CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-272「アナログ」(日本)

2023年10月20日 00時09分33秒 | 日本映画
今すぐ誰かを好きと言いてぇ
 手作りや手書きにこだわるデザイナーの水島悟は、自身が内装を手がけた喫茶店「ピアノ」で、小さな商社に勤める謎めいた女性・美春みゆきと出会う。
 自分と似た価値観のみゆきにひかれた悟は意を決して連絡先を聞くが、彼女は携帯電話を持っていないという。そこで2人は連絡先を交換する代わりに、毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。会える時間を大切にして丁寧に関係を紡いでいく悟とみゆき。
 しかし悟がプロポーズを決意した矢先、みゆきは突然姿を消してしまう。(「作品資料」より)


 ビートたけしが書いた小説が原作である恋愛ストーリー。

 主人公、悟は自分がデザインを手掛けた喫茶店で、みはるという女性に出逢い、少しの会話から話が合い、再び出逢うことを期待する。

 再び、喫茶店〝ピアノ〟を訪れた悟はみはると再会し、食事をすることに。

 その後もデートを重ねる二人。

 しかし、みはるは携帯電話を持っておらず、毎週木曜日にピアノで会う約束をし、どちらかの都合が悪く、来られなければしょうがないと諦める。

 仕事で悟が行けないこともあるのだが、今の時代、店に電話して、お客さんを呼び出してもらうとかしてくれないのかな。

 みはるが携帯を持っておらず、場所と曜日の約束だけでデートを重ねるというのが、〝アナログ〟ということか。

 悟は、仕事でもコンピュータに頼らずに手作りを大事にするところがあり、それもアナログな要素があるか。

 二人の関係、想いにもあるのかもしれないが、そこは判らなかったな。

 少し謎めいたところのあるみはるであるが、過去に傷、あるいはトラウマを抱えているのかなとは予測される。

 ついに悟が結婚を決意し、プロポーズしようと考えてから、みはるは一向に姿を見せなくなる。

 大阪へ転勤した悟は、一年後、みはるの過去と現在を知ることになる。

 悟はある決断をするが、仕事はどうするのかと思ったら、在宅でリモートを活用するアナログを離れたことをするようになるんだな。

 いずれにしても涙を誘う恋愛ストーリーで、二人の関係がどうなるのか気になり、惹き込まれる作品だった。

/5

監督:タカハタ秀太
出演:二宮和也、波瑠、桐谷健太、浜野謙太、藤原丈一郎、坂井真紀、筒井真理子、宮川大輔、佐津川愛美、鈴木浩介、板谷由夏、高橋恵子、リリー・フランキー
於:TOHOシネマズ池袋

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