<心の指針 第十九針> 【 自分の道を歩め 】
人生には岐路(きろ)がある。
右にゆくべきか。
左にゆくべきか。
それとも真直ぐにゆくべきか。
たとえば、
信仰と家庭。
仕事と病気。
受験と親子関係。
親友の意見と法友の意見。
親の考えと僧職者の指導。
会社の方針と主の教え。
悩むだろう。
選択に苦しむ日々もあるだろう。
ただ、私は、
あなたがた一人一人を信頼している。
私を信じている人が、
それぞれの立場で、
たとえ、別の道を選んだとしても、
いつかは、大いなる道で、
一緒になるということを。
無理はするな。
争いごとを求めるな。
しかし、
信念を持ち、
自分が正しいと信ずる道を歩め。
仏は、
常にあなたと共にある。
~経典ガイド~
現代のように複雑な社会では、「どの道を進むべきか」「何を選ぶべきか」で迷うことも多いでしょう。
『感化力』第三部には、
「みずからの選択の結果については、みずからが責任を取らなくてはなりません。
したがって、あくまでも自分自身で最善のものを選んでいくことです」
と説かれています。選択にあたり、周りの人の意見に耳を傾けなくてはならないこともあるでしょうが
、最後は自分が「正しい」と信じる道を選ぶことが大切です。
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