『 Enjoy Baseball ⚾ 』 ~ありんこ🐜玉集団の一点突破🌊~

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左ピッチャーが重宝される理由

2023-10-10 06:06:00 | 日記
前回の公式戦では…

なかなか、
ヒット自体が、
打てませんでした。


5回まで、
ヒット1本…

6回以降に、
ヒット3本です。

1試合を通して、
ヒットは合計で4本でした。


ヒット4本で、
3点を取っています。

効率の良い、
攻撃ができていると、
いえばそうなのですが…

もっとヒットを、
打ちたいところです。


相手ピッチャーは、
左の好投手です。

いろんなチームが、
打つのに苦戦をしています。


新チームになって、
すぐにあった大会でも…

優勝候補をたおしています。

その原動力に、
なっているのが、
間違いなくこの左腕です。


このピッチャーは…

左投手の特徴や強みを、
充分にいかしていました。


スリークウォーターから、
投げられるボールは…

右バッターの外角、
ボール気味のところから、
アウトコースに入ってきます。

ボールの軌道が、
横に角度があるんです。

右ピッチャーとは、
軌道が全然違います。




相手バッテリーは…

その外角の、
ストレートを、
中心に配球をします。

そして、
外から内に、
入れるスライダーも、
ときおり投げてきます。

この右バッターの、
外角をコントロールよく、
投げられるところが強みです。


このボールに、
右バッターは苦戦をします。

この左ピッチャーが、
投げるボールの軌道に、
バットの角度が合わないんです。

なので、
空振ったり、
引っかけたり、
フライになります。




チームでは、
ホームベース、
いっぱいに立って…

アウトコース1本で、
ねらい球をしぼりました。

そして、
インコースが来たら…

見逃したり、
体に向かってきたら、
デットボールの可能性が、
高まる等の話をしています。


分析、予想どおりに、
アウトコースばかりでした。

結局、インコースに、
投げてきたのは2球のみです。


1球は見逃して…

もう1球は、
デットボールで、
出塁ができました。

それ以外は、
ほぼアウトコースです。

たまに失投で、
真ん中ふきんの、
ボールもありました。


ようするに、
外角から入ってくる、
アウトコースのボールを…

逆らわずに、
打てるかどうか?

この技術が、
右バッターに、
必要だったんです。




チームでは、
この技術について、
かなり練習をしています。

だからもう少し、
打てる計算でした。


しかし、
右バッターは、
なかなか打てず…

左バッターは、
対応ができました。


左バッターは、
ボールの軌道上…

逆方向に打たなくても、
バットの角度が合います。


実際に4本のヒット中、
2本は左バッターからです。

スタメン唯一の、
左バッター1人が、
2本とも打ちました。

そのヒットは、
2本ともに打球方向が、
センターからライトです。

つまり、
引っ張ってのヒットです。

左バッターは、
これでいいんです。

引っ張っても、
バットの角度が合います。




問題は、右バッターです。

外から、
入ってくる、
ボールに対して、
逆らわずに打つなら、
打球の方向はライトです。


しかし、実際のところは…

ライト方向への、
ヒットはありませんでした。

右バッターのヒットは、
2本ともにレフト前です。


これらのヒットは…

真ん中に、
入ってきた失投を、
とらえられたものです。

甘い球を、
見逃さずに、
打つことも重要です。



内に入ってきた分、
バットの芯がとどきました。

それでも、
2本中1本は、
バットの先っぽで、
紙一重のポテンヒットです。

外野がかなり、
下がっていたことが、
功(コウ)を奏(ソウ)しました。



ただ、これが、
できたわけではありません。




実際には、
肩が先にひらき、
バットが出てこず…

アウトコースに、
とどかなかったり…

自分の感覚よりも、
差し込まれたりしました。


もしくは、
とどいていても…

ボールの軌道と、
バットの角度が合わず…

アウトコースを、
うまく打てませんでした。


こう打ちたいところ…



肩が先にひらき、
こうなってしまいました。




左ピッチャーの場合は
自然とこのズレがおきます。

このズレがある分、
左ピッチャーを好んで、
登板させる監督もおられます。

左投手が、
重宝される理由は、
このあたりにあるんです。


技術があれば、打てる。
技術がなければ、打てない。

左ピッチャーを、
打ちくずしていくには、
1つハードルが増えます。


今回対戦した投手は、
今はまだアウトコース、
中心のピッチングですが…

来年の夏には、
インコースへも、
投げてくるでしょう。

より右バッターの、
インコースに食い込みます。

いわゆる、
クロスファイヤーです。

ますます、打ちづらい、
投手になっていくわけです。




さらに、
幅広いピッチングが、
できるようになった投手を…

打ちくずせるように、
技術が必要になります。


ミートスイングの質を、
さらに上げていきながら、
『Enjoy Baseball』です。



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