CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-191「Ike Boys イケボーイズ」(アメリカ)

2024年06月29日 11時01分42秒 | アメリカ映画
映画ではこうすることになっている

 オクラホマの片田舎。日本の特撮やアニメを愛するスクールカースト最底辺の高校生ショーンとビクラムは、日本からの留学生ミキと出会う。

 ある日、ショーンが入手したレアな日本のアニメのDVDを3人で鑑賞していると、突然電撃が走り、彼らは意識を失ってしまう。翌朝目覚めると、ショーンは手からビームを発射、ビクラムは超怪力というスーパーパワーを手に入れていた。

 やがて彼らは、世界の存亡を揺るがす陰謀に巻き込まれていく。(「作品資料」より)


 日本の特撮を見て育ったというエリック・マギーバー監督が、日本の特撮にオマージュを捧げたファンタジー。

 冒頭、日本のオガタ・ダイスケ監督が突然予言めいたことを言い出し、それをアニメ映画として製作するが、大ゴケ。

 時は過ぎ、1999年、オクラホマ州の片田舎に住む日本カルチャー好きのオタク少年、ショーンがそのビデオを手に入れる。

 ショーンと親友のヴィクラム、日本からの留学生、ミキがそのビデオを観ていると、3人はビデオから電撃を受けてしまう。

 そしてその日からショーンとヴィクラムは不思議なパワーを身につけることになる。

 実はアニメの内容が現実に起きようとしており、何モノかが封印された古代の神々を解き放ち、世紀末に人類を滅ぼそうと目論む。

 それを止めなければならないのが、ショーンたち。

 しかし、パワーを身につけたショーンとヴィクラムは対立してしまう。

 これは特撮によくあるパターンだな。

 アクションとまでは言えないが、パワーを発揮するシーンもCGなどでなく、いかにも特撮っぽい作り。

 最終的には3人が合体して巨大ロボとなり、敵と戦うという展開。

 果たして3人は人類滅亡の危機を救えるのか。

 あえて特撮満載の展開は面白かったが、さすがに緊張感はなく、やや弛んでしまっている感は否めなかったかな。

/5

監督:エリック・マキーバー

出演:クイン・ロード、ローナック・ガンディー、比嘉クリスティーナ、釈由美子、ベン・ブラウダー、岩松了、ビリー・ゼイン、金子修介

於:池袋シネマ・ロサ

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