CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

20-021「リトル・モンスターズ」(イギリス・オーストラリア・アメリカ)

2020年01月14日 00時08分59秒 | オーストラリア映画
帰国する時は、コアラを連れて帰りたい
 冴えないミュージシャンのデヴィッドは、恋人に浮気されて姉の家に転がり込む。
 甥が通う幼稚園の先生キャロラインに一目ぼれした彼は、自ら志願して甥の遠足に同行することに。遠足中、子ども向けテレビ番組の司会者テディ・マクギルに遭遇し、子どもたちは大喜び。
 そんな彼らの前に、突如としてゾンビが現れ。(「作品資料」より)


 6年前にメンバーが脱退したことによって無職になったミュージシャンのデヴィッド。
 恋人とも喧嘩して、シングル・マザーの姉の家に転がり込む。

 甥を幼稚園へ送った際、担任のキャロライン先生に一目惚れしたデヴィッドは、志願して遠足の付き添いとして同行することに。

 しかし、訪れた牧場の隣には軍事基地があり、そこから極秘研究されていた対象が脱走する。
 それはゾンビたち。

 ゾンビは隣の牧場へとなだれ込み、キャロライン先生とデヴィッド、そして子供たちに襲い掛かる。

 まだまだゾンビに対し、現実の恐怖を感じられない子供たち。
 そんな子供たちを護るため、あの手この手で子供たちを宥めながら、脱出法を探るキャロライン先生とデヴィッド。

 元々子供のようなデヴィッドは、甥に対しても大人気ない言動をしていたが、そんなデヴィッドの言動と甥の反応をコミカルに描いている。

 そして、ゾンビに迫れている中でも、得意な歌を歌ったりして宥めるキャロライン先生。
 歌だけでなく、子供たちを助けるため、単身ゾンビの群れに立ち向かい、大格闘。

 牧場には、子供たちに大人気のTV番組の司会者、テディ・マクギルもやって来るが、ゾンビが現れると、子供そっちのけの行動を取る。
 そのゲスっぷりにも笑わされるところあり。

 テディ・マクギルを演じたのはジョシュ・ギャッドであるが、「アナと雪の女王」シリーズのオラフや「僕のワンダフル・ジャーニー」等で犬のベイリーの声に当たっていた人らしい。
 確かに、そう思えば、それらしい声と喋り方だったかな。

 
 ゾンビ・ホラーではあるがコミカルでハート・ウォーミングな雰囲気の作品。

 歌が世界を救うのか、そしてデヴィッドたちが最後にトライする脱出の顛末にも伏線が張ってあり、楽しい一本であった。

/5

監督:エイブ・フォーサイス
出演:ルピタ・ニョンゴ、ジョシュ・ギャッド、アレクサンダー・イングランド
   キャット・スチュワート、ディーゼル・ラ・ドラカ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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