CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

24-251「デューン 砂の惑星」(アメリカ)

2024年08月23日 01時32分49秒 | アメリカ映画

目覚めたまま夢を見た

 時は1万191年。宇宙を支配する皇帝シャッダム4世は、自身の地位を脅かす救世主の出現を恐れていた。

 宇宙移動に欠かせない貴重な資源である「メランジ」と呼ばれるスパイスが採取できる、砂の惑星アラキスには、皇帝のいとこであるアトレイデス公爵の一家が暮らしていたが、同家の息子ポールこそが救世主と判明し、皇帝は公爵の敵であるハルコネン男爵と手を組み、アトレイデスの失脚を図る。

 公爵は自害に追い込まれ、母ジェシカとともに砂漠に逃れたポールは、アラキスの原住民であるフレーメンと合流し、皇帝とハルコネン男爵の軍に挑んでいく。(「作品資料」より)

 

 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の「DUNE デューン 砂の惑星」 

「デューン 砂の惑星 PART2」が最近製作、公開されているが、同じ原作を映画化した作品があったんだな。

 1984年製作、日本では1985年に公開されているらしい。

 今回、4Kリマスター版でリバイバル公開され、そちらを鑑賞。

 監督が「ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」等のデヴィッド・リンチというのは興味深かったな。

 原作ありきの作品なので、ストーリーはそちらに沿っているのだろう。

 〝デューン〟と呼ばれる惑星、アラキスを統治していたアトレイデス侯爵は、ハルコネン男爵の攻撃によって一族もろとも滅ぼされる。

 唯一生き残った息子のポールは母親であるジェシカと共に逃亡、砂漠の民、フレメンの協力の下、復讐の炎を燃やす。

 先に鑑賞したドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版2作の話を1本にまとめたような感じである。

 逆に言えば、本作を更に細かく描いたのが、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督版ということになるな。

 先に本作を観ると、説明不足の感を受け、理解し辛い部分もあると思う。

 救世主に関する話などは、あまり触れられていなかったような。

 映像はなかなか当時でも見応えあるものだったかな。

/5

監督:デヴィッド・リンチ

出演:カイル・マクラクラン、ユルゲン・プロホノフ、フランチェスカ・アニス、マックス・フォン・シドー、ショーン・ヤング、パトリック・スチュワート、スティング、ホセ・ファーラー

於:シネ・リーブル池袋


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