CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-241「レッド・ブレイド」(日本)

2018年12月29日 01時03分21秒 | 日本映画
忍ならば卑怯であれ
 忍者の児童書『雷風刃』が唯一の心の安らぎといういじめられっ子の女子高生マコ。
 ある日、忍者に憧れる彼女の前に、『雷風刃』の忍者ヒロとユウが現われ、マコは彼女たちとともに伊賀の世界へとタイムスリップする。
 そして伝説の忍者・才蔵のもとで忍者修行に励むマコだったが。(「allcinema」より)


 アクション時代劇かと思っていたが、設定がかなり手の込んだ作品。

 オープニングは、「RE:BORN リボーン」等のTAK∴こと坂口拓演じる才蔵と忍たちとの戦いが繰り広げられ、時代劇アクションかと思わされるが。

 その後舞台は現代となり、鬱屈した生活を送っている女子高生のマコが登場。
 やがて忍者の絵本の世界へ入り込み、才蔵の下で忍としての修行を受けることになる。

 マコが現代と絵本の世界を行き来しながら、忍として成長し、やがて絵本の世界でも、現代でも敵となる原田勘助に立ち向かうことになるという展開。

 
 ちょっと異色の忍者アクションという感じであるが、才蔵の下で修行している女忍者、ヒロとユウとの交流など、青春ストーリーっぽい要素も強め。


 原案は「冷たい熱帯魚」等の園子温。
 総合演出を坂口拓が手がけており、アクション・シーンはまずまず見応えがあったか。

 とは言え、面白い設定ではあったが、ファンタジーっぽい雰囲気もあり、本格アクションを期待すると肩透かしな感も受ける作品だった。

/5

監督:石原貴洋
出演:小倉優香、搗宮姫奈、花影香音、岩永ジョーイ
   美音咲月、徳江かな、咲村良子、榊英雄、TAK∴
於:シネマート新宿

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