CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-154「フューチャー・ウォーズ」(フランス・ベルギー)

2024年05月19日 09時10分20秒 | フランス映画

お尻に64ギガよ

 2555年、終末の危機に瀕した地球で、1人のタイムトラベラーが人類を救うべく立ち上がる。彼の任務は2022年へ向かい、世界を変えたある事件を阻止し、未来を変えること。

 そんな彼に、歴史の改変を取り締まる時間警察の追手が迫っていた。(「作品資料」より)

 

 荒廃した未来を変えるべく奮闘する者たちの戦いを描いたSFアクション。

 かなりコミカル要素も強かったが。

 現在、原子力発電所の建設にサインをしようとしていたアルベール議員の元に、突然現れた男。

 そして彼を追ってきた時空警察の者たちも現れる。

 男はアルベールと娘のアリスを未来へと連れていく。

 そこでアルベールとアリスが目にしたのは放射線に汚染された荒廃した街の様子。

 そして、汚染された雲の襲来で人類が滅亡の危機に瀕していた。

 男はアルベールに原子力発電所建設を止めさせようとするが、歴史の改変を許さない時空警察と対峙することとなる。

 人類を救おうとするタイムトラベラーの男たちと時空警察との戦いを描いた話であるが、その戦いはかなりコミカルな要素を含んでいる。

 本当に人類滅亡の危機に直面しているのかと思う感じであるが、クライマックスはさすがにシリアスな展開となっていったな。

 何故に時空警察はそれ程原子力発電所の建設中止を阻止したいのか。

 決着を付けるのはタイムトラベラーたちではなく、アリスなんだな。

 荒廃した未来は、ゾンビも蔓延し、子供たちは巣穴と呼ばれる場所で過ごしている。

 未来の描き方というのはオーソドックスではあったが、話の行き着く先が気になる展開ではあった。

 かなり都合の良い話でもあったが、面白いSFアクションであったな。

/5

監督:フランソワ・デスクラック

出演:アルノー・デュクレ、フローラン・ドリン、エンヤ・バルー、ラファエル・デスクラック、スリマン=バプティスト・ベルフン

於:新宿バルト9


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