CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-225「THE MOON」(韓国)

2024年07月30日 00時43分09秒 | 韓国映画

月の表側で待っている

 韓国のロケット「ウリ号」は月面の有人探査をかなえるため、3人のクルーを乗せて宇宙へ飛び立つ。

 しかし月周回軌道への進入を前に太陽風の影響で地球との通信が途絶え、修理のため船外に出たクルー2人が事故で命を落としてしまう。ひとり残された新人宇宙飛行士ソヌを救出するため、5年前の有人探査機爆発事故の責任を取って組織を去ったジェグクが呼び戻される。

 一方、仲間の遺志を継ぐことを決意したソヌは、月面への着陸を成功させる。

 NASAの月周回宇宙ステーションが近づくまで48時間、月面探査を成功させて無事帰還を果たすべく奮闘するソヌだったが。(「作品資料」より)

 

 たった1人で月面着陸に挑む宇宙飛行士の奮闘を描いたSFアドベンチャー。

 5年前に月探査のためのロケットを発射させたが、爆発し、クルーが命を落としてしまう。

 再びロケットを発射させるが、途中トラブルによってクルー2人が命を落とし、たった1人、ソヌが生き残る。

 ソヌは1人で月面着陸に挑む決断をする。

 トラブルの発生したロケットを操りながらの月面着陸のシーンは緊迫感に溢れる。

 しかし、そこから帰還しようとするまでも更に緊張感が高まる展開が続く。

 5年前の開発責任者で、今は天文台に勤めるジェグクが呼ばれるが、ソヌは5年前に失敗したことから自殺してしまった仲間の開発者の息子という因縁がある。

 何とかソヌを助けようとするジェグクであるが、最終的に5年前の失敗の裏側にあったものが明らかになる。

 そんな中、ソヌは帰還することが出来るのか。

 宇宙開発の連合国ではない韓国に対し、NASAは救助に対し消極的。

 NASAの責任者が、ジェグクの元妻というのが、話をうまく展開させていたな。

 宇宙空間での脅威や流星雨の恐怖など、見応えあるシーンが続き、惹き込まれる作品だった。

/5

監督:キム・ヨンファ

出演:ソル・ギョング、ド・ギョンス、キム・ヒエ

於:グランドシネマサンシャイン池袋


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