CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-089「メッセージマン」(インドネシア・オーストラリア)

2019年04月12日 00時30分02秒 | インドネシア映画
これは訓練ではない、本物の拷問だ
 孤独な凄腕ヒットマンのライアンは今では足を洗い、安住の地を求めてジャカルタの小島を訪れる。そこで一人の少年とその母親と懇意になったライアンは、人生で初めての安らぎを感じていた。
 そんなある日、島民の金品を奪い少女を売買する海賊団のトラックに少年が轢かれ、瀕死の重傷を負う。ライアンは怒りに駆られ海賊を惨殺するが、手下を殺されたことを知ったジャカルタを牛耳るマフィアのリーは、腕利きの殺し屋を集め、ライアン抹殺を命じる。実は、リーは幼い頃に両親をライアンに殺され、ライアンへの復讐を誓っていた。
 一方、ライアンはかつて所属していた暗殺者ネットワークを駆使し援護を募り、封印していた銃を再び手に取るのだった。(「KINENOTE」より)


 引退したヒットマンが親しくなった人々を護るため、再び闘いに挑む姿を描いたバイオレンス・アクション。

 
 東南アジアのどこかの島の近くの海の上、ヨットで過ごしているライアンという男。

 たまに島を訪れては食料などを調達している。

 最初は、何をしているのかハッキリしていなかったが、一人の少年と知り合い、やがてその母親とも親しくなる。

 どのような展開になるのかと思っていたら、その少年が軽トラに轢かれてしまい、ライアンがつい軽トラのミラーを怒りで割ってしまう。

 乗っていたのは、海賊と呼ばれる者たちで、島を訪れては少女や金銭を強奪していく輩たち。

 ライアンに怒りを向ける海賊たちであったが、ライアンは彼らを惨殺する。

 ここから物語は、隠退した殺し屋であるライアンが再び闘いに挑む展開となる。

 華麗なる動きで相手を倒していくライアン。

 アクション・シーンは見応えあり、ライアンの動きが格好良かったな。

 仲間を殺された海賊たち。その海賊と繋がりがあり、かつてライアンに両親を殺され恨みを持つリーという男が差し向けた殺し屋たちと戦うライアン。

 さすがに多勢を相手に、一人では厳しいと感じたのか、かつて所属していたと思われる殺し屋のネットワークを使って、援護を頼む。

 こうして最後の戦いに挑む展開は、緻密な作戦と激しい戦いが繰り広げられ、緊張感が募ると共に爽快感もあったな。

 ライアンがどのように相手を倒していくのかが興味深く、爽快感も得られるバイオレンス・アクションであった。

 リーとの最後の対決では、ちょっと捻った展開になっている。

/5

監督:コーリー・パーゾン
出演:ポール・オブライエン、ヴェルディ・ソライマン、アジ・サントサ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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