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『 Enjoy Baseball ⚾ 』 ~ありんこ🐜玉集団の一点突破🌊~

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技術力向上 ~ 向こう側で回内&引き戻し ~

2019-12-06 19:58:00 | 日記
ボールを離すタイミングや離し方は、
投げ動作のさまざまな技術の中で、
非常に重要な技術です。


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【向こう側で回内とは?
⇒ボールを離すリリースのタイミングが、踏み込み足(右投げの場合は左足)のさらに外側でリリースをする技術です。その技術が身につくと、リリースの位置が力の入る場所に移り、体重の乗った質の良いボールを投げることができます。
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【引き戻し】とは?
⇒リリースの際に、引っ掻くように指先でボールに回転をかける技術です。リリースの瞬間に指先や腕を前に押し出すのではなく、手前に力強く引っ張り戻します。すると、指先のボールへの引っ掛かりが強まり、ボールへの力の伝わり方が劇的に変わります。
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質の良い素晴らしいストレートを投げる
投手に共通する技術です。

「ボールを前で離すことが大事だ」と言われることがありますが、その表現はこの技術を身につけるために使用する言葉です。




《 千賀滉大 選手 》
●【向こう側で回内】の例



●【引き戻し】の例

千賀 滉大(せんが こうだい、1993年1月30日 - )は、愛知県蒲郡市出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。福岡ソフトバンクホークス所属。平均約153km/h・最速161km/hのフォーシーム、ツーシーム、落差の大きいフォーク、最速150km/hのカットボール、縦のスライダーを投げ分け空振りを奪うスタイル。特に驚異的な落差を誇るフォークボールは「お化けフォーク」と呼ばれ、千賀の代名詞として定着している。
【ウィキペディア引用】



《 金子千尋 選手 》
●【向こう側で回内】の例

●【引き戻し】の例



金子 千尋(かねこ ちひろ、1983年
11月8日 - )は、北海道日本ハムファイターズに所属する新潟県三条市出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。最速154km/hのストレート、先発転向後精度が向上した縦のカーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、スプリット、パワーシンカー、まれにワンシームを投げ分ける。

【ウィキペディア引用】



《 ジャスティン・バーランダー 選手 》
※メジャーリーグ サイ・ヤング賞 2回受賞
●【向こう側で回内】の例


●【引き戻し】の例



ジャスティン・ブルックス・バーランダー(Justin Brooks Verlander,1983年2月20日 - )は、アメリカ合衆国バージニア州グーチランド郡マナキンサボット出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのヒューストン・アストロズ所属。常時95mph(約153km/h)前後、最速102mph(約164km/h)のフォーシームと、80mph前後のカーブ、80mph後半のスライダー、80mph中盤のチェンジアップを駆使する。バーランダーの投球に関してイチローは「(速球だけでなく)それぞれ(の変化球)が一級品。どれでも三振をとれる。やっぱりいいピッチャー」と絶賛している。

【ウィキペディア引用】



《 ゲリット・コール選手 》
※メジャーリーグ 奪三振王
●【向こう側で回内】の例


●【引き戻し】の例


ゲリット・アラン・コール(Gerrit Alan Cole, 1990年9月8日 ー )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州オレンジ郡ニューポートビーチ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。現在はフリーエージェント。愛称はコール・トレイン。96mph(約153~154km/h)前後を計時するフォーシームは最速で100mph(約161km/h)を超え、長いイニングを投げても球速は落ちない。2019年、球団新記録を40年ぶりに更新する316奪三振に到達し、29日に史上初の9戦連続2桁奪三振で20勝目を挙げた。最終成績は33先発を212.1回(リーグ3位)で20勝5敗、防御率2.50(同1位)、326奪三振(同1位)、WHIP0.90と素晴らしい成績を残し、奪三振率13.8は2001年のランディ・ジョンソンを上回る史上最高値だった。

【ウィキペディア引用】


メジャーリーグから2名の選手を紹介しましたが、参考になる資料です。

2人とも、メジャーリーグで素晴らしい結果を残し、大活躍しています。

ボールをリリースした後の振り切った右腕の位置が、グローブをつけている左手の位置より、さらに外側にあります。

これは、【向こう側で回内】【引き戻し】の技術があるからこその形です。



そして、この技術を身につけると…、
『エクステンション』が長くなります。


エクステンションとは?
⇒ピッチャープレートからリリースポイントまでの距離を表します。この距離が長いと、球持ちが良く、打ちにくいボールを投げることができると言われています。



メジャーリーガーの前田健太選手も、このエクステンションを意識したフォームの分析で、成果を上げました。

2016年は調子が良く、2017年の
前半は特に調子が悪かった時期です…


フォームを改善して、エクステンションが長くなると、防御率が良くなりました。




青色は、調子が悪い時期のフォームです。

赤色は、フォームを改善して、エクステンションが長くなった時のフォームです。

【引き戻し】ができると…、
リリースの位置がこのように下がります。

これも良い変化です!!!




ちなみに…、他のメジャーリーガーたちのエクステンションは以下の通りです。
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●ダルビッシュ
⇒ 距離:200.9㎝/身長:195.6cm
●前田健太
⇒距離:188.1㎝/身長:185.4cm
●田中将太
⇒距離:178.6㎝/身長:190.5cm
※距離=エクステンションの長さ
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身長が高いから、
エクステンションが長いとは限りません…

やはり、投げ方によって…
エクステンションが長くなります。



【向こう側で回内】と【引き戻し】の
技術を身につけるための『パーツ練習』が、数種類あります。

『パーツ練習』を繰り返して、身体操作感覚の中で、技術を身につけましょう!!







《 昨年度2回実施した講習会の様子 》

昨年度は、投手育成のエキスパートの方に2回ほど来校してもらい、専門的な指導を受けました。

そのときの話を覚えていますか???


自分自身のパフォーマンスアップに、
どんどん活かしていきましょう!!!


感覚を掴んで、技術を磨いて…、
『Enjoy Baseball』です!!!!




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