CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-267「ナイトライド 時間は嗤う」(イギリス・フランス・アメリカ)

2022年12月03日 10時32分40秒 | イギリス映画
カーンには報酬を払っておくのが身のためだ
 ドラッグディーラーのバッジは恋人ソフィアとの未来のため、裏社会から足を洗うことを決意する。
 最後の賭けに出た彼は闇金業者ジョーから資金10万ポンドを借り、ウクライナ人密売人との大口取引に挑む。すべては順調に思えたが、弟分の失敗で麻薬を積んだ車を何者かに奪われ、買い手にも逃げられてしまう。
 ジョーへの返済期限が迫る中、バッジは失った麻薬と新たな買い手を探し出すべく、真夜中のベルファストを奔走するが。(「作品資料」より)


 足を洗うため、最後の取引に向かったドラッグディーラー、バッジの運命の一夜を描いたクライム・スリラー。

 部屋の中で取引に出かける前に恋人のソフィアと過ごすバッジ。

 そこからリアルタイムでバッジの運命の夜となる94分をワンショットで描いている。

 大半は、バッジが運転しているシーンが映し出される。

 そして、ひっきりなしに電話をかけるのだが、ほとんどの人物が電話の声だけの登場となる。

 画面に出てくるのは、バッジと恋人のソフィア、そしてバッジを尾けるトロイという男。
 あとちょっとだけ客が登場するくらいだけである。

 最大の恐怖の相手、闇金業者のジョーは電話の声だけの登場だが、それでもジョーに充分恐怖感を与えている。

 このジョーには「クライング・ゲーム」のスティーヴン・レイが当たっているらしい。

 ブツを乗せたバンを盗まれてしまい窮地に陥るバッジ。

 取引のためにジョーから大金を借りたバッジは、時間までに返済しないと命を奪われかねない。

 そして、愛するソフィアにも危険が及ぶ。

 ことの展開は、電話先の声と音だけであり、何が起こっているのか気になる展開。

 果たして、バッジは時間までにブツを取り戻し、取引を行って、金を手に入れ、ジョーに返済することが出来るのか。

 タイムリミットが迫る中、リアルタイムでの展開と運転をしているバッジの悲喜こもごもの表情が興味深い作品であった。

 ワンカットということだが、途中切れているのではないかなと思わせるシーンは二、三あったな。

/5

監督:スティーヴン・フィングルトン
出演:モー・ダンフォード、ジョアナ・リベイロ、ジェラルド・ジョーダン、キアラン・フリン、スティーヴン・レイ
於:新宿武蔵野館

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 22-266「ノー・セインツ 報... | トップ | 22-268「サイレント・ナイト... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

イギリス映画」カテゴリの最新記事