CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-210「感染家族」(韓国)

2019年08月25日 22時57分24秒 | 韓国映画
誰か犬を黙らせろ
 平和な田舎の村でガソリンスタンドを営むパク一家だったが、いい年をした3人の子どもたちは定職もなく、その日暮らしの苦しい日々を送っていた。
 そんなある日、突然現われたゾンビに父親のマンドクが噛まれてしまう。ところが翌日、マンドクは弱るどころか見るからに若返り、村の老人たちの羨望の的に。そこで一家は、倉庫に捕らえておいたゾンビを使って若返りビジネスを始めること思いつく。
 すると村の老人たちが殺到し、ビジネスは期待以上の成功を収めたかに思われたが。(「allcinema」より)


 ある田舎町にゾンビらしきものが出現。
 それによって引き起こされる騒動を描いたサバイバル・コメディ。

 後ほどチョンビと名付けられるゾンビらしき者が現れるが、犬に追いかけられて逃げ回ったりと、ユーモラスさの方が強い。

 更に、ガソリンスタンドを営むパク一家の父親、マンドクがチョンビに噛まれるが、ゾンビになるどころか若々しくなっていく。

 それに目を付けた、長男、ジュンゴルの嫁、ナムジュや次男のミンゴルは、それを利用して一儲け目論む。

 そのビジネスは大成功に思えたが、やがて惨劇を引き起こす。


 ゾンビ登場によるサバイバル・ホラーではあるが、基本線はコメディかな。

 優柔不断のジュンゴルに一儲け目論むミンゴルが取る言動。

 チョンビがゾンビの割りにキャベツがやたらと好きで、いつもキャベツを齧っている様子など、ユーモラスな雰囲気が満載。

 しかも、末娘のヘゴルはゾンビであるチョンビにほのかに気持ちを動かされている様子。

 キャベツ畑で戯れているような様子は、「インド・オブ・ザ・デッド」かその他のゾンビ映画を、真似ているのかな。


 ゾンビ・ビジネスで順調に行っているように見えた中、事態は急展開。

 クライマックスは大量のゾンビに襲撃されることになるパク一家。

 その対峙する様子もコミカルな様相を呈しながらの展開。

 果たして、パク一家はゾンビたちの襲撃から逃れることが出来るのか。

 ラストはこれまた違った展開。

 ちょっと切なさを見せたクライマックスではあったが、ラストはハッピー・エンドということになるのかな。

 充分に笑わせてもらったゾンビ・サバイバルであった。

/5

監督:イ・ミンジェ
出演:キム・ナムギル、チョン・ジェヨン、オム・ジウォン
   イ・スギョン、チョン・ガラム、パク・イナン
於:シネマート新宿

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