、
キレがあって、
ストライクから、
ボールになる変化球です。
もしくは、
ストライクギリギリの直球です。
ピッチャーの心理としては…
カウント球は、
ストライクへ入れるので、
見逃してほしいボールです。
決め球は、
振ってほしいボールです。
では…
バッターとしては、
どうしたらいいのでしょうか?
カウント球は、
決め球に比べて、
打ちやすい球になります。
そして、
ピッチャーは、
見逃してほしい球です。
ということは、
その球をねらって、
打者は打ちにいけばいいんです。
それをしとめられる力と、
準備が大事になってきます。
決め球よりも、
カウント球の方が、
まちがいなく打ちやすい…
それは、変化球でも同じです。
ねらっていないのに、
打ちにいくから…
タイミングを、
ずらされてしまい、
打たされることになるんです。
どんな球で、
ストライクを、
取りにくるのか?
カウントを、
ととのえてくるのか??
まずはこの部分の、
情報収集と分析が必要です。
カウント球の変化球を打って、
ホームランにする場面が、
よくあります。
中学以上のステージでは、
あるあるの良く見るシーンです。
あれは、
それをねらって、
打っているんです。
ピッチャーは、
カウント球と決め球の質を、
上げていくために練習します。
バッターは、
それを打つために、
練習をして準備します。
レベルが上がれば上がるほど…
ねらい球をしぼって、
打っていくことが必要です。
ピッチャーは、
打者の感覚を上回る、
球を投げるために練習します。
キャッチャーは、
その場の状況を観察し、
ねらい球を外していきます。
または、ピッチャーの、
良いボールを引き出します。
バッターは、
ねらい球をしぼって、
確実にしとめにいきます。
良いバッターほど、
1スイングでとらえます。
野球は知的な部分でも、
壮絶な戦いをしています。
ここには、
書ききれないほど…
知っておいた方が、
良いことは山ほどあります。
一つずつ、
勉強していきましょう!!
いろんな、
楽しみ方を増やして、
『Enjoy Baseball』です。