CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-301「あの人が消えた」(日本)

2024年10月02日 00時08分42秒 | 日本映画

寿司屋へ行って、いきなり大トロ食わされた気分

 配達員の青年・丸子は、「次々と人が消える」と噂されるいわくつきのマンションに毎日のように出入りするうちに、怪しげな住人の秘密を知ってしまう。

 小説家を目指す職場の先輩・荒川にも相談し、荒川の意見を仰ぎながら住人の正体を探ろうとする丸子だったが、いつしか2人は思いがけない大事件に巻き込まれていく。(「作品資料」より)

 

 配達員の仕事をしている丸子が、〝人が消えるマンション〟と噂されるマンションで思いもよらぬ事件に遭遇するミステリー。

 そのマンションで、自分が愛読しているWEB小説の作者、小宮に遭遇する丸子。

 彼女が気になる丸子は、ある日彼女の部屋の扉を開けようとする男の姿を目撃する。

 小宮のことが心配になった丸子は、他の部屋の住人に話を聞くようになり、やがて島崎という住人に不審を抱くようになる。

 前半は丸子がマンションの住人のことを調べ、不審な人物が挙がっていく中で、危険と思われる状況へ踏み込んでいく展開。

 そして、ついに丸子が小宮の部屋に足を踏み入れると、思いもよらぬことが語られることとなる。

 その語りは、笑いを織り交ぜ、これまでに起こった出来事の真実を明かしていく。

 前半で表された伏線を回収していく展開で、その真実に笑わされること多々。

 小宮の話を聞くのは、丸子と運送会社の先輩、荒川。

 荒川のリアクションも面白かったな。

 しかし、最後に更に思わぬ真実が明らかになる。

 前半で伏線と疑惑を散りばめながら、後半それを回収していく展開。

 先が読めず惹き込まれ、面白い作品だった。

 タイトルは最後の真実に当てられたものだったのかな。

/5

監督:水野格

出演:高橋文哉、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、菊地凛子、染谷将太、田中圭

於:TOHOシネマズ池袋


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