CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-088「ミッション:ポッシブル」(韓国)

2021年06月11日 22時50分17秒 | 韓国映画
テーブルクロスを着た奴です
 カネのためならどんな依頼も引き受けるお調子者の探偵ウ・スハンのもとに謎めいた美女がやって来る。彼女は一流の秘密要員ユ・ダヒで、依頼は大規模な武器密輸事件の捜査に協力してほしいというものだった。
 最初は国家的犯罪に尻込みするスハンだったが、1,000万ウォンの大金を見せられ、たちまち快諾。
 しかし案の定、水と油の2人のコンビは、ことあるごとに衝突を繰り返し、事件を解決するどころか事態をひたすら混乱させるばかりだったが。(「allcinema」より)


 邦題を見ると、あの作品から少し拝借したんだろうなと思わされるが、実は、これ原題でもあったよう。

 原題が拝借したようである。

 中国の秘密要員の研修生である、韓国名、ユ・ダヒは、韓国の要員で協力者となる人物と手を組んで、武器密輸事件を捜査することとなる。

 しかし、その協力者となる要員が、ちょっとした手違いで、金のために動く、探偵ウ・スハンが担うこととなる。

 怪しみながらも、要員と信じて行動を共にするユ・ダヒ。

 しかし、元来お調子者であるスハンの言動によって、何度も窮地に陥ることとなる。

 そんな二人の凸凹ぶりの捜査行が笑いを引き起こしてくれるアクション・コメディ。

 中国諜報部では、事件の捜査に関し、ユ・ダヒを捨て駒として送ったようで、それには死んでも仕方がないという考えまで上層部は持っている。

 更に、スハンにも過去に何かあったようで、その苦しみが、逆にお調子者で軽い雰囲気を作っているよう。

 ちょっと見捨てられた風でもある二人が、ドタバタしながらも事件の核心に迫っていく様が興味深く、行き着く先がどうなるのか気になるところである。

 コメディではあるが、結構激しいアクションも見せてくれる。

 凶暴な武器密売人を相手にするということで、スハンは大丈夫かなと思ったりするが、実は彼の過去が、いざという時に役に立つという設定。

 凸凹なコンビが、うまくことを運べないながらも、何とか事件解決に奮闘し、笑いとアクションを堪能させてくれる作品であった。

/5

監督:キム・ヒョンジュ
出演:キム・ヨングァン、イ・ソンビン、オ・デファン
   キム・テフン、チェ・ビョンモ、ソ・ヒョンチョル、パク・チンス
於:シネマート新宿

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