CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-218「ヘルドッグス」(日本)

2022年09月27日 20時50分13秒 | 日本映画
あいつに老後は無い
 愛する人が殺される事件を止められなかったことから闇に落ち、復讐のみに生きてきた元警官・兼高昭吾。その獰猛さから警察組織に目をつけられた兼高は、関東最大のヤクザ「東鞘会(とうしょうかい)」への潜入という危険なミッションを強要される。
 兼高の任務は、組織の若きトップ・十朱が持つ秘密ファイルを奪取すること。警察はデータ分析により、兼高との相性が98%という東鞘会のサイコパスなヤクザ・室岡秀喜に白羽の矢を立て、兼高と室岡が組織内でバディとなるよう仕向ける。
 かくしてコンビを組むことになった2人は、猛スピードで組織を上り詰めていく。(「作品資料」より)


 近くの人を護れなかったことで、復讐に生きる闇落ちした警官の兼高。

 そんな兼高は警察に目を付けられ、極道潜入捜査官として関東最大のヤクザ組織に潜入させられる。

 室岡というサイコパスなヤクザと相棒となり、組織をのし上がっていくよう指示される。

 標的となるのは組織の若きトップ、十朱であり、彼の持つ秘密ファイルを奪取すること。

 かなり組織内でも入り乱れての動きがあり、そんな中で兼高と室岡はのし上がっていく。

 激しい肉体アクションにガン・アクションが繰り広げられる一作。

 そして潜入捜査官と言えども、闇落ちした兼高は敵となる相手を殺すことも厭わない。

 そこが、通常の潜入捜査官とは違うところなのかな。

 そんな感じの兼高なので、潜入捜査官とはバレないだろうなと思うのだが、それでも綻びは生まれるもの。

 そうなると最後に兼高と室岡の関係はどうなるのか。

 今一つ、組織の相関図が判り辛く、組織内の争いなのか、敵対組織が絡んでいるのか見極め辛かったな。

 クライマックスでは絡んでいる人物の意外な真相が明らかになる。

 最後の決着へと向かう展開は、やや唐突すぎる感じもしたが、容赦ない激しいアクションは見応えあり、果たして兼高がどのような動きを見せるのか、最後まで気になる展開であった。

/5

監督:原田眞人
出演:岡田准一、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、金田哲、木竜麻生、中島亜梨沙
   杏子、大場泰正、吉原光夫、尾上右近、田中美央、村上淳、酒向芳、吉田壮辰、赤間麻里子、小柳アヤカ
於:TOHOシネマズ池袋

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