CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

17-219「ライフ」(アメリカ)

2017年07月23日 00時03分17秒 | アメリカ映画
やつは生き残るために俺たちを殺す
 国際宇宙ステーション(ISS)では、473日間も滞在しているアメリカ人医師デビッド・ジョーダンをはじめ6名の宇宙飛行士が活動していた。
 ある日、火星から帰還した無人探査機を回収した彼らは、火星の土壌の中に未知の微生物を発見する。それは彼らの予想を遥かに超えるスピードで成長し、高い知性も見せ始める。
 世紀の大発見に興奮するクルーたちだったが。(「allcinema」より)


 火星から持ち帰った地球外生命体が急成長し、宇宙ステーション内でクルーたちを襲撃する。
 
 そんな最強のモンスターとなった生命体を、限られた空間となる宇宙ステーションで対峙することになるクルーたち。

 そして、この最強の生命体を地球へ行かせないため命を賭して奮闘する。


 宇宙で未知の生命体と遭遇し、それによって襲撃されるという、ストーリーとしてはそれ程新鮮味の無い作品ではある。

 話の内容として、どうしても「エイリアン」を思い出してしまうな。

 しかし、限られた空間内での展開、そしてこの最強の生命体を地球へとたどり着かせないため水際で奮闘するクルーたちの戦いは緊迫感があったな。

 最初は小さな生命体であり、その細胞の作りも驚異的で、ある意味人類の希望となりそうな生命体であったが、ラボで急激に成長し、クルーたちに襲い来る。

 ラボで最初の犠牲者が出てしまうが、そこでの展開は、ウイルスの脅威の可能性があったとはいえ、生命体が体から離れている隙に助け出しても良かったんじゃないかなとも思ってしまう。


 生命体を地球へ行かせないため、宇宙ステーションに閉じ込めて何とか駆除しようとするクルーたち。

 果たして、クルーたちは最強となった生命体を駆除し、自分たちを、そして地球を護ることができるのか。

 緊迫感溢れる対決からクライマックスは生命体を宇宙の果てに送り出そうとする展開。

 ラストは希望を与えながら、どん底へ突き落とすような結末。
 何となく今らしいラストだったな。


 クルーの一員、ショウ・ムラカミ役で真田広之が出演。
 早々に退場するかと思ったが、なかなか頑張っていたな。

/5

監督:ダニエル・エスピノーサ
出演:ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズ
    真田広之、アリヨン・バカレ、オルガ・ディホヴィチナヤ
於:新宿ピカデリー

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