CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-219「COLOR CROW 緋彩之翼」(日本)

2022年09月28日 21時55分52秒 | 日本映画
オレの服を勝手に畳むな
 西暦2045年。第3次世界大戦が終結し、大戦で最も勢力を伸ばした「東亜共和国連邦」はさらなる国家拡大をもくろんでいた。
 それに対抗すべく創立された日本の特務機関「国家特別防衛課」=通称「トクボウ」の隊員(=クロウ)の阿佐美煉は、ある組織に拉致された日本の友好国・トルジ共和国のニケ王子を救出せよとの指令を受ける。
 バディである乃木杏莉、王子の側近のスカイと共に救出に向かった煉は、王子が連れ去られた研究所へたどり着くが。(「作品資料」より)


 近未来を舞台に、国家の機密機関に所属する男たちの戦いを描いたファンタジー・アクション。

 第三次世界大戦後に勢力を伸ばした東亜共和国連邦に対するべく日本は機密機関、国歌特別防衛課(トクボウ)を設立。

 そこに刑務所に留置されている若者から適任だと思う人物を選び、クロウと呼ばれる要員に鍛え上げる。

 そんな中、トルジ共和国のニケ王子がお忍びでやって来た日本で拉致され、クロウの煉と杏莉が救出に向かう。

 過去の事件により大きなトラウマを抱えるクロウのメンバーたち。

 そんな彼らが、戦いながら成長していく様を描く。

 かなりチープな作りの作品ではある。

 アクション・シーンはあるのだが、それもちょっとアクションのリハーサルをしているような感じで、思い切りやっていないという印象を受ける。

 時折、笑いの要素を入れ込んでいるところはまだいいのかな。

 東亜共和国連邦が開発したという秘密兵器も登場し、内容からしても特撮モノと言えるかもしれないな。

 クロウたちはそれぞれに必殺技を持っているようであるが、それも今一つ出たのか出てないのか。

 いずれにしてもアクションとしては物足りない作品であった。

 最後まで観ていると、続編も匂わせるシーンがあったな。

 トクボウの長官役として渡辺裕之が出演。
 これが映画としての遺作になるのかな。

/5

監督:ヨリコジュン
出演:高本学、設楽銀河、日向野祥、阿部快征、近藤頌利、健人、湯浅雅恭、杉江優篤、小谷嘉一、小笠原健、村上幸平、内田裕也、渡辺裕之
於:シネ・リーブル池袋

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